● 気功、ヒーリングに興味を持つ人たちこそ、合理性が成功法則になる
プロ12年目の最新の認知科学に基づく気功とコーチングと、10年後も使えるビジネスの本質を超具体的ステップでマスターするなかだ塾を主催している、中田です。
「いいか、あんな大人になるんじゃないぞ」
という「はじめに」が印象的だなと感じた「親子で学ぶどうしたらお金持ちになれるの?人生というリアル人生ゲームの攻略法」著者橘玲をちょっと前に読了しました。
あんな大人とは?
うちのブログではお馴染みの作家の橘玲さんですが、人生の資源(お金や時間)は有限だから必要なことはただ1つ、「合理的に考える」ことだと言います。
人は合理的でないからこそ、合理性が大きな武器になるようです。
【参考書籍】2024年11月25日発売!
・東京大学での「次世代にどのような社会を送るのか?リベラル化する世界の分断」に抽選が当たって参加できたこともありました。この時の講演会の多くの内容は「上級国民/下級国民」の書籍になっています。
気功、ヒーリングに興味を持つ人たちこそ、合理性が成功法則になる
で、気功やヒーリングに興味を持つクライアントやプロ気功師やヒーラーとプロ12年以上たくさん会話をしてきましたが、合理性を欠いている人が多すぎると感じています。
僕は年商1000万円~10億円のコンサルさん数十人などなどの過去のそこそこ膨大な経験からも、比べてしまうと、合理性がないなーと感じることが多いです。
うちのメンバーさんはピアノ業界トップのアーティストや武術歴30年以上の武術家などアーティスト気質な人も多いのです。僕自身も、高校時代はギターに命をかけていました。全国3位なので。
なので、気持ちは分かるのですが、、、。
ゆえに、気功師やヒーラーさんは合理性を2割3割でもアップするだけで、普通に成功することができるようになるでしょう。
人的資本は一極集中する
いつものように、人生的資本(スキル、知識、経験)は一極集中することでライバルに差を付ける。社会的資本は愛情や友情空間なのでお金はほどほどに。誕生日プレゼントにお金を渡すと愛情や友情は壊れやすいです。
・友情空間のイメージ
金融資本は負けたけれどいい投資はないように徹底的に合理的に考えることを進めてきます。
人的資本の基本戦略は、人的資本は実績になる仕事をする。同じ仕事を長く続ける。仕事を楽しむということになります。
コンビニバイトも大事な仕事ですが、これだと実績になりません。プロジェクトの成功、コンテンツがヒットした、優秀な賞を受賞などの実績は達成した人が少ないので、実績になる仕事をすることは大きな人的資本になります。
2つ目は複利が働くために同じ仕事を長く続けることです。1~2年で仕事を変えていると、実績を作れず、同じ仕事であっても、経験があるほど高いお金を払って貰えます。
3つ目は、好きなこと、得意なことにすべての資源を投入することです。好きや得意でないと長く続かないからです。
作家の橘玲さんは大学を卒業する頃から遅くとも30歳くらいまでには、自分のスペシャルを決めないといけないと言います。すると、ライバルとの差が少しずつ開いていって、それが実績として、複利で詰みあがっていきます。
例えば、気功師・ヒーラーとして生きると決めたのならば、気功関連に全ぶっぱするということです。なぜならば、あなたよりも才能があったり、優秀なライバルがゴロゴロいるからです。
しかし、そんなライバルもお金や時間は有限です。優秀なライバルほど忙しい傾向もあります。
だからこそ、全ぶっぱすることで、優秀なライバルの2~3倍の時間をかければライバルに勝つことができるようになるわけです。5年~10年も全ぶっぱし続けると人的資本がとてつもない差になります。
例えば、作家の橘玲さんは2000年代に作家で生きていくことを決めたときから、世界中で作っていた銀行での投資を辞めて、1日中本を読んで執筆することをメインにしたそうです。性格的にそれがまったく辛くなかったそうです。
サラリーマンなどのベルカーブな世界とは違ってYouTuberや作家業のようなロングテールの世界では成功後の報酬は無限ですが、失敗した時の報酬は微々たるものになってしまいます。成功するのが一握りですから、合理的です。
合理性の補助線
そんな人的資本、社会的資本、金融資本という幸福の土台となる考え方に「シンプルで合理的な人生設計」から「合理性」の補助線が加わりました。
【参考書籍】
主観的に不幸であっても、人的資本、社会的資本、金融資本がある人は客観的には幸福なのです。主観になりがちな幸福を客観的に議論可能にしたのは凄いことかと思います。でも、最後には、主観的に幸福かどうかが大事になります。客観的には恵まれていて、すべての資本を持っていても、主観的には不幸で自殺してしまう人はいるように。
僕は「シンプルで合理的な人生設計」をかなり気に入っていて、合理性の補助線は革命的だなと感じました。
タイパ、リスパ、コスパ、期待値を計算しよう
合理性とは、投資した資源(リソース)に対してより多くの利益(リターン)を得ることです。
マスタリーする期間は投資した資源よりも多くの利益を得られないことも多いので、ここら辺は難しいですね。戦略的忍耐で数年間赤字を垂れ流すしかないこともあるからです。
YouTubeやブログを始めてもなかなか芽が出ないことに似ています。
しかし、ある閾値を超えると、膨大なリターンが得られるので、切り替えるか、そのまま続けるかのスイッチの見極めが必要です。
タイパとはタイムパフォーマンスのこと。リスパとはリスクパフォーマンスのこと(橘さんの造語だったはず)。コスパとは説明不要でしょう。
ここでのリスクとは統計学で「損得の可能性のばらつき」のことを言います。一般的にはリスクは危険と訳されます。
コスパだけでなく、リスパやタイパも考えて、期待値計算をすることを説きます。
世の中では「コスパ最高!」ということはありますが、ちゃんと期待値やタイパやリスパまで教えてくれるところはほぼありません。
例えば、手持ちの資金を1000円として、1~6のサイコロを振って、1が出たら-100円。6が出たら+100円。その他は0円というAゲームがあったとしましょう。サイコロを6回振れば+-0に平均的には近づいていくので期待値は0円になります。
Bゲームでは、1~6のサイコロを振って、1が出たら-1000円。6が出たら+1000円。その他は0円というBゲームを行います。期待値は同じ0です。
あなたはAゲームとBゲームのどちらをやるでしょうか?
リスパということを考えると期待値は同じなのだから、リスクの小さいゲームを選ぶことが合理的になります。この場合はAを選んだ方がいいわけです。Bゲームをしてしまうと、1が出た瞬間にゲームオーバーになってしまうからです。
人生というゲームはずっと続くので勝ったときのことよりも最悪なことが起きたときのことは常に考えておく必要があります。期待値が同じなら、リスクの小さなゲームを選ぶべきなのです。
次に、1~6のサイコロを振って、1が出たら-100円。6が出たら+100円。その他は0円のCゲームがあったとしましょう。期待値は0です。
Dゲームは、1~6のサイコロを振って、1が出たら-50円。6が出たら+150円。Dゲームがあったとしましょう。期待値は+50円です。
CゲームとDゲーム共に、リスク(損得の可能性のばらつき)は同じで、Dゲームの方が期待値は+50円なので、Dゲームの方を選んだ方が良いということになります。
なかだ塾や他所スクールのコスパ、タイパ、リスパ、期待値を計算してみよう。
他にも、なかだ塾とほぼ同じ値段で気功を学べる機会があったとしましょう。なので、コスパは同じとします。
うちの講座はセッション、セミナー、チャットワークなどでリスクが低いわけです。他のスクールより成功期待値も高いということならば、なかだ塾を選んだ方が合理的ということになるわけです。
2日間で20万円や30万円の講座は半年間の講座よりは価格は安いので、短期的なコスパはいいのですが、成果が出ずらいために期待値は低くなります。リスクは価格が低いためにリスクも少なめです。
ただ、結局、その講座を6回受けるのならば、なかだ塾を受けた方が期間も8か月と長いし、合計金額のコスパも6回受けるより安くなるし、成功期待値も高くなるということになるわけです。
なかだ塾では、合わなかった時のリスクを考えて、事前に説明会や体験セッションを設けているので、リスパ(危険含め)も最小限となってます。
起業や副業はどうなの?損失限定の利益は無限大のギャンブルが起業・副業
では、起業や副業はどうなのか?というと会社員はリスクが小さく、利益も少なく、期待値は普通だとしましょう。
起業や副業はリスクは高いですが、期待値が高く、利益は無限のロングテールの世界です。からこそ、世界中の若者が起業に挑戦するわけです。
特に、リスクといっても失敗した時の損失が限定されていて、勝ったときの利益が物凄く大きくなる可能性が高いのです。
起業のような条件が揃うと、リスクの小さな選択が常に有利とは限らないわけです。
損失は限定されていて、利益は無限大のギャンブルのようなものなのですから。これは大きなチャンスなので、賢い若者たちが次々に起業するのです。
確率のわからない不確実な世界での対処法とは?
とはいえ、現実ならば、リスクやリターンが大雑把にしかわからないことがたくさんあります。正解はありません。
こんな時は、絶対に成功する、絶対に失敗すると決めつけないこと。次にリスクに対してできるだけ保険をかけておくことです。
その上で、主観的にリスクに対して最もりーたんが大きそうなものにチャレンジしてみること。それでうまくいけば大成功だし、そうでなければ一旦もとに戻って別の道を探してみると良いみたいです。
確率のわからない不確実な世界での対処法は迷路に似ているそうです。確率な高そうな道を選んで、ダメだったらやり直すことを繰り返していけば、いずれはゴールに到達できるでしょう。
気功、ヒーリングに興味を持つ人たちこそ、合理性が成功法則になるんじゃないかなと思う一冊です^^
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