● 野村万作・萬斎・裕基~狂言三代~と600年以上の歴史ある内部表現書き換え技術
プロ12年目の最新の認知科学に基づく気功とコーチングと、10年後も使えるビジネスの本質を超具体的ステップでマスターするなかだ塾を主催している、中田です。
個人セッション、なかだ塾マスタークラス2実践編第8回これからの社会情勢とパラダイムシフトと続いていきます!
さて、先日は「野村万作・萬斎・裕基~狂言三代~」を観に行ってきました^^
野村萬斎さんの舞台や映画陰陽師などは何度も観たことがありましたが、狂言は初で感動しました。
・あなたは気功技能式神や「気功技能=気功技術+圧倒的経験©なかだ」をちゃんと使えていますか?
細かなところは素人ゆえにまだまだ知らないことも多いでしょうが、萬斎さん曰く、狂言は歴史が歌舞伎や能よりも長く、歌舞伎や能にパクられた(笑)と解説で言っていましたが、600年以上の歴史を持ち、内部表現書き換え技術というか洗脳技術(脱洗脳技術)のマインドエンジニアリング技術という意味で感動しました。
野村万作さんといえば、和泉流の狂言師として一時期衰退の危機に瀕していましたが、この流派を復興し、弟子の育成や舞台公演を次世代に継承した功績を称えられ、1997年に重要無形文化財保持者(個人認定)として人間国宝に認定されました。
なるべく人間国宝というレッテルに縛られない見方をしようと頑張ってみました。
野村裕基さんといえば、萬斎さんの長男で3歳が初舞台で厳しい指導を受けてきたようです。若いのに舞台上で貫禄があるように感じました。
で、萬斎さんの「狂言とは、おままごとである」って一言にヤバい感動がありました。
狂言とはおままごとであるが、マインドエンジニアリングの本質を突いているとは?
狂言とはおままごとであるは、内部表現書き換え技術というか洗脳技術(脱洗脳技術)のマインドエンジニアリング技術の本質を突いている感じました。
マインドエンジニアリングとは、ホメオスタシス同調を使って、自分のイメージを洗脳(脱洗脳)したい相手の心に植え付ける技術がマインドエンジニアリングの技術です。
鑑賞している観客は変性意識状態にあります。言葉や仕草で観客は風景をイメージするので、テレビや映画のセットや小道具は必要ありません。
というと、臨場感を出すには、VRやARや映画のようにセットをよりリアルにと考えちゃいますが、人間は物理空間だけでなく情報空間にまでホメオスタシスが広がっていることを「小説で涙で流す問題」で我々は理解しています。
小説で涙を流す問題とは、認知科学者苫米地英人博士がVRの研究をしていた時に電車の中でガタンゴトン揺れている中で、小説を読んで涙を流している女子高生がいて臨場感について考えさせられたという問題です。
・生成AIで作った画像「電車の中で小説を読んで涙を流す女子高生」より
・涙流れてなくね?若干悲しい表情をしている気はしますが
電車の中でガタンゴトン揺れているってことは物理空間の臨場感は相当高いはずなのですが、小説の情報空間の臨場感が勝ってしまって、涙を流してしまうのです。
物理空間に囚われがちな人にとっては、強烈なこれからのパラダイムシフトです。セットや小道具は必要ありません。
そういうことを考えると、我々がコーチングや気功のセッションを高級ホテルのラウンジでセッションするとかはまだまだ内部表現書き換え技術が未熟と考えられるかもしれませんネ。(僕は5年くらい前に高級ホテルでのセッションは卒業しましたが、技術がまだまだ浅い人の演出としてはありかも)
狂言は、セットも、小道具も最小限で、内部表現を書き換えます。
600年前から伝統を守り続け演目で変わっていないらしいので(釣針でなぜ女が釣れるのか?はの解釈は分からないと萬斎さんは言っていました)、狂言は笑いを通して人間模様や社会の出来事を描く芸能であって庶民的でユーモラスな演目ではありますが、織田信長や上杉謙信や徳川家康や明治天皇などなども鑑賞していたかもしれません。そう考えると、面白いです。
で、手を振った時に、包丁に見えるわけで、包丁に見える人には狂言は楽しめるけれど、ただ手を振っているようにしか見えない人には狂言は楽しめないわけです。演者と観客の力量次第です。
萬斎さん曰く、狂言はおままごとなのです。おままごとを楽しめるかどうかが大事と。
「マインドエンジニアリングというと、洗脳される!」と思ってしまう方もいるかもしれませんので、脱洗脳についても簡単に書いておきたいと思います^^
定義上、相手の利益100%ならば洗脳ではなく、教育になります。他人の利益になると洗脳です。
例えば、ピアノで平均律を教えるとある手法がありますが、それは某国が使う洗脳工作だと言われています。この手法を一度習ってしまうと、ハンデを背負ってしまうために、ショパンコンクールなどで優勝できなくなってしまいます。
脱洗脳のススメ~外部から与えられた命題を客観的に選択でき、徹底的にアンカーを取り去った状態
洗脳されている人は洗脳されていると思いもしません。
代表格の資本主義洗脳や拝金主義洗脳は強烈です。
名誉欲、食欲、物欲、性欲、権力欲などによって人間の欲望を肯定し、加速させていきます。
1,2つ前の記事で書いた資本主義によるドーパミン加速と、モアマインドセットってやつですね。ゴールに関する依存はおkですが。
・動画の最後では、(金融)資本主義の危険性を語られています^^
人がブランド品や高級車や飛行機のファーストクラス、タワーマンションを求めるのはステータスゲーム洗脳によるものですが、ステータスゲームは特に洗脳力が強いと感じています。
世界で最も強い企業がステータスゲーム系のブランド品の企業でもあります。ステータスゲームや消費を煽るために、CMをバンバン打ったりもしています。
ステータスが上がれば気持ちよくなれて、ステータスが落ちると地獄の気分を味わうことになります。
煩悩はほどほど(中庸)がコツです。
問題は、その欲望はあなたが本当に望んだものなのか?ということなのです。
平屋から、タワマンまで様々な家に住んでタワマンが良かったのならば、タワマンでもおkでしょう。
ただ、現在のアメリカのミリオネア(お金持ち)以上の多くは、郊外で週末は家族や友人とワインを飲みながら暮らすBOBOSのようなスタイルが流行していますが、そちらはどうでしょうか。
タワマンとBOBOSのように客観的に選択できているでしょうか。
外部から与えられたあらゆる命題を客観的に選択することができる状態と自分の心に埋め込まれたアンカーを徹底的に取り去った状態が究極の脱洗脳状態で、洗脳が解けた状態です。
と言っても、ありとあらゆる洗脳が解けると、この世は幻だから人里離れた場所で仙人のように生きるという晴耕雨読になりがちです。空観と言いました。小乗の縁起とも言いますね。
ということは、大乗の縁起もあり・・・。
空観だけでなく、仮観の役割を果たすという中観が大事になってきます。
そんな技術論を思ったり、ただただ楽しんだりの初狂言でした^^
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