こんばんは、渋谷です。
相変わらず断食中ー。
今日は回復食1日目です。
朝からおでんの出汁で似た大根を食べてる。体重は2.5キロ減。ここからもう一息痩せてほしいなあ。
しかし、頭痛とかだるさとかが出て来てちょっと弱ってます。好転反応だっていうけどねえ。普段、頭痛とかない私には結構辛い。まあ、乗り切りたいと思います。
あと、断食始めてすぐにテレビ壊れたんだよ……。私はテレビ嫌いな子なのである意味ラッキーだったんですが、夫がショックをうけちゃって。
早々に今日、仕事サボって一緒に買いにいきました。REGZAの新しいのにすることにしました。タイムシフトだって。過去の番組を巻き戻って見えるらしいんだけど、そんな機能があったら夫はテレビの前から離れんぞ。
まあ、喜んでいる様子だったので良かったです。うん。高い買い物だったが……仕方ない。増税前に壊れてくれて、ある意味良かったと思うしかないわな。
というわけで本を読んだ話。あ、その前に一応書いておかなくちゃ。このブログ、もしかしたらTwitterに引き継ぐかも知れません。
なんかねー、このブログにかける時間が結構長くかかっちゃって……。ブログって形態だとどうしても長文書いちゃうんです。小説書きたいのに、なぜかブログにばっかり時間がかかっちゃうという。
それじゃ本末転倒なので、文字数制限のあるTwitterかなーって。まだ構想段階なんですけどね。そうなるかも。そしたら簡単な感想になるな。でも、このブログもランキングとか参加せずに覚え書きの体でやってますので、それでも大して私にとっての効果は変わらないんですよね。
……というわけで今度こそ本を読んだ話。「平場の月」が話題の朝倉かすみさんです。
吉川英治文学新人賞受賞作の「田村はまだか」です。えーっと、うーん、ちょっと、微妙だったなあ……。
Twitter気分なので簡単に。
ススキノのバー「チャオ!」に集う、40歳の同窓生5人。彼らは同窓会帰りに三次会でこのバーに集まっています。
5人は小学校の同級生。それぞれに個性的なキャラクターで、それぞれに悩みを抱いて生活しています。まあな40歳。今の私と同い年。悩むわな。不惑なのに惑うわな。
そんな彼らが待つのが田村。同級生です。鮮烈な印象を残し、遠くへ引っ越していった田村。彼を待ちながら5人はそれぞれの悩みを、ぽつん、ぽつんと語っていくのですが……。
と、いうお話。
結論から言うと、印象が薄い作品ですね。短編連作で、主人公はあれこれ入れ替わるんですが、みんな普通の人です。普通の人が、ちょっといつもと違うことを考えてみました、を切り取った作品。
だから、最近とみに思うのですが、こういう「読者の日常の延長線上の物語」ってジャンルがあるとしか思えんよね。毎日忙しい人が、ふっと息をつくために読む作品、みたいなジャンル。
私は小説に非日常を求めてるからなあ……。こういうの、印象に残らないんですよ。大体、本ってお金だして買うじゃん。そこでもう日常描かれてもなって思うのよね。だって今って無料の娯楽っていくらでもあるじゃないですか。スマホゲームも、YouTubeも。
道夫秀介さんもTwitterで仰ってましたが、そういう無料のコンテンツを上回るものを書かなきゃいけないって。そうそう、「いけない」って新作はその心意気で書きましたって。私はすごく頷いた。日常の切り取りは無料コンテンツに勝てるのか?そういうジャンルが好きな人には、いいのかも知れませんけどねえ。
だから、うん、読んで損したとは言わないけど、印象には残らないな。読み返しもしない。同年代が悩んでる話とか、もう自分のことだけで十分だ。
あー辛口ですね。決してお腹が空いているからではありません。
なかなか好みの話を引くのは難しいな……。同じ作家さんでも、作品によってカラーが違うしね。まあ、数打ちゃ当たるか。どんどん読んでいきたいと思います。
あ、もうすぐ200冊だ!と言ってもあと30冊か。これからは比較的明るい作品を読んでいきたいと思います。ちょっと子供向きのも読みたいなあ。剣と魔法の世界なんかもいいな。なんだかそんな気分になってます。
そんなわけで、またっ!