パターナリズムを認めない人はたいていこう主張する。人間は高い選択能力をもっていて、すばらしい選択はしていないとしても、ほかのだれかがするであろう選択よりも良い選択をしていることは間違いない、その誰かが政府の人間である場合は特にそうだーーー。経済学を学んだことがあるかどうかは関係なく、「私たちの誰もが間違うことなく適切に考えて選択しており、経済学者が示す教科書的な人間モデルに合致する」という「ホモ・エコノミクス」の仮定に、少なくとも暗黙のうちに与している人は多いように思われる。
経済学の教科書を見ると、ホモ・エコノミクスはアルベルト・アインシュタインのように考えることができ、IBMのスーパーコンピュータ「ブルージーン」と肩を並べる記憶領域を備え、マハトマ・ガンディー並に強い意志力をもっていることがわかる。本当にそうなのだ。しかし市井の人々はそうではない。現実の人間は電卓がなければ長い割り算に悪戦苦闘するし、配偶者の誕生日を忘れることもあるあし、二日酔いで新年を迎えたりもする。こんな人はホモ・エコノミクスではない。ホモ・サピエンスである。ラテン語の使用を最低限にするため、これから先はこの想像上の種を「エコノ」、実在する種を「ヒューマン」と呼ぶことにする。p18 「実践行動経済学」 リチャードセイラー
どうも、中田です!
さて、なかだブートキャンプ3の感想を頂きました。
なかだブートキャンプ3では、「知のパラダイム」をメインに8時間以上の講義をしていきました。

具体的には、最近ブログで紹介してきた「知のパラダイム」の解説がメインです。
まあ、ほとんどはノーベル賞を受賞されている著者さんの本に書いてある内容と複雑性、脳科学、ゲーム理論、功利主義、進化論でした。
じゃあ、本だけを読めばいいと思うかもしれませんが、我々は本が読めていないと気づくことに時間がかかるかもしれません。
というのも、僕自身、2012年に先輩に「苫米地本100冊以上読んでいて何でそんなに馬鹿なの?」と言われてはじめて本が読めていないことに気づいたからです。
苫米地本に出会ったのは19歳の頃ですので、読めていないのに気づくのに4年以上かかった計算になります。笑
歯に衣着せずにいう直球な自由主義者の先輩だったので、直球で素朴に言ってくれたのだと思いますが、僕にとってはとても良い気づきとなった出来事でした。
(良い気づきというレベルではなく、体感的には物理的な衝撃に近かったですが。パラダイムシフトということです。)
(その先輩はグローバルな自由主義者=国際基準のリベラルな先輩ゆえに、究極の自由主義国家スウェーデンやオランダに行ったっきりになりましたが。自由と自己責任はセットですので、自由主義を突き詰めると個人主義にもなりやすいです。そして、自由主義を原理主義に突き詰めるとスウェーデンか、オランダに行くことになっちゃうよな~、と思ったことを思い出します。)
要するに、苫米地本が読めていないことに気づくのに4年以上かかったわけです。
そこから自分は馬鹿なのだから、書籍だけで学ぶのではなく、人から学ぶということを学習しました。
アメリカのロサンゼルスにまで世界トップレベルの筋トレを学びにいったり、ベニスにあるゴールドジム1号店を見てきたり、
直に内部表現書き換えを個人指導してもらったり、講演会に行ったり、そこらへんは当然するようになりました。
それは今までDVDや書籍だけで学んできていて、人から学ぶということやチェック(客観的フィードバック)を軽視していたことが分かったからです。
なので、苫米地本も、橘玲さんの書籍も、読めていないと気づくのに時間がかかるかもしれません。
さて、匿名で掲載許可を頂きシェアします。
お世話になっております。●●です。
なかだブートキャンプ3、ありがとうございました。
感想1をお送り致します。
今回のブートキャンプで学んだことは、
「知のパラダイムに乗る」ということでした。
具体的には、コンストラクタル法則、現在の見取り図(年金崩壊や、100年の人生など、正しい世の中の形を知る)、5つの知のパラダイムです。
これまでそういったことをないがしろにしてきたので、今後は、ただただ、きちんと知ることだな、と思いました。
また、有言実行で言葉に力が乗る、ということや、ヒーリングの経験を積む、という具体的なお話も、とてもありがたかったです。
目が覚めました。
(中略)
しかし、同時に、「また人を癒す仕事に、少しでも関われるのか」と思うと、目の奥が熱くなるような感情がわきました。
と言っても、仕事なので、感情に基づくのではなく、ただ、「させて頂く」、「お客様の身体が楽になる手助けをさせて頂く」という姿勢で、真摯に取り組もうと思います。
なかだブートキャンプ3、ありがとうございました。
感想1をお送り致します。
今回のブートキャンプで学んだことは、
「知のパラダイムに乗る」ということでした。
具体的には、コンストラクタル法則、現在の見取り図(年金崩壊や、100年の人生など、正しい世の中の形を知る)、5つの知のパラダイムです。
これまでそういったことをないがしろにしてきたので、今後は、ただただ、きちんと知ることだな、と思いました。
また、有言実行で言葉に力が乗る、ということや、ヒーリングの経験を積む、という具体的なお話も、とてもありがたかったです。
目が覚めました。
(中略)
しかし、同時に、「また人を癒す仕事に、少しでも関われるのか」と思うと、目の奥が熱くなるような感情がわきました。
と言っても、仕事なので、感情に基づくのではなく、ただ、「させて頂く」、「お客様の身体が楽になる手助けをさせて頂く」という姿勢で、真摯に取り組もうと思います。
「なかだ」では、有言実行で言葉に力が乗ることを「言霊」と説明しています。
有言実行している人の言葉は信じられるけれど、そうでない人の言葉は信じられないみたいなものですね。
先週なかだブートキャンプ3を買います!とイキっていたけれど、まだ買っていない人のいうことは信じられないみたいなものです。
自分自身にも、他人にも「ウソ」をつき続けるとだんだんしんどくなっていってしまいます。
そんな「ウソ」をつきつづけた結果、本当にやりたいことも分からなくなるのかもしれません。
ブートキャンプで話したのは、彼氏や彼女がもうしないからと言って約束を簡単に破ることを繰り返している場合は、それは言霊が乗っていないから信じられないし、信じないでおkということでした。
「言霊」は決して不思議なことではなく、我々が当たり前に日々みている現象のことです。
40歳を過ぎていて、「なかだブートキャンプ3を買います!」と言っていたのに買っていない人をみると悲しくなります。
それだったら言わなければいいのにとも!
学問とは時として残酷な事実を私たちに告げる。
「貧しい人は心が美しく、金持ちはズル賢い」
これは世間一般の常識だが、残念ながら謝りである。各種の社会調査によれば、成功者ほど他人を信頼し、貧乏人を疑り深く、猜疑心が強いという傾向が顕著に現れている。同様に、高学歴者ほど他人への信頼度が高く、学歴が低くなるにつれて疑い深くなる。
「人を見たら泥棒と思え」というのは、排他的な村社会においては正しい行動原理だ。閉じられた共同体の中で一生を終える村社会では、異物を効率的に排除することで安定した生活空間を確保できる。しかし解放的な市場経済では、こうした村の掟は経済的な厄災を招く。
猜疑心の強い人は仲間内の商売しかしないから、共同体の外部で経済的な関係を築くことができない。これではいつまで立ってもビジネスチャンスを獲得できず、変化の激しい社会に適応するのは不可能だ。他人に騙されないようにするためのコストが高すぎるのだ。
高い知性の持ち主は、もっと効率的な戦略を考える。彼らは一定の条件を設定し、それをクリアした人をとりあえず信頼する。もちろん、中には詐欺師や嘘つきもいるだろう。相手が信頼に値しないとわかったら、その時点で付き合いを止めればいい。騙されることによる損失は避けられないが、それを補ってあまりある人間関係とビジネスチャンスを手に入れることができる。騙されることは、成功に必要なコストの一部なのだ。
(中略)
経済学には、人的資本の他に「関係資本」という概念がある。良い関係資本を持つ人は、より多くの収益機会を獲得できる。関係資本はビジネス上の人的ネットワークであり、富を生む源泉である。
ビジネスであれ、恋愛であれ、良い人間関係は信頼によって育まれる。他者の信頼を得るには約束を守らなければならない。
市場経済においては、一般的に、信用は失うものの多寡によって計測される。社会的に成功し、大きな資産を築き、ビジネスパートナーに恵まれた人は、他人を騙すことで得る幾ばくかの金よりも失うものがはるかに大きいから、自己の評判を維持するために積極的に約束を守ろうとする。
その一方で、失うもののない人物は簡単に約束を反故にする。20代ならともかく、40歳を過ぎて金も家族も地位もなければ、社会的な信用を得るのは難しい。
人的資本の蓄積は経済学的な成功をもたらし、成功者はお互いを信頼し合うことで関係資本を築き、より多くの収益機会を手に入れていく。信頼を失ったものは誰からも相手にされず、人的資本も関係資本も痩せほそり、ますます貧乏になっていく。
これが私たちの社会の身も蓋もない現実である。橘玲「得する生活」p27
まあ、われわれはアルベルト・アインシュタインのように考えることができ、IBMのスーパーコンピュータ「ブルージーン」と肩を並べる記憶領域を備え、マハトマ・ガンディー並に強い意志力をもっている完璧な経済人「エコノ」ではありませんから、「ヒューマン」として連絡を一本入れるなどしておくと今後にもつながるとは思います。
特に、40歳を過ぎていて簡単に約束を破ると、、、もう相手にされませんが、そういうことがあるととても悲しいですね^^;
ヒューマンとして、「言霊」を使いこなしましょう。
なかだブートキャンプ3はこちらから
なかだブートキャンプ4もそろそろ募集を〆切ます!!
【参考書籍】
![]() | 実践 行動経済学 2,376円 Amazon |
![]() | 得する生活―お金持ちになる人の考え方 1,620円 Amazon |
● 中田真広のブログ〜認知科学に基づく気功・コーチング・ビジネスを指導しています。 今の幸せ、2021年以降の幸せへ
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●自己紹介
はじめまして、「今の幸せ、2021年以降の幸せ」を目指したコミュニティ「なかだ」を運営しています、中田真広と申します。
僕は2012年の23歳の頃から最先端の認知科学に基づく気功を使って、プロのヒーラーとして活動してきました。その時の活動記録は「リバイブ」というシリーズ記事にまとめています。
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現在は個人向けのヒーラー養成講座、パーソナルコーチング、コンサルティングセッションをメインとして、2017年からは不定期だったセミナーを毎週にして、「今の幸せ、2021年以降の幸せ」のために毎週のセミナーを開催しています。
2019年3月からは毎週のセミナーが朝5時まで16時間行うなかだブートキャンプという形となりました。
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そんなクライアントからの感想は400件をこえています。
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また、過去に開催したセミナーの内容をオンラインで学べるバーチャル講座は100本以上を超えています。
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ヒーラー養成講座は半年間で約200万円でプロのヒーラーになって活動したい方向けで基本的な技術や考え方、実務を指導しています。
パーソナルコーチングは詳しくは中田真広公式サイトを閲覧して欲しいのですが、半年間で約200万円でマインドの使い方を教えています。
コンサルティングセッションは、半年間で約200万円でコンセプト作りから、ノウハウの提供やビジネス、プロデュース的なことを指導しています。
数年後はここにパーソナルトレーニングセッションという形で身体作りの講座が入ったら、各種セッションや毎週のセミナーを通して、
僕のビジネスでやりたかった社会に機能を果たせるヒーラーの育成や実現したかった教育機関が一通りできたということになります!
「今の幸せ、2021年以降の幸せ」のもっとも根本的な理由はヒーラーをしていて不幸そうな人や、病んでいる人をたくさんみてきた経験から、もっと健康で、元気で、幸せで、賢く、ある程度お金に自由で、身体ができている人を増やしたいってことがあります。
今が幸せで良ければ良いという価値観もありますが、最低3年後は見据えて動いたり、予防してほしいと思っています。
なので、「己を知り、世界の形を知っている」人たちを増やしていきたいと。
ヒーラーをしていて、「己を知らず、世界の形を知らない」ヤバイ人たちをたくさんみてきました。そして、何かのバランスが欠けていたら人は幸せになれないものです。
僕はこれらをひっくるめてスマートなマッチョを育成すること=「スマッチョ」な人と呼んでいて、「スマッチョ」な人たちを増やしていきたいと思っています。
しかし、「なかだ」は大企業ではありませんし、小さなお店なのが現実です。
そして、1人の人を育てるのは大変な手間がかかるものです。
なので、大企業的な振る舞いはできませんし、そんなに多くの人は指導できませんが、その分、質の良いものを提供できるように日々丁寧に指導しています。
そんな「なかだ」で毎月学んで、3年くらい学べば「スマッチョ」になっているでしょうし、社会に機能を果たせるヒーラーになっているはずです。
ぜひ、あなたも「なかだ」で学んでみませんか?
株式会社なかだ 代表取締役 中田真広