小説を書いています。 | 恥辱とカタルシス

恥辱とカタルシス

作家志望、渋谷東子と申します。
よろしくお願いします。

3連休は大寒波だそうで……。

 

こんばんは、渋谷です。

 

 

 

小説、書き始めました。長らく読書と構想だけでぼんやりしていたんですが、まとまったので動き出しました。新しいお話は、やっぱり「パチンコ屋に集うゴミクズニートたちの青春ミステリー」となりました。

 

舞台は2003年。パチンコ屋に足しげく通うゴミクズニートたち。時代は「世界に一つだけの花」の大ヒット、「スーパーフリー事件」「キルビル公開」なんて頃合い。パチンコ屋では「スロット北斗の拳」が登場し一大ムーブメントを起こしている頃です。「北斗」、打ったなあ。

 

これは黒歴史なんですが、私スロッターだった時代があるのよね。パチンカーではなくスロッター。一番ハマってたのが「スーパービンゴ」「アラジン」「ミリオンゴット」「サラリーマン金太郎」などの4号機時代。

 

まあ勝ててね。一日30万勝ちなんてざらだった。特に「スーパービンゴ」と相性が良くて、起きてパチ屋行って打って帰って風呂入って寝て、を繰り返してたら、いつの間にかテーブルの上に120万ほど諭吉が積みあがっていた。当然勤労意欲なんかなくなりますわな。

 

それまでにも貯金をしていたので、1年間スロットだけで食いました。まあ最終的には全部吐き出して終了、就職。よくある話ですね笑

 

あの頃の話が書きたかったんです。ゴミクズニートたちがかわいかった時代。ゴミでクズでニートなのに、キラキラした目で夢を語ってた時代。痛々しかったんだあいつらは。クズなのに自分をクズだと認識してない。立派に社会を構成する一員だと思ってる。自分には社会に大切にされる権利があると思ってる。まあ、私もそうでしたが。

 

今の若い子って賢いから、そうそうゴミクズにならないでしょ?

 

現代ではゴミクズは本物の悪なんですよね。昔はグレーゾーンがあったんだよな。クズしてても更生できるチャンスがあった。でも今はもうクズしたら戻れない。一般的な日の当たる場所を歩けない。

 

大変ね今の子たち。一回レール外れたらもう戻れないんだから。昔はその辺緩かった。あとチンピラが怖かった。最近もうチンピラなんて見かけませんが、昔は本気のチンピラがいたんだよね。ヤクザじゃない、だからこそ怖いもんなしのチンピラ。

 

ミステリーぽくする関係上、チンピラに登場頂かなければならなかったので、やはり時代は2003年になりました。私24か。もうさすがに大人になってる頃合いだな。

 

ホントは私が20そこそこだった時代(だから1999年ですね。世紀末)に設定したかったんですが、やはりスロットを題材にするなら「北斗」を出さぬわけにはいくまい。元ギャンブラーの方、ご納得いただけますよね?

 

あ、もしかしてご心配をおかけしてはいけないので書いておきますと、私妊娠を機にきっぱりギャンブルからは足を洗いました。煙草も。すっかり真人間。「結婚」じゃなくて「妊娠」ってあたりが夫がかわいそうですね。やっぱり女にとって子供の力って、すごいです。

 

 

 

そんなわけでしばらく読書はスローペースになりそうです。3連休は……多分書けんな。本読もう。そこで本読もう。


やっぱり久しぶりに小説書くと面白い。止まらない。大沢在昌さんに教えてもらったことをうまく使いたいと思います。


3月末までに仕上げて、小説すばるか新潮に出したいと思います。


さあー頑張ります!