「獣」と「調教師」目の前のことばかりを考えて生きてちゃそろそろいけないと思う（涙）

●　「獣」と「調教師」目の前のことばかりを考えて生きてちゃそろそろいけないと思う（涙）

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どうも、中田です！

昨日は「なかだブートキャンプ８気功技術師養成講座となかだ気功技術ブートキャンプ離」が開催されました！！



なかだブートキャンプ８では、「獣」と「調教師」という脳機能を紹介しました。

と言いつつも、目新しい話ではなく、認知科学者、ノーベル経済学賞受賞のダニエル・カーネマンは「獣」と「調教師」のことをsystem1、system2と言っていて、心理学では「ヒューリスティックス」と「分析的思考」と言いました。なので、目新しい話ではないんですね。


・5年前から紹介しているダニエルカーネマン

それはメタファー（比喩）の原書「ヤバい集中力」でも普通に書かれていることでした。

でも、それをわかりやすく「獣」と「調教師」と言い換えて、「獣」と「調教師」のコントロール方法、躾（しつけ）方が書かれているところが実践的で、分かりやすく、新しかった
と僕は考えています。

より深い理解がしやすいと思って紹介しています。


それに関連したエピソードですが、懇親会では、「目の前のことばかりを考えて生きてちゃそろそろいけないと思う（涙）」という話をしてくれたメンバーがいました。

本当に泣きながら。
相当な葛藤があったのでしょう。

こういったケースは現代社会では珍しくはないと思っています。


僕自身はちょっと変わっていて、「目の前のことばかりを考えて生きていない変わった奴」なわけですが、多くの方は「目の前のことで精いっぱい」で「目標」、「ゴール」や「人生設計」はないんじゃないかな～と思っています。

というのも、人類の10万年以上の歴史を考えたときに、僕たちの脳機能は「目の前のことに最適化して目の前のことだけを考えてセックスしなかった個体は子孫を残すことができなかった」わけです。


・これは高級な整体のベット。いったい何を考えているんですか！のび太さんのえっちー！

子育てのお金はどうーしよー、結婚したあとに捨てられちゃうかもとか、いちいちすべてを考えていたら彼氏も彼女もできません。

最近は非モテということも良く言われるようになってきましたが、「理性（調教師）」が強くなることによって、彼氏、彼女ができずらくなった社会ともいえます。



だから、ヤンキーのような「獣」が強い人の方がすぐに彼氏ができて、結婚して、子供がたくさんいるのはそういうカラクリに思います。「理性（調教師）」側の方が慎重でうまくいかないとも言えます。

なので、「目の前のことだけに集中する機能」が身についています。頭よりも先に身体が動いてしまうというのはあると思います。

そもそも長期的なゴールよりも、目先の刺激を考えるようにできているわけです。

これを「獣」と言いました。


しかし、現代社会というのは、まあ、この数十年の話ですが、中世のヨーロッパの貴族のような暮らしができるようになって、「自己実現」ができる時代というのは人類の歴史で観てもこの50年なわけです。

「目標」、「ゴール」「人生設計」や「複雑な社会」になったのはたったの50年。「複雑な社会」というのが「調教師」であり、「理性」の社会ということです。

例えば、パクリはいけないと分かっていても、同日に同じような講座を開催してしまうのも、「調教師」ではなく「獣」に支配されていると言えるかもしれません。

しかし、同日に同じような講座を開催することを繰り返すと「理性」の社会である「現代社会」では著作権違反という形で法律で罰せられてしまいます。

脳機能はこの複雑な社会にすべて適応ができるわけがなく、絶えず僕たちの中で「獣」と「調教師」の戦いが続いているわけです。

この葛藤がとても辛いとも言えるでしょう。


特に、ブログでも何度かハーバードサイモンを引用したように、最も重要な財産は注意力というように、毎年僕たちが処理しなければならない情報量は爆発的に増えてしまっています。

それが生産性がまったくないのに、僕たちが日々忙しくなっている理由の１つだと考えています。

「獣」が疲弊していることもあるし、そもそも大食いな「調教師」は大きく疲弊しているわけですね。

繰り返しになりますが、「獣」が悪いとか、「調教師」が悪いみたいなそういう単純な話ではありません。「獣」がなければ子孫を残せないし、楽しく生きられません。しかし、現代社会のような複雑な社会ではより大食いな「調教師」が多大に求められて、「獣」と「調教師」葛藤が続いているのです。特に、恐竜脳、詐欺師脳、まじめな脳でいうまじめな脳タイプは。

ということで、「目の前のことばかりを考えて生きてちゃそろそろいけないと思う（涙）」の時代背景と脳機能のカラクリは理解できたと思います！

「調教師」が弱ってしまっているとも言えます。

次週は実践編ですが、最後に「獣」と「調教師」のバランスが取れた先の未来は「真の自由」と「自由意志」があるかもしれないという希望を引用して終わりにしたいと思います！

たとえば古代ギリシャのキュレネ学派は、瞬間的快楽だけを善だと考え、できるだけ目のまえの喜びを集めることこそが最上の人生なのだと主張しました。自制のために日常をルールで縛り付けて自由を失うくらいなら、そのときどきの快楽にとびついたほうが良い、という考え方です。

もちろん、この発想を完全に否定はしません。あまりにストイックな暮らしは窮屈ですし、目先の喜びがなければ長期のゴールに向かい気持ちも生まれないでしょう。進化の過程では、目のまえの瞬間を生きられる生物がおおむね生き残ってきたのも事実です。
が、商品とサービスが高度化した現代社会においては、瞬間的な快楽を求め続ける人生は、逆にあなたの自由を奪うことになります。

食べたいときに美味しそうなものを食べ、好きな時に楽しいゲームで遊び、やる気が出なければ仕事を休み、何にも縛られない自由な生き方をする、、、。

そんな暮らしにあこがれる人も多いかもしれませんが、実際のところ、そこにあなたの自由意志はほとんど存在しません。ここでいう自由な生き方とは、裏を返せば、食品の提供者の狙い通りに食欲を刺激され、ゲームのクリエイターの思うままに射幸心を操られ、やる気のなさを言い訳に自らの行動を縛り付けた状態だと言えるからです。「何にも縛られない自由な生き方」といえば聞こえはいいかもしれないものの、その実態が、他人の手で欲望をコントロールされているに過ぎないケースは珍しくありません。

このような意味で、「ヤバい集中力」を手に入れる作業は、あなたに真の自由を与えてくれます。内なる獣と正しくつきあうスキルとは、他者から欲望を操られ続ける状態を脱して、人生の主導権を握りなおすことでもあるからです。ｐ２４５～２４６「やばい集中力」鈴木祐

目の前のことばかりを考えて生きるのは、古代ギリシャのキュレネ学派では、瞬間的快楽だけを善と考える思想とも言えちゃうかもしれませんね。

ただ、それだけだとやはり問題が起きてくるわけです。

脳機能をレベルアップさせて、真の自由と自由意志を獲得したいところですね！！！


・ナッジ


・来年は男女ともに大会に出る！！というメンバーがいて、嬉しいです！せっかくなので、出来る範囲で楽しんでいきましょう！

とても希望がある話だと思います！

【参考書籍】

ヤバい集中力 1日ブッ通しでアタマが冴えわたる神ライフハック45 1,512円 Amazon

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●自己紹介

はじめまして、「今の幸せ、２０２１年以降の幸せ」を目指したコミュニティ「なかだ」を運営しています、中田真広と申します。

僕は２０１２年の２３歳の頃から最先端の認知科学に基づく気功を使って、プロのヒーラーとして活動してきました。その時の活動記録は「リバイブ」というシリーズ記事にまとめています。


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現在は個人向けのヒーラー養成講座、パーソナルコーチング、コンサルティングセッションをメインとして、２０１７年からは不定期だったセミナーを毎週にして、「今の幸せ、２０２１年以降の幸せ」のために毎週のセミナーを開催しています。


２０１９年３月からは毎週のセミナーが朝５時まで１６時間行うなかだブートキャンプという形となりました。

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ヒーラー養成講座は半年間で約２００万円でプロのヒーラーになって活動したい方向けで基本的な技術や考え方、実務を指導しています。


パーソナルコーチングは詳しくは中田真広公式サイトを閲覧して欲しいのですが、半年間で約２００万円でマインドの使い方を教えています。

コンサルティングセッションは、半年間で約２００万円でコンセプト作りから、ノウハウの提供やビジネス、プロデュース的なことを指導しています。


数年後はここにパーソナルトレーニングセッションという形で身体作りの講座が入ったら、各種セッションや毎週のセミナーを通して、

僕のビジネスでやりたかった社会に機能を果たせるヒーラーの育成や実現したかった教育機関が一通りできたということになります！


「今の幸せ、２０２１年以降の幸せ」のもっとも根本的な理由はヒーラーをしていて不幸そうな人や、病んでいる人をたくさんみてきた経験から、もっと健康で、元気で、幸せで、賢く、ある程度お金に自由で、身体ができている人を増やしたいってことがあります。

今が幸せで良ければ良いという価値観もありますが、最低３年後は見据えて動いたり、予防してほしいと思っています。

なので、「己を知り、世界の形を知っている」人たちを増やしていきたいと。

ヒーラーをしていて、「己を知らず、世界の形を知らない」ヤバイ人たちをたくさんみてきました。そして、何かのバランスが欠けていたら人は幸せになれないものです。

僕はこれらをひっくるめてスマートなマッチョを育成すること＝「スマッチョ」な人と呼んでいて、「スマッチョ」な人たちを増やしていきたいと思っています。

しかし、「なかだ」は大企業ではありませんし、小さなお店なのが現実です。

そして、１人の人を育てるのは大変な手間がかかるものです。

なので、大企業的な振る舞いはできませんし、そんなに多くの人は指導できませんが、その分、質の良いものを提供できるように日々丁寧に指導しています。

そんな「なかだ」で毎月学んで、３年くらい学べば「スマッチョ」になっているでしょうし、社会に機能を果たせるヒーラーになっているはずです。

ぜひ、あなたも「なかだ」で学んでみませんか？

株式会社なかだ　代表取締役　中田真広