こんにちは、渋谷です。
幼稚園は卒園式が終わり春休みです。小学校への入学準備も佳境、新人賞の締め切りは3月末、そして春先はなにかと主婦は忙しい。
けれども本は読みたいのです。書きたい、読みたい。そこで時間を削るべく、ここでの感想文をざっくり短くしちゃうことにしました。自分用の備忘録、程度になりそうです。
なんせ書いてる話が終わらん……。300枚越えて終わらん。推敲もしまくりたいのに。これは3月末は間に合わんかな。ちゃんと納得いく形にして応募したいので、違う賞を目指すことも検討中です。中途半端で送り出したくない。かと言って春休み中の子供をほったらかしとく訳にもいかんしね。
ですのでここではざっくりと。太宰の「桜桃」を読みました。短編集。収録作は
ヴィヨンの妻
秋風記
皮膚と心
桜桃
となっております。
昔から好きだった太宰。短編集が好きでした。特に印象に残っていたのが「皮膚と心」。小さなプライドを抱えた罪のない誠実な女のたった1日のドラマ。太宰らしく、繊細で美しい。
「ヴィヨンの妻」はダメなダンナの描写がたまらなくいいよね。弱みを見せて女の心に取り入る、ヒモ体質の飲んだくれイケメン詩人。あちこちに女を作るのに結局どの女ともうまくやっちゃう。いい。こういう男、そのうち上手に書けるようになりたい。
この本は「角川春樹事務所」の出版で、又吉先生のエッセイも収録されてました。このエッセイだけでも読み応えがあった。やっぱり私、又吉先生好きだわ。
さて足早にこのへんで。
忙しい……昔ギャンブルだのスマホゲームだのに使ってた時間を今の私にとっといてあげれば良かった。スマホゲーム、あれは時間泥棒ですよ。ギャンブルはその上金も持っていきますが、今小説のネタになってるのでまあいいです。でもスマホゲームはなんの役にも立ってない。
という訳で、本を読んだらまた備忘録程度ですが更新しますね!
桜の季節、楽しんで下さいねー。