● ゴール達成できない人の共通点は「進捗管理不足」 小さな進捗がやる気を生む理由
プロ歴15年、
最新の認知科学に基づく気功とコーチング、
そして“10年後も使える”ビジネス実務とアカデミアを、
超具体的ステップでマスターする
「なかだ塾」主宰の中田です。
先日は「なかだ塾週報会」でした^^
週報会は2022年4月頃からスタートしていますから、もうじき4年間続けていることになります。
何度も「大変なので辞めようかな」と思ったこともありました。
ですが、「成果を出してほしい」「ゴール達成してほしい」という思いがありますし、「必要?」と聞くと「必要!」「好評です!」という声もあるので、コンテンツをアップデートしながら続けています^^
もともとは、2021年頃に紹介しているハーバード大学教授の研究書籍
『マネージャーの最も大切な仕事 95%が見落とす小さな進捗の力』
にある「進捗管理」の考え方から来ています。

■マネージャーの最も大切な仕事は「進捗管理」
マネージャーの最も大切な仕事って何でしょうか?
評価でしょうか。
インセンティブ(報酬)でしょうか。
明確な目標でしょうか。
現状の外側のゴールでしょうか。
エフィカシーでしょうか。
コレクティブ・エフィカシーでしょうか。
モチベーションを上げることでしょうか。
さまざまな答えが出てくると思います。
でも実は、評価でも、インセンティブでも、明確な目標でもなく、「進捗の管理」だと言うのです。
さまざまな研究やマッキンゼーの調査などでも「進捗」という言葉は見当たらず、「それはあまりに当たり前すぎる話なのではないか」と不安に思ったハーバード大学教授である著者は、改めて調査を実施しました。
その結果、評価や目標よりも「進捗」が大切だと答えた人は、わずか5%だったそうです。
皆さんももし、「週報会」や「進捗」を馬鹿にしているとしたら、ヤバいマネージャーやリーダーである95%側かもしれません。
そして、あなたのゴール達成ができない理由は、進捗管理にあるかもしれませんよ^^;
1万超の日誌分析、669人のマネジャー調査……。
35年の研究からわかる新常識。
マネジメントを誤解していませんか?
進捗をサポートすることが日々社員のモチベーションを高める最善の方法であるということだった。たとえ進捗が小さなものであったとしてもだ。しかし先ほどのマネージャーたちは「進捗をサポートすること」をモチベーションを高める要素として最下位にランクづけしていた。マネージャーの最も大切な仕事 95%が見過ごす「小さな進捗」の力 テレサ・アマビール スティーブン・クレーマー
日本でも実際に、売上数十億円規模の会社や、売上10億円規模・従業員10人ちょっとの会社でも、うちとは異なる方法論ではありますが、進捗管理が取り入れられて成果を出しています。
なかだ塾のメンバーさんの成長の伸びが良いのは、なかだ塾週報会のおかげも一役買っているはずです。
そうでないと、うち以外のところで売上が0で伸びなかった方が、うちに来て半年間で売上アップし、しかもその方々が皆、数十万円単位で伸びている理由を説明できないのです。
認知科学に基づく気功や現代気功を0スタートで学び始めた医師の方が、たった数か月で総合病院で結果を出している理由も説明がつかないのです。もちろん、売上をアップさせる独自の方法論があるというのもありますが。
■人は小さな前進で最もやる気が上がる
人は、小さな前進で最もやる気が上がります。
昇進や評価よりも強く、
大きな成功よりも、
日々の「少し進んだ感覚」が重要なのです。
つまり、今日は前に進めたと感じられるかどうかがすべてです。
どんなに大きなゴールを掲げても、前に進んでいる感覚がなければ、
停滞感 → 無気力 → やる気ダウン
のループに入ってしまいます。
逆に、前に進んでいる感覚があれば、
前進 → 意味を感じる → やる気アップ
の良いループに入れるわけです。
では、具体的に何をすればいいのでしょうか?
■ゴール達成のために必要な4つの実践
現状の外側の、さらに延長線上の外側にあるゴールやエンドステートを達成するために、まずは小さな進捗を作ってもらいます。
タスクを細分化し、今日進める一歩を明確化しましょう。
次に、進捗を可視化します。
できたことを記録し、週報会やチェックリストでフィードバックを取ります。見える化することで、モチベーションが上がります。
そして、小さな成功を喜ぶこと。
即座のフィードバックが大事です。
他人が即座にフィードバックをしてくれない場合は、自分で「ヤッター訓練」を行います。
■1mmの前進でも「ヤッター!」と喜ぶ
苫米地理論でいえば、「ヤッター訓練」です。
どんなに小さなことでもいいので、
嬉しい、楽しい、気持ちいい、誇らしい、清々しい、
そういった感情で「ヤッター!」と喜びます。
気功、ギター、筋トレ……。
僕がやってきた習い事の多くは、現状の外側のゴールを設定しても、辞めてしまう確率が高いものです。
例えば、初心者が「ぼっち・ざ・ろっく!の曲が弾けるようになりたい」という現状の外側のゴールを設定してギターを購入しても、1年間続けられて本当に弾けるようになる人は1%もいないでしょう。
Fコード、ギターのチューニング、基礎練習……。
さまざまなところでゴール達成を諦めてしまいます。
だからこそ、1mmでも前に進んだらヤッター!と喜ぶのです。
■進捗を止める毒素要因を見つけて排除する
次が最も重要なのですが、毒素要因を排除することです。
人間関係によって仕事の進捗が止まってしまう人も少なくないはずです。
職場を辞める原因第1位は職場の人間関係です。
ゴールがあっても、毒が強ければ人はゴール達成を諦めるのです。
このように、人はちょっとしたことで進捗が止まってしまいます。
何が毒素要因になっているのかを特定し、排除できるものは排除していく。
排除できないなら改善策を提示する。
これが大事です。
先ほどのギターの例でいえば、
Fコード、ギターのチューニング、基礎練習など、前に進まない毒素要因を特定して改善策を探します。
PDCAサイクルは、C(Check)の段階でほとんどの人が躓くという研究がある通り、計画を立てて実行したくらいで改善までいかず、思考停止しやすいので注意です。
■have toではなくwant toで動ける状態をつくる
4つ目に、内発的動機づけを確認します。
意味のある仕事、意義ある訓練であると感じさせ、自律性を奪わないこと。
内発的動機づけを守ります。
心理学や学術の世界では、ざっくり言えば、
内発的動機づけは want to、
外発的動機づけは have to
として語られることがあります。
現状とゴールとがかけ離れていればいるほど、高いエネルギーと創造性が生まれます。
ただし、現状の外側のゴールなら何でもいいわけではありません。
人から言われても動けないのは、外的動機づけでhave toになってしまうからです。
逆に言えば、人から言われたことでも吟味し、自分の中でwant to化できるほどマインドの使い方が上手ならば、ゴール達成はしやすくなります。
ここら辺は、ノリが良い人ほど強い印象がありますね。
遊戯王カードやろうよ!
一緒に旅行に行こうよ!
と言われて「YES!」となる人ほど、want to化が早いので動けるわけです。
もちろん、ノリの良い人は吟味が浅いと、煩悩に振り回されやすいというリスクもありますが。
ここら辺は人の認知モデルによりますが、いくら自分の心からwant toでやっていたとしても、
ちょっとしたことでhave toに変わってしまうことがあります。
■ルー・タイスが教えた「have to→want to」の転換
オリンピック長距離ランナーのキプチョゲ選手は、最後の400mになると、いつも激痛を経験していました。
肉体的には、検査の結果、何も問題がなかったそうです。
コーチングの元祖ルー・タイスは、肉体ではなく、心理的に問題を作り出していたのではないかと考えました。
そこで、have toをwant toに書き換えた強烈なエピソードがあります。
キプチョゲは、「しなければならない」を基準に考えることで、自ら痛みの原因を作り出していました。
以前、キプチョゲ・ケイノというケニア出身の長距離ランナーのコーチを務めたことがありました。彼はモントリオール・オリンピック出場を目指していたところで、レースの最終ラップ、最後の400メートルになるといつも経験する激痛に打ち勝つために、何か心理学的な訓練方法はないか知りたがっていました。
私は彼にたずねました。
「レースのそのポイントに差しかかったとき、何を考える?」
「あと400メートルも走らなければならないと、思います」
「“しなければ”を基準に考えることで、自らの痛みの原因をつくり出していました」
そこで私は言いました。
「解決策はあるよ。でも、君はそれを嫌がるかもしれない」
「教えてください。どんな方法ですか?」
「最終ラップに入って、最後の400メートルを走らなければならないとわかったら、そこで止まるんだ。走るのをやめるんだよ。そこで止まって、トラックの内側に座り込むんだ」
キップは言います。
「そんなの、ばかげています。座り込んだら、レースで負けてしまうじゃないですか」
「そうだ。でも、少なくとも君の肺は苦しくなくなる」
「僕が何のために走っていると思っているんですか?」
「まったくわからないな。いいかい? 私が走らないことは知っているだろう? 私だって、あの痛みは我慢できないさ」
「僕が走るのは、モントリオール・オリンピックで勝てたら、牛がもらえるからです。僕の国では、それでずいぶん金持ちになれるんです。家族は、僕をアメリカの大学に送るために自分たちの生活を犠牲にしてきました。だから僕は、家族のためにも国のためにも、金メダルをとりたいんです」
私は言いました。
「じゃあ、黙って走ったらどうなんだ? 君は走る必要はない。でも、走ることを選んだ。私になぜ走りたいかを話した。それは君自身の考えだ。本当は無理して走る必要などないんだよ。レースを終える必要なんてないんだ。いつだって止まることができるんだ」
「僕は走って勝ちたいんです」
「じゃあ、それに気持ちを集中しろ。『したい』『選ぶ』『好む』を忘れずに練習しなさい」
(p85 ルー・タイス『アファメーション』)
■人生のhave toを減らすシンプルなワーク
人生の中で「have to」「しなければならない」を減らし、want to「したい」「選ぶ」「好む」の動機づけに変えていくワークを紹介しましょう。
want to100%に近づけていくワークです。
まず、紙を用意してください。
もしくはスマホのメモ帳を開いてください。
紙なら中央に線を引きます。
スマホのメモ帳なら、中央ではなく上下で分けてください。
左側には、
「いまはしていないけれど、しなければならない」と考えている項目
を書き出します。
一項目ごとに、
「私は……するべきだ」
「私は……しなければならない」
と書きます。
右側には、
「もし本当にしたければ、私は……できる」
と書きます。
例えば、
「私は月商100万円稼ぐべきだ。10kg痩せるべきだ」
という項目の右側には、
「もし本当にしたければ、私は月商100万円を稼げる。10kg痩せられる」
という項目が並びます。
また、
「私は朝6時に起きなければならない」
という項目の右側には、
「私は毎朝6時に起きることを選ぶ」
と記すことになります。
例えばスマホ版を想定すると、上側にはこう書きます。
・私はブログを書くべきだ。ブログを書かなければならない。
・私は気功のワークをするべきだ。気功のワークをしなければならない。
・私は月商100万円稼ぐべきだ。100万円稼がなければならない。
・私は10kg痩せるべきだ。10kg痩せなければならない。
・私は朝6時に起きるべきだ。朝6時に起きなければならない。
次に、下側にこう書きます。
・もし本当にしたければ、私はブログを書ける。
・もし本当にしたければ、私は気功のワークができる。
・もし本当にしたければ、私は月商100万円稼げる。
・もし本当にしたければ、私は10kg痩せられる。
・もし本当にしたければ、私は朝6時に起きられる。
そして最後に、
・私はブログを書くことを選ぶ。
・私は気功ワークをすることを選ぶ。
・私は月商100万円を稼ぐことを選ぶ。
・私は10kg痩せることを選ぶ。
・私は朝6時に起きることを選ぶ。
と書きます。
ルー・タイスの言い方でいえば、これは自己との対話のハンドルを握り、自己認識と責任、動機づけのレベルを引き上げるために考えられた方法です。
セルフコーチングプログラムのTPIE(タイス・プリンシプル・イン・エクセレンス)などでも、似たようなワークがあります。
最近、TPIEをベースに解説されている『新版 コンフォートゾーンの作り方』著者・苫米地英人も発売されましたが、こちらにはワークが詳しく載っていません。
TPIEをベースにしてワークが追加されている『マインドの教科書』著者・田島大輔/苫米地英人の内容を、なかだ塾式にさらにシンプルにしたワークも紹介します。
■なかだ塾式want to100%ワーク
1、1~3日前までを振り返って、どんなことをやっていたかを書き出してリスト化してみてください。
2、そうしたら、リストの項目一つひとつに対して、「want to」だったら〇を、「have to」だったら×を付けてください。
3、もし×のhave toがあったならば、それが本当に「have to」なのかを吟味します。それがwant toなゴール達成に合致しているのなら、本当はwant toのはずです。吟味した結果、実はwant toではないでしょうか。
4、確認後にも×が残っていたら、そもそもゴール自体がhave toになっているか、ゴール側のセルフイメージの臨場感が下がっている可能性があります。
5、want toなゴールが見つかっていない場合は、まずは「want toなゴールを見つける」というゴール設定から始めましょう。
■進捗管理・毒素要因・want toが揃うと人は伸びる
内発的動機づけや外発的動機づけ、want to、have to以外にも、最新の研究では「さらに先」があることがわかっています。
なかだ塾マスタークラスでは、すでに数年前に講義しているのですが、その「さらに先」については、なかだ塾マスタークラスでお伝えしています。
■ オールライフコーチングプログラム
余談ですが、苫米地英人博士の2014年前後の教材
「オールライフコーチングプログラム」のユニット13
「毎日の過ごし方(日々の送り方)」の中には、
スケジュール帳に計画を書いてはいけない。
という、かなり強烈なワークがあります(笑)

・苫米地式オールライフコーチングプログラム
さらに言えば、
スケジュール帳を見ない日々を過ごすというものです。
これは、いわゆる進捗管理とは真逆のアプローチですね。
計画を立てたり、スケジュールを確認すると、
無意識が「今日はこれをやらなければならない…」と
have to(やらなければならない)に支配されてしまう
という論理です。
とはいえ、
煩悩や獣脳にばかり従って、
享楽的・刹那的に生きていては、
そもそもビジネスはうまくいきづらいですし、
気功も上達しません。
煩悩や獣脳にばかり従って、享楽的・刹那的に生きている人は、
お金もない傾向にあります。(当たり前ですが、、、)
一方で、
調教師である前頭前野や高次脳ばかりを使っていても、
パワーが出てこないし、人生も面白くなくなる。
要するに、ここはバランスの問題です。
どうしても、
・予定をギチギチに詰めてしまう
・受験生の頃の感覚が抜けない
・スケジュールに対してhave toが強い
こういった方は、
あえてスケジュール帳を見ない日々を過ごしてみることで、
R(リアリティ)が揺らぐので、とても良いワークになります。
この文脈で言えば、
獣脳のパワーを解放する
ということです。
ただし、ここは非常に重要なポイントで、
獣脳の強いパワーは、
調教師(前頭前野・高次脳)が方向性を示さないと、
簡単に暴走します。
例えば、
・ダイエットしたいのに毎日お酒を飲む
・プロになりたいのに遊び続ける
・貯金したいのに旅行ばかりする
といった状態に陥るわけですね。
そして、もう一つ補足しておくと、
苫米地博士ご自身の場合、(当時は)秘書がスケジュールを管理し、外側から予定が入っていた
という点も忘れてはいけません。
つまり、
「自分でhave toを作らない」という状態と、
「社会的な役割やミッションに基づいて予定が入る」という状態は、
全く別物です。
ここを誤解すると、
ただのノープランな人になってしまうので注意が必要です。
■最後に
最後に、
なかだ塾に参加し、なかだ塾週報会で一緒に現状の外側のゴールを見つけ、want to100%の人生を生きていきましょう!
僕の場合は、よく
「やりたいことばかりやっていて、うらやましいですね(笑)」
「人生楽しそう」
「なかださんに会うと楽しそうで元気になります」
と言われますが、実はそれが“正しい状態”なのです。
当然現状の延長線上の外側のゴールに向かうということは、
現状のコンフォートゾーンの外側に出るということですから、
苦しいことはたくさん起きます。
しかし、コーチングを実践していて、やりたいことをやっているのに、
顔が暗かったらヤバいです。笑
なぜなら、本来人間は、
want toで動いたときに最もパフォーマンスが上がり、最も創造性が発揮される存在だからです。
逆に、have toで動き続けている状態というのは、
どこかで無理をしている状態であり、
長期的にはパフォーマンスも幸福度も下がっていきます。
だからこそ、
「やりたいことばかりやっている人生」=特別な人の話ではなく、
設計すれば誰でも到達できる状態なのです。
そのために必要なのが、
小さな進捗を積み重ねる環境であり、
毒素要因を排除し、
want toを育てていく習慣です。
なかだ塾週報会は、まさにそのための場です。
一人では見えなかったゴールが見え、
止まっていた進捗が動き出し、
気づけば「やりたいことばかりやっている状態」に変わっていく。
そんな環境を用意しています。
次は、あなたの番です。
一緒に、現状の外側のゴールを見つけ、
want to100%の人生を生きていきましょう!
まずはなかだ塾説明会に一歩を踏み出してみてくださいネ!
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