どうも、中田です。
馬鹿っていますよね?
僕は寛容な方だと思いますが、ヒーラーやコーチをしていると馬鹿の自覚がない馬鹿なクライアントがきて馬鹿な発言ばかりをされてストレスが溜まり、イラっとさせられることがあります。(自分が馬鹿である自覚がある人は、正常なので大丈夫です。)
また、社会で馬鹿に関する書籍がベストセラーになっていることからも、馬鹿に悩んでいる人は多いのではないでしょうか?
馬鹿の有害性は社会にも良くない影響を及ぼすとされています。
日本社会では、養老孟司さんの「馬鹿の壁」、ひろゆきさんの「自分は自分、バカはバカ。他人に振り回されない一人勝ちメンタル術」、橘玲さんの「馬鹿が多いのには理由がある」などがベストセラーになりました。
近年の科学本の中には、フランスで8万部のベストセラーになったノーベル経済学賞行動経済学者ダニエル・カーネマンやダン・アリエリーなど世界の知性が結集し、頭脳を駆使して馬鹿という謎に迫った「バカの研究」という書籍を出版しています。

・ダニエル・カーネマン。12月2日発売の新書籍「NOISE」も楽しみです!
それくらい「馬鹿」に対して、社会が、みんなが、個人が、悩み、ストレスを感じているということです。
かくいう僕自身、久しぶりに馬鹿の自覚がない馬鹿を相手にして膨大なストレスを感じる出来事がありました。
あまりの馬鹿さ加減に、2020年に馬鹿セミナーを企画して一度流れていましたが、「馬鹿セミナー」を開催しようかな、、、と思ったくらいです。
今後は馬鹿がきたら馬鹿セミナーを無料プレゼントしようかな、と思っています。
バカの自覚がないバカに「馬鹿セミナー」を送るのは、さすがに煽りすぎかもしれませんが、でも、改善されたら本人は先に進むことができます。
そんな馬鹿の正体とはいったいなんなのでしょうか。
我々は、何にイライラさせられるのでしょうか?
バカは同一性の法則の中に閉じこもっているので、物事を別の視点から見る能力を事実上備えていない。
つまり、自分以外の人間、とりわけその分野について自分以上によく知っている者の視点に立つことすらできないのだ。
こうした現象は、この研究に研究した社会心理学者たちの名をとって「ダニング・クルーガー効果」と呼ばれる。
ある分野において能力が低い人間は、当然のことながらその分野で良い結果を残せないのだが、自らの能力の低さに気づかず、自分自身や自分がしたことを過大評価する傾向があるという。
一方、どんな分野においても、プロフェッショナルと呼ばれる人物は、その分野に必要とされる高い知識を備え、研鑽を積み、難しい作業をコツコツとこなしながら、常に目の前の課題に取り組み続ける。
プロフェッショナルは、プロの自覚を持ち、自らが取り組んでいる課題について熟知しつつ、自分には何が足りないか、今後はさらにどういうことを学ぶべきかも知っている。
つまり、自らの限界を見極められるのだ。本当に能力が高い人間は、自らの能力を低めに評価する傾向があるという。
逆にバカは、自分がバカかもしれないという考えをこれっぽっちも抱かない。
それどころか、バカはどういうものかさえ知らないので、自分がバカだと気づけないのだ。
それこそがバカにとって問題なのだが、事実上は問題があるのは他の者たちということになっている。ダニエル・カーネマン、ダン・アリエリー「バカの研究」より
バカは自分以外の人間、上のレベルの視点を持つことができず、分野で結果を残せず、自分の能力を過大評価する、自身の限界も知らない。
バカは自分がバカかもしれないという考えをこれっぽちも抱かない、と書かれています。
そして、事実上問題があるのは「他の者たち」ということになっています。
ここがイライラポイントですね。
つまり、他人(例えば、僕)が悪いってなっているわけですね。
僕自身、バカの自覚がないバカが毎回僕のせいにしてきてさすがに驚きましたし、こちらからの質問やご自身の失礼な言動をすべて無視し、別の理由で僕のせいにしてきて、一向に改めない姿勢にさらに驚きました。
バカの自覚がないバカだな〜って思ったわけですね。
バカとは「ウンコ製造機である」とも言われていて、1つ1つウンコの掃除を試みましたが、修正せずに大量のウンコばかりを一方的に投げられても困ってしまいます。
一応、そちらから頼まれたから了承の上で行っているのですが、、、。
バカは自らがバカであることを理解できないので、さもバカではないかのようにふるまう。そのせいで、やがて自らの能力を過大評価しはじめ、本当に知性が高い者たちを貶めるようになり(認めると都合が悪いということもあって)、結果的にますますバカが肥大する。
真の信念を抱き、正しい情報を持っている者にとって、述べるべきことはただひとつの「真実」しかない。ところがバカは、バカな発言を大量にストックしている。
真実がひとつしかないのに対して、愚かさはひとつではないからだ。
バカは効率良く、要領よく、コストをかけずに、あらゆることに対してバカな見解を表明する。
すると、真実を伝える手段を備えた者たちも、大量のバカの発言にいちいち反論する時間が足りなくなってしまう。
この現象を「ウンコな議論の非対称の法則」という。
「ウンコな議論」は、誰もが簡単に、安価に、大量に作り出すことができるが、それを排除する能力と決意を持った者の数は少なく、しかも相当な努力が必要とされるのだ。「バカの研究」より
ウンコな議論の非対称の法則は覚えておきたいところです。
しかも、ウンコ掃除には、相当な努力が必要なので、僕もあまりウンコ掃除ばかりをしたくはありません。
ということで、、、
・バカの正しい対処法について。
とはいえ、僕の師匠はバカの対処に人生をかけて苦労されてきたとおっしゃられていました。
馬鹿の対処法は、「ターンアラウンドで返すこと」、「長期的には教育しかない」、「洗脳されすぎな人はあとは死ぬのを待つだけ」とも言われているので、
バカに対して余計な摩擦が生じないような対応ができなかった僕もバカなのかもしれません。
人生は修行の連続ですね。
ということで、馬鹿についてより深く理解していく「馬鹿セミナー」やりたいですね!!!
僕もこういった知識がなかったら、ずっとイライラしていたと思いますので。
【参考書籍】本当に「なかラボメンバー」たちのような会話が通じるIQが高い人たちに講義できるのは教師冥利に尽きるなあ、と思います^^
過去記事で紹介していると思いますが、再掲。
余談ですが、ダニエル・カーネマンの新書籍「NOISE」も楽しみです。
原宿・北参道・新宿・渋谷・恵比寿・表参道・池袋・六本木・東京・世田谷などからお越しいただいています。
●中田真広実績
はじめまして、中田真広と申します。
2012年から開催しているセミナーには、
台湾、東京、大阪、広島、福岡、北海道から沖縄まで、全国からお越しいただいております。
ヒーラー養成講座では、気功がはじめてわかった方や、サラリーマンを辞めて、独立起業し、サラリーマンの年収を超えた方や、ガンが改善した方や腰痛が改善された方やひきこもりが家を出た方や小顔になった方など多数。
コーチングやコンサルでは、現状の外側のゴールを設定されて、会社を設立された方や起業された方や有料セッションでお客様がいらした方やブログ記事を2年以上書き続けられている方やピアノのコンクールで久しぶりに1位を取り県知事賞賞金50万円を貰った方などが多数。
パーソナルトレーニングでは、はじめて腹筋下部が分かったり、三角筋などの筋肉が意識できた方が多数。2019年ラスベガスでミスターオリンピア観覧。2019年ベニスのゴールドジム1号店に行く。
お客様の感想600件を突破。
バーチャル講座100本突破。
ブログ記事3000記事突破。
起業して3年目で会社を設立と同時に年商1000万円を突破。2000万円も!(現8年目)
書籍5冊出版、全巻Amazon起業、成功哲学、美容、ダイエットランキング1位を獲得。
認知科学に基づく気功、コーチング。ビジネス、筋トレの著者であり、プロコーチ、経営コンサル、ヒーラー、トレーナー、セミナー講師をしています。
株式会社なかだ 代表取締役 中田真広