どうも、中田です。
「なかだラボラトリー2論理の可能性と限界を知る」では、戦略について講義をしていきました!
結論からいうと、「戦略とは環境を作る(文脈を作る)」という話だったのですが、戦略は環境に強烈に依存します^^
ビジネスを前提にすると、ビジネス環境が大きく変わった場合、戦略も変えなければならないということです。
そして、ビジネス環境の認識(市場)というのがなかなか厄介なもので、おそらく僕が捉えている市場環境認識とあなたの捉えている市場環境認識にはズレがあります。

ズレがあるのですが、僕かあなたかどちらが正しいというのは、市場環境が大きすぎるゆえに言いずらいものです。様々な事例を参考にしたり、データを基に検証していくしかありません。
また、月日が経つと市場環境も変わっていくのが厄介ですね。一年前の情報が通用するかは分かりません。
ちなみに、コミュニティビジネスの場合は、メルマガリストや、ブログ読者さんなどが市場環境認識の1つの指標になります。
市場認識のズレといえば、なかだビジネススクールを思い出せば、世界で最も盗まれたコピーライターのジョン・カールトンは一流のポーカー選手の指導をしている指導者に対して「市場が狭すぎるからやめとけ。すぐに限界が来るぞ」と言っていました。
少数者の少数者を指導しているあなたはビジネスの根本的なところを誤解しているぞ、と。
オススメは、素人から一流未満の市場だ、と。つまり、一流になりたい方をターゲットにしろ!と。お金が儲かりやすいのはこのラインなんだ。ちょっと視点を変えるだけで隠れたニーズが山ほど見えてくるぞ、と。
しかし、いっこうに少数者の少数者を指導しているプロポーカーの指導者は頑なに自分のやり方で進めたがっていました。
せっかく勉強をしているのに、新しい視点を取り入れようとしません。若干、老害的ですね。苦笑
(老害といえば、僕はクラシックが好きなんだけれど、老害になりたくないなと思ってある程度は新しいものを意図的に取り入れるようにしています。年齢が若くても老害はいますし、年齢が高くても若い人はいますね。)
でも、セミナーに参加しているということは、変わりたくて来ている部分は少なからずあったのです。
少し整理すると、
・少数者の少数者を指導している指導者=市場が狭すぎて儲からない=社会貢献やボランティアになりがち=ただ、金額は高く設定しやすい
・素人から一流未満の市場=良い市場ラインでニーズがある=もう少しスケールを大きくできる
ということですね。
少数者の少数者を指導していたポーカー指導者はなかなか認めようとせずに(腹落ちせずに)、ジョン・カールトンもパラダイム・シフトさせるのが大変そうだったことを思い出します。
最後に、USPが見つかって「トーナメントに出ている人やそれを真剣に目指している人を対象にしたい」のであって、少数者の少数者の一流を相手にしたいわけではなかったと気づかれていたエピソードがありました。
市場認識のズレって怖いですね。
別の例でいうと、皆さんにあまり馴染みのない例でいうと、コーチング業界の話を例にとってみたいと思います。
ここでは苫米地式コーチング以外のコーチングも含みます。
コーチング市場はどういう市場環境ですか?という分析ですね^^
・コーチング業界のトップ→そのままコーチというだけでは厳しい時代になった。コーチングを受けたい人よりもなりたい人の方が増えているだろう
・8億円以上稼いでるコーチ→コーチングは2019年頃ですでにパイの食い合いで厳しくなってきた。差別化しても年々厳しくなってきている
・別のコーチ→コーチングはパイの食い合いなわけがないじゃないか。
・コーチング業界の中で体験した僕→確かに、新規市場(ブルーオーシャン)を開拓していれば、パイの食い合いにはならないけれど、それは一部の人たちだよな。半年間でプロコーチになりたい人が2人だったわけで、コロナ禍の影響も諸に受けて今後新規獲得は難しくなってきているかもね。プロのコーチを対象にしているビジネスをしている人たちは、新しくコーチになる人の数が5分の1以下になるんだから、しばらく難儀するだろうな。
で、僕のコーチング市場の一般的な分析はダイエット市場と同じで基本的にはレッドオーシャンでパイの食い合いは変わらないと思っています。(ブルー・オーシャンになっているならば話は別ですが、市場全体で言えば年々厳しくなっているはずです。)
レッドオーシャン化しているYouTubeと同じで、YouTuberが増えたことで、有名YouTuberが再生数が伸びなくなって投稿頻度を下げてクオリティを上げる、別の事業をする方向に進んでいるのと同じです。最近毎日投稿をやめるYouTuberが増えているのはそういう理由からとされています。
YouTubeの例を出しましたが、YouTubeのように今までブルー・オーシャンだったけれど、レッド・オーシャンに変わってしまうということもあります。
まとめると、戦略は環境を作る、ということ。作るに関しては、ブルー・オーシャン戦略は環境を作る1つになりますね^^
なかラボ2でブルーオーシャン戦略を実践して、競争のないブルー・オーシャンを目指していきましょう、でした!
また、僕に誤りや反証があったら(優しく、笑)教えてくださいね^^
【参考書籍】
・ブルーオーシャン戦略以外にも古今東西の戦略と問題点を講義していきました!
原宿・北参道・新宿・渋谷・恵比寿・表参道・池袋・六本木・東京・世田谷などからお越しいただいています。
●中田真広実績
はじめまして、中田真広と申します。
2012年から開催しているセミナーには、
台湾、東京、大阪、広島、福岡、北海道から沖縄まで、全国からお越しいただいております。
ヒーラー養成講座では、気功がはじめてわかった方や、サラリーマンを辞めて、独立起業し、サラリーマンの年収を超えた方や、ガンが改善した方や腰痛が改善された方やひきこもりが家を出た方や小顔になった方など多数。
コーチングやコンサルでは、現状の外側のゴールを設定されて、会社を設立された方や起業された方や有料セッションでお客様がいらした方やブログ記事を2年以上書き続けられている方やピアノのコンクールで久しぶりに1位を取り県知事賞賞金50万円を貰った方などが多数。
パーソナルトレーニングでは、はじめて腹筋下部が分かったり、三角筋などの筋肉が意識できた方が多数。2019年ラスベガスでミスターオリンピア観覧。2019年ベニスのゴールドジム1号店に行く。
お客様の感想600件を突破。
バーチャル講座100本突破。
ブログ記事3000記事突破。
起業して3年目で会社を設立と同時に年商1000万円を突破。2000万円も!(現7年目)
書籍5冊出版、全巻Amazon起業、成功哲学、美容、ダイエットランキング1位を獲得。
認知科学に基づく気功、コーチング。ビジネス、筋トレの著者であり、プロコーチ、経営コンサル、ヒーラー、トレーナー、セミナー講師をしています。
株式会社なかだ 代表取締役 中田真広