どうも、中田です!
なかブト11セミナー講師養成講座上級編では、経営学からポーターのファイブフォース戦略(1985年)を解説しました。

・これは週末のなかブト12
一言で言えば、「市場を独占せよ!」という話でした。
しかし、ふと、疑問が湧くことがあると思います。
「よーく見渡せば、市場を独占できていない業界があるよね?」と。
例えば、飛行機の機体の販売業者さんは数社で市場を独占しています。TV業界も数社で市場を独占していたからこそ横暴な態度を平成の時代までは取れていました。
しかしながら、YouTuberは数人(数社)だけではないし、ピアニストは数人(数社)だけでないし、バレリーナも数人(数社)だけでないし、整体も数人(数社)だけではないし、ヨガ教師も数人(数社)だけではないし、ヒーラーやコーチも数人(数社)だけじゃないよなあ。。。
YouTuberだったらヒカキンさんやはじめ社長やヒカルさんたちが市場を独占できていないと可笑しい。でも、独占できていないよなあ、と。
最近のTV業界は、abemaTVが出てきたり、TVの視聴率が落ちているよなあ。時代が変わって、独占できなくなった?
つまり、ポーターのファイブフォース戦略の枠組みには限界が存在するのではないか?ということです。
「そもそも独占できない市場があるのでは?」という疑問が湧いてきた方は正常な頭をしています^^
実際、ポーターのファイブフォース戦略には限界があったのです。市場を分析しきれなかったのです。1980年代の反論でした。
後に、このポーターの限界を理解せず(理解できずに)、フレームワークばかりを教えるコンサルや教師が乱立していきました。
つい最近も、5フォース戦略などのフレームワークで差別化を図ろう!というセミナーの案内が僕のメールに届いていたこともありました。(苦笑)
しかも、ファイブフォース戦略だけじゃない様々なフレームワークだけをめちゃくちゃに組み合わせていこうというセミナーでした。(苦笑)
つまり、ポーターの限界をまったく理解できていないというか、本質的なことが何も分かっていない可能性がありました。
どうなることやら、、、と思いつつ、、、。
なので、市場には複数の形があるのでは?ということが容易に想像できるかと思います。
そこで経営学で出てきた市場分析は、ポーターのIO型だけでなく、チェンバレン型、シュンペーター型という3つの市場の形に大まかに分けられることになっていきます。
そもそも論として、市場の形の分析を誤ってしまったら、フレームワークも機能しないということです。
例えば、シュンペーター型の業界では、環境の変化が激しく市場を独占することはできない市場である、というような具合です。そのような業界では、そもそも市場を独占できないので、いかにイノベーションを起こせるかがキーとなっていくのです。
では、ここで質問です。
「ヒーラーの中で市場を数人や数社で独占しているヒーラーはいますか?」
いないですよね。
ということは、「そもそも市場を独占できない業界の形である」ということになります。
ポーターのIO型ではなさそうです。
市場の独占という戦略を取っているとヤバいということになります。
市場の形に合わない戦略を取っていて結果が出るわけがありません。
では、残ったのは、チェンバレン型か、シュンペーター型になるわけですが、どちらの型になるのでしょうか?
時代が変わって、独占できなくなった、というのも実はポイントで、これは後々の漫画「ワンピース」から「鬼滅の刃」への移行と似ている「グリーン組織」から「ティール組織」に繋がってきます。
冒頭の例でいうと、TV業界が時代が変わって、IO型ではなくなった、ということになります。
ありったけの夢でリーダーが引っ張っていく時代から、、、、への変化がティール組織になります。
業界によっては、リーダーが引っ張っていくスタイルがもうすでに通用しなくなっている可能性もあります。その場合は、速やかにティール組織へ移行しましょう。
何にせよ、数か月かかって、やっと、ポーターの限界を超えれそうですね^^
ここまでくれば、シュンペーターやイノベーションを僕が教えている意味が伝わってくるかと思います。
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株式会社なかだ 代表取締役 中田真広