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■□■非婚化の問題を解決するには
-結婚と少子化対策に関する考察①
皆さま、こんばんは
年末~年度末の怒涛の日々と緊張から
4月に入って少しだけ余裕が出てきて
仕事やっぱ楽しいわとまた思えるようになってきて嬉しい
シニアコンサルタントの松澤 花砂です。
さて、今日は「非婚化・少子化」に対する
現場に根差した私の考察を
マジメに投稿したいと思います
2023年3月31日に政府の「異次元の少子化対策」たたき台が公表され
4月1日に「子ども家庭庁」が発足しました。
私もたたき台の内容を読んだりや小倉大臣のメッセージを観たりしました。
そして、結婚相談所のシニアコンサルタント、
婚活アドバイザーとして私が思ったのは
「やはり、少子化に直結する最大の問題である
結婚と非婚化・晩婚化の問題はまた後回しにされたな」
ということ。
たたき台には「結婚」という言葉が使われてはいる。
しかし、ついでのように受け取られるし、
核心に触れる取り上げられ方はされていない。
子どもが安心して暮らし、教育機会等で等しく権利を保障されるのは喜ばしいこと。
しかしそれだけで「子ども産もう」ということに本当に繋がるでしょうか?
少子化の問題を嘆くなら
非婚化・晩婚化について今すぐ、真正面から取り組まないと
問題の根本的な解決にはつながらないのに
こういった意見を持つのは、
私のような婚活にかかわる人だけではないです。
私の周りの、結婚したい本人たちだけでなく
例えば結婚しない子どもをもつ親御さんなどにも、
またそういった個人的事情を持たない人でも、多く見られます。
問題は政治家の想像以上に深刻なんです
なぜ、結婚の問題を国が真正面から語らないかというと
「難しいから」でしょう。
婚姻制度の問題や
生き方の多様性の問題
福利厚生の制度の問題など、多くの要因が絡んでいるので
確かにやるとなったら莫大な労力がかかる。
それでも「少子化」が未曽有の大問題だと考えるなら
結婚をめぐる問題に真正面から取り組んでもらいたかった。
「異次元の少子化対策」というから期待したけれど
子育ての分野ばかりが取り上げられ
肩透かしをくらいました
さて、結婚をめぐる問題について
当ブログでは非婚化と晩婚化の視点から
2回にわたって考えてみたいと思います。
今日はその1
非婚化と少子化について
この表は私がデータを調べ、まとめたものです。
「アジアの小さな島国、日本の少子化はどれくらい深刻なのか?」
という視点でデータを集めてみました。
比較として選んだ国は以下の4国です
・北欧福祉国家として面積・人口とも最大のスウェーデン
・ヨーロッパの先進国であり続ける小国のイギリス
・出生率が回復傾向にあり、ついに2を超えたフランス
(出生率2は、2人のカップルから2人の子供が生まれるという意味で、人口維持の基準になります)
・アジアにあって日本以上に少子化が深刻な韓国
データを見てまず思うのは
日本の人口はやはり突出して多いなということ。
他の国と比較しても
日本はこの人口を維持することが本当に必要なのか?
疑問に思うところです。
そして、日本はこんなに多くの人が高密度で暮らす一方
国民幸福度は他の国に比べて低い
国民一人当たりの名目GDPも低い
(USドル換算ということを考えても)
問題は少子化というより
国の経済力が落ちてきたことと
それに加えて国民があまり幸せだと感じていないことの方が
ずっと深刻ではないのでしょうか?
スウェーデンと比較してみると
国土は日本の約1.2倍と大きくは変わらないけれど
人口は1,052万人で日本の10パーセント足らずとかなり少ない。
しかし、国民一人当たりGDPは日本の約1.6倍
国民幸福度は7.395と、日本より1.2ポイント以上高い
日本人としては悲しくなりますね
話を非婚化に戻すと
日本では
結婚しない≒子どもをもたない
という図式が、ほぼ当てはまります。
しかし、ヨーロッパの多くの国では
いわゆる正式な結婚ではない「事実婚」が公的に認められ
社会保障や税金面、法律的にも事実婚とほぼ同じ権利が認められます。
事実婚カップルの間に子どもが生まれた場合、
嫡出子・非嫡出子の区別なく、全ての子どもが同等の権利を有することができます。
事実婚家庭の子どもが、法律婚家庭の子どもと変わらない社会生活ができる。
ですので
結婚も離婚も大変な法律婚を選ばず
事実婚で「お試し結婚」をしながら権利を保障される。
子どもが生まれた場合、子どもも権利が保障されるので
結婚(法律婚)をしないで子どもを産むのは当然の権利
となる。
一方、儒教の影響で家族の中でも上下関係や
女性を低く見る傾向のある韓国では
結婚や出産に安易に夢を抱けず
また事実婚を認められていない。
インターネットなどで他国の現代的な価値観やライフスタイルとの比較で
結婚・出産に慎重になってしまうのは当然では
韓国の少子化の問題は日本より深刻だと言われています。
しかし女性蔑視や家制度がまだまだ社会に深く根差している日本も
構造は同じです。
韓国の現実からも教訓を学ぶべきでしょう。
事実婚は女性の自立的な生き方や働き方の安定と親和性が高いと思います。
日本経済の停滞が続いている中
「結婚したい。でも仕事と家事・子育てと両立できるか不安」
「結婚したい。だけど仕事が安定していないし
本当に一生この人でいいのか不安」
というふうに考え、結婚をためらう女性は、婚活の現場に多く見られます。
「しかし、子どもは欲しいのだ」と。
男性にも見られます。
こういった男女が
「お試しでもいいからやってみよう」と
パートナーとの事実上の結婚生活に飛び込めれば
フランスのように出生率を回復させることができるでしょう。
異次元の少子化対策をうたうなら
日本の現在の婚姻制度の見直しも視野に入れるべきでは?
非婚化の原因と問題をしっかり検討してほしいです。
現在日本の結婚相談所連盟の多くが、規約の中で
「成婚(結婚を決める)は入籍を前提」としていますので
法律婚を推奨する立場にありますが
これはいずれ近いうちに変わると思います。
「事実婚でも法律婚と同様の特定のパートナーシップであれば構わない」
というように、規約がかわっていくことを願っています。
次回は、
少子化対策の観点からみると
「晩婚化」は歓迎されざるものなのか?
について現場から私の意見を書きます。
また読んでね
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