● なぜ成績優秀者は社会で必ずしも成功しないのか?
どうも、中田です。
「なかだ塾2 4ヶ月目後編」が終了しました^^
本日はプロ歴6年以上の気功師の方へのセッションです。
さて、今日は「なぜ成績優秀者は社会で必ずしも成功しないのか」というテーマでお話していきます。
学校の成績が優秀じゃない僕たちには(笑 偏差値90近い優秀な方もいますが)相当アドバンテージがあって成績優秀者ほど悪戦苦闘する話をしますね。笑
で、さっそくですが、学校での成績が優秀な人って社会で成功しそうですよね?
何となく偏差値60から90くらいの人の方が社会で成功しそうな感じがします。
しかし、2022年イグノーベル経済学賞の運か才能のどちらが成功するか?の結論では、偏差値55ー60の間の人が1番成功する結果になりました。
つまり、才能より運が大事だってことでした。
詳しく知りたい方は、僕の過去記事や論文を読んでください。
様々な研究や僕の経験に照らしても、成績優秀者は社会でなかなか成功しないと観察していても思います。
では、「なぜ成績優秀者が成功しないのか」というと、最近の僕のテーマである「再考」をしないからみたいです。
例えば、NASAやビルゲイツ財団のコンサルであるアダム・グラント教授の「THINK AGAIN」で紹介されていた研究で言えば、全教科でAを取った建築家たちの多くが正しさにこだわり、保守的な考えや慣行を再考したがりませんでした。また、最も独創的な建築家は、常に新しい考え方をしないと素晴らしいキャリアを築けません。だって、最も独創的なわけで、正しさにこだわっていては独創性は出せないですよね。
最も独創的で成功していた建築家は、平均してB評価の成績で学校を卒業していたといいます。
しかも、あらゆる業界での調査研究でこの傾向があったといいます。
つまり、あらゆる業界で、成績優秀者は正しさにこだわって古い慣習を「再考」したがらないために、悪戦苦闘するようなのです。
逆に、成績優秀じゃない僕たちは(笑)「再考」を厭いません。笑
だからこそ、「自らの考え」や「戦略」をすぐに書き換えるために、社会で、あらゆる業界で成功してしまうようです。
で、これだけだと成績優秀な人が社会に出るときに希望がない話になりますので、希望のある話を入れるとすると、成績優秀者が「再考」するためには、上記のように「いつものやり方を改革し続ける」必要が出てきます。
とはいえ、NASAやビルゲイツ財団でさえ、何年もかけて優秀な人たちを書き換えていきました。
一枚岩ではいきません。
一応、方法だけ書いておくと、そのためには、心理的安全性を高め、完璧主義を辞める企業風土が大事なようです(完璧主義なためにNASAやビルゲイツ財団の人たちなどは成績が優秀なのですが)。
心理的安全性があるときは、
・失敗から学ぼうと言う意欲
・リスクや失敗を恐れない
・会議で意見を述べる
・こんなんだと思うことを打ち明けられる
・同僚や上司に信頼を寄せられる
・大胆なことを試みられる
心理的安全性が低いときは、
・失敗は出世を妨げる
・波風を立てたくない
・アイデアがあっても言わない
・自分の長所だけを売り込む
・同僚や上司を恐れる
・周囲から抑圧される
などが起きてくる企業風土や空気感になります。
あなたの企業やコミュニティはどうでしょうか?
成果重視の風土では、成果に最も重点が置かれるため、心理的安全性が欠如する。同書籍p326
先日書いた成果主義や成果重視のリスクというのはこれです。
いつの間にか人が離れていく場合は、心理的安全性が欠けていて、他者が失敗や過ちを咎められているのを見て、意見を言うことをやめるようになり、自分の立場を守るために必死になっていき、疑問や懸念も言わなくなります。
「再考」もしなくなります。
成果重視の風土では、全ての問題の答えを知っているかのように振る舞うベテランや専門家の前で、人は自分を押し殺してしまいます。
よって、心理的安全性が低いと、ミスを隠したり、嘘を付く回数が多くなっていきます。
本人のせいというより、風土のせいなので厄介です。
逆に、心理的安全性が高いと人為的ミスの報告が多かったが、ミスの頻度がより少なくなります。(ミスの報告が増えるのは、安心感ゆえに報告するようになるからです)
ここ数年で、心理的安全性は多くのビジネスシーンで語られるようになり、企業のリーダーたちはその有意性を理解するようになった。とはいえ、心理的安全性の本質や心理的安全のつくり方については勘違いしていることが多い。エドモンドソンも強調しているが、心理的安全性をつくるとは、規律を緩和することでも、リラックスした環境を作ることでも、愛想よく何にでも同調することでも、部下をベタ褒めすることでもない。心理的安全性を醸成するのは、人が互いを尊敬し信頼し、オープンでいられる環境である。そのような環境下では、人々は報復を恐れることなく懸念や意見を述べることができる。そして、それが学び文化の基盤になる。同書 p326
「心理的安全性を醸成するのは、人がお互いを尊敬し信頼し、オープンでいられる環境」と言うことで、これは1つの指針になりそうです。
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●中田真広実績 はじめまして、中田真広と申します。 2012年から開催しているセミナーには、 台湾、東京、大阪、広島、福岡、北海道から沖縄まで、全国からお越しいただいております。 ヒーラー養成講座では、気功がはじめてわかった方や、サラリーマンを辞めて、独立起業し、サラリーマンの年収を超えた方や、ガンが改善した方や腰痛が改善された方やひきこもりが家を出た方や小顔になった方など多数。 コーチングやコンサルでは、現状の外側のゴールを設定されて、会社を設立された方や起業された方や有料セッションでお客様がいらした方やブログ記事を2年以上書き続けられている方やピアノのコンクールで久しぶりに1位を取り県知事賞賞金50万円を貰った方などが多数。 パーソナルトレーニングでは、はじめて腹筋下部が分かったり、三角筋などの筋肉が意識できた方が多数。2019年ラスベガスでミスターオリンピア観覧。2019年ベニスのゴールドジム1号店に行く。 お客様の感想600件を突破。 バーチャル講座100本突破。 ブログ記事3000記事突破。 起業して3年目で会社を設立と同時に年商1000万円を突破。2000万円も!(現8年目) 書籍5冊出版、全巻Amazon起業、成功哲学、美容、ダイエットランキング1位を獲得。 認知科学に基づく気功、コーチング。ビジネス、筋トレの著者であり、プロコーチ、経営コンサル、ヒーラー、トレーナー、セミナー講師をしています。 株式会社なかだ 代表取締役 中田真広