● USPや差別化は論理的で、科学的なステップである。クリエイティブ派は黙ってろ!
どんな愚か者にも値引きはできるが、ブランドを創造するには才能と信念と忍耐が必要です。 広告の父 デイヴィッド・オグルヴィ
超訳すると「バカは値引きばかりする」っていう僕が好きな言葉の1つなのですが(笑)、値引きばかりしている愚か者にならないように、、、。
セッションをしていても、商品のレベルを上げるのではなく、値段を下げる方向に動いていく、つまり、バカは値引きばかりしたがる、って多いですよね~^^;
勿体ないです!
どうも、中田です!
【集客できない原因は、集客ではない?】なかだ塾やなかだ式ヒーラー養成講座の相談会がスタート!では、集客ができないのは集客ではなく商品に問題があるとか、USPとMSPの違いを理解していきました。
・ヒーラー、コーチ、セラピストはMSPどころか、USPも、SP(販売提案)すらできていない残酷な真実
木坂健宣さんが日本で広めたと言われるMSP。元々はアメリカのとある方の概念のようです。(やっとMSPの出典が分かったので、今読書中です!)
MSPの時代と言われつつも、現実を観ていてくとMSPどころか、ロッサーリーブスが広めたUSPすらできていないし、そもそもSP(販売提案)すらできていないヒーラー、コーチ、セラピストばかりという残酷な真実が浮かび上がってきました。
USPどころか、コピペ商品ばかりってことです。もちろん、コピペならばまだマシで(マシではないのですが)、販売提案すらテキトーな商品はもっと多いです。パクリとかの著作権的に大丈夫?という商品も多いですよね。
でも、そもそも僕なんかは「あなたはコピペするために、ヒーラー、コーチ、セラピストを目指したの?」って思ってしまいます。
「want to!ゴール!っていっている人たちがコピペばかりだと滅茶苦茶寒いな」と観ていて感じます。
want toとか、ゴールって言っている人たちが僕のコンテンツを丸パクリしている姿をたくさん観てきました。
僕からすると「うわー引くわ~」っていう光景でしかありませんでした。
人はいつか死にますが、死ぬ時までにやりたいことはコピペなのかい?とも。
・「独自の売りがなければ、もはや生き残れない」1960年代にUSPを提案したロッサー・リーブス
1960年代にUSPを提案したロッサー・リーブスは「USP」という著書の中で「独自の売りがなければ、もはや生き残れない」と言いました。
それから半世紀が経ち「モノが売れない」「安売り競争に巻き込まれる」のは当たり前の時代に「USPすらできていないのは自殺行為」なことは容易に想像ができるのではないでしょうか。
他と同じではいけないとリーブスが言ったころ、世界はのんびりしていた。グローバルな競争などというものはなかった。それどころか、いまから考えればほんとうの競争すらほとんどなかった。p31「独自性の発見」ジャック・トラウト
時は戦国2022年。
中田さんが他と同じではいけないと言い続けていた頃、売れていないヒーラー、コーチ、セラピストたちはのんびりしていた^^;
コモディティから離れようとしなかった会社は、どんなにコストをかけても結局、市場から姿を消してきた。p48
モノマネやパクリだけで通用する時代はとっくに終わっています。市場から姿を消してしまいます。
独自性を発見し、追求しましょう!
・USPや差別化は論理的で、科学的なステップである。クリエイティブ派は黙ってろ!
そろそろUSP作りに入っていきたいところなのですが、USPはアート部分もありますが、「大部分は論理的プロセスである」という前提を抑えておいてください。
辞書を引くと、論理とは思考と理性を使ったプロセスのことです。
USP作りにおいても論理的プロセスを経ないと、最終的には、クリエイティブ派によって戦略や科学性が失われてロジックと差別化のアイデアが失われてしまいます。
マーケティングの世界で論理的な議論に出会うことはめったにない。
ほとんどのマーケティングが失敗する原因は、この論理性の欠如にある。同書p99
科学性、論理性が欠如したクリエイティブ派、右脳系は黙ってろ!と。
USPの現場では、クライアントによって台無しになるってことが多いのです。
例えば、いくら僕がUSPを作るために20以上の独自技術を用いてUSP作りをしたとしても、何か違うと言って好き勝手に変えてしまうとロジックと差別化のアイデアが失われてしまいます。
もちろん、変えてもいいのですが、論理的プロセスを追ったものだったら変えてもおkです。追ってなければダメです。
論理性が欠如した瞬間に凡庸なSPに成り下がってしまいます。
キッチリ作りたい方は、なかだ塾で^^
・差別化アイデア
市場分析、ライバル分析、自分の深堀もなしに自分でやるのは厳しいですが、どうしても自分で作りたいとUSPを作るならば、以下の例文の●●や××、△△に自分の言葉を当てはめることが有効です。
当社の商品には他社にはない●●という独自性(Unipue)がある。それは他社にはない××という強み(Selling)だ。よって顧客に△△というメリット(Proposition)を提供できる
では、どのような言葉を当てはめたらいいのか?ということですが、「独自性の発見」の中で10以上の差別化技術は語られています。
No1,伝統を使う、特色を打ち出すなどです。
例えば、小さな市場でいいのNo1を打ち出すことは1つです。消費者は最初の商品こそがオリジナルで、あとはみんな模倣、モノマネと感じ、1番手が勝ち続けるからです。
ペプシコーラとコカ・コーラの例が載っていましたよね^^バーガーキングとマクドナルドの例も。
・バーガーキングがするべきこととは?
バーガーキングは、マクドナルドの「速さ」と「子供向け」を真似て失敗しました。もっと具体的にいうと、バーガーキングは10歳以上の炙りバーガーが分かる人向けにすればよかったのだ、と。市場としても悪くなかったはずです。
遊具も子供向けのハッピーセットも撤去し、ハッピーセットではなく「大人向け」で差別化するべきだ、と。
逆に、どこの章か忘れましたが、マックの「Im lovein it」は差別化が下手くそであるとディスられていました。
・MSPを作るために
人にもよりますが、MSPを作るために今日から1つ1つ自分で決断していくことです。そして、なぜそれを選んだのか?を考える。
そうすることで、自分軸が養われて、MSPが作れるようになってきます。
多くの人は、自分のことなのに自分で決めていないので、他者責任にしますよね?そういう人は、自分軸が作れません。
とはいえ、MSPのデメリットはとにかく作成に時間がかかるということです。
僕自身も、MSPに初めて出会ったのは5年以上前だったと思います。なので、やはり時間がかかります。
自分に向き合うために、USPや商品を作るのも1つの手ですし、コーチングの質問のようにじっくりと質問に向き合うのも有効です。
・100億円あってもやりたいことは何ですか?
・100億円借金があってもやめないことは?
・どんなコミュニティが理想ですか?
・この世界に死ぬまでに何を残したいですか?
・どんな世の中にしたいですか?
・コミュニティ作りもまずはベネフィットを提示した方が入って貰えてコミュニティを作りやすい
「今の幸せ、2025年以降の幸せ」や「平和や幸福は繁栄することで実現できる」のような理念やゴール(ビジョン)を示すか、USP作りや従来のビジネスのようなベネフィットを提示するのかどちらがいいのか?
というと、「こういう得がありそう」とか「これが得られるなら入ってみよう」という「ベネフィット」を提示してから、理念やゴールを示す方が良いと感じています。
ベネフィットへのアプローチとは、「悩みの解決」か「願望が叶う」の2種類になります。
この2つにしかお金を払いません!コミュニティの場合は、共感したからとか、投げ銭、●●●さんが新しい商品を出すから値段はいくらでもいい、みたいなものは出てきますが。
で、いきなり理念やゴール(ビジョン)を示しても理解されないからです。Whyから始めた方がいいけれど、提示するのはWhatみたいなものです。サイモンシネックのゴールデンサークル理論ですね。
そして、人は、ある程度ベネフィットが満たされてくると、「ベネフィットではワクワクしない」「ベネフィットだけでは何だか物足りない」と感じるようになります。
ワクワクするミッションやゴール(ビジョン)、理念が必要になってくるのです。
なので、先にベネフィットを提示した方が入ってきやすいです。入ってこなければそもそもコミュニティは成り立ちませんから。
そこから徐々にコミュニティができてきます^^
原宿・北参道・新宿・渋谷・恵比寿・表参道・池袋・六本木・東京・世田谷などからお越しいただいています。
●中田真広実績
はじめまして、中田真広と申します。
2012年から開催しているセミナーには、
台湾、東京、大阪、広島、福岡、北海道から沖縄まで、全国からお越しいただいております。
ヒーラー養成講座では、気功がはじめてわかった方や、サラリーマンを辞めて、独立起業し、サラリーマンの年収を超えた方や、ガンが改善した方や腰痛が改善された方やひきこもりが家を出た方や小顔になった方など多数。
コーチングやコンサルでは、現状の外側のゴールを設定されて、会社を設立された方や起業された方や有料セッションでお客様がいらした方やブログ記事を2年以上書き続けられている方やピアノのコンクールで久しぶりに1位を取り県知事賞賞金50万円を貰った方などが多数。
パーソナルトレーニングでは、はじめて腹筋下部が分かったり、三角筋などの筋肉が意識できた方が多数。2019年ラスベガスでミスターオリンピア観覧。2019年ベニスのゴールドジム1号店に行く。
お客様の感想600件を突破。
バーチャル講座100本突破。
ブログ記事3000記事突破。
起業して3年目で会社を設立と同時に年商1000万円を突破。2000万円も!(現8年目)
書籍5冊出版、全巻Amazon起業、成功哲学、美容、ダイエットランキング1位を獲得。
認知科学に基づく気功、コーチング。ビジネス、筋トレの著者であり、プロコーチ、経営コンサル、ヒーラー、トレーナー、セミナー講師をしています。
株式会社なかだ 代表取締役 中田真広