流れといのち 万物の進化を支配するコンストラクタル法則より「知識の流れとかたち」

● 流れといのち　万物の進化を支配するコンストラクタル法則より「知識の流れとかたち」

革命的な思考を受け入れるには時間が必要だ。
エイドリアン・べジャン


朝５時になかだブートキャンプ３の懇親会が終了しても、、、

今日は筋トレメニューB（背中、三頭筋）の日なので、「継続」してトレーニングをしてきました！！

ホリエモンさんが10年間かかさずメルマガを書き続けているように、「継続」は力なりですね。

これも流れに逆らわずに「継続」する物理法則であるコンストラクタル法則です。


どうも、中田です！

さて、なかだブートキャンプ３では、冒頭で万物のデザインを決める新たな物理法則であるコンストラクタル法則から導入をして、講義をしていきました。

ちょうど、なかだブートキャンプ３の前日の5月24日（金）に「流れといのち　万物の進化を支配するコンストラクタル法則」著者エイドリアンベジャンが発売されて、筋トレ後に紀伊国屋書店で買ってそのまま夢中で読んでいて、「これは凄い！！！」と感動していたからです。

まさにコンストラクタル法則に従って、導入に使いたくなってしまったほどです。


さっそくですが、万物のデザインを決める新たな物理法則コンストラクタル法則の定義とは、「流動系は、時の流れの中で存続する（生きる）ためには、その系の流れへのより良いアクセスを提供するように自由に進化しなくてはならない」という定義です。

この定義を基に、著書ではコンストラクタル理論が展開されていきます。

コンストラクタル理論は、富と資源の流れ、階層性の偏在性、テクノロジーやスポーツや都市の進化、政治や社会を支配する原理、時間や進化の諸相までを見渡しながら、生命と進化に新しい視座を与えてくれます。

べジャン博士によれば、コンストラクタル法則の視点に立つと、生命現象は至る所にあるそうで、生物界（動物、植物、社会、テクノロジーなど）という生命現象だけでなく、無生物界（河川、稲妻、雪の結晶、乱気流など）にも、知識（情報）にも、生命現象はあり、このコンストラクタル法則が当てはまるとしています。なので、流動系という単語になっています。

知識のところが分かりやすいと思うので、ｐ２９２「知識の流れとかたち」から引用します。

知識はそれを持っている人から、持っていなくて必要としている人へと、一方通行で自然に広まる。なぜ、自然に広まるのか。知識（デザイン変更）は人間を動きやすくするからであり、また、より大きな流れに向かっていく傾向は自然で普遍艇だからだ。知識の量が多い人と少ない人との境界は、時とともに前進する。「高」が「低」に浸透していく。「高」には知識のある人々がいて、「低」の人々よりも多く動いている。私たちはこの自然の傾向を他のいくつかの呼び名で知っている後程、ことわざや格言を挙げて紹介しよう。

・流れに乗れ
・最短経路を見つけよ
・目的は手段を正当化する
・その日を掴め！
・なんでもあり
・郷に入っては郷に従え
・すべての道はローマに通じる
・良いモノには巻かれろ
・誰もが勝者を愛する
・何かをやってもらいたければ、忙しい人に頼め
・富める者はますます富む
・賢者は考えを改める能力で知られる
・二度目の機会は良いものだ
・時代は変わった
・時間は味方

これらはすべてコンストラクタル理論を示している言葉になります。

富める者はますます富み、奪われる者はますます奪われる

とは、聖書のマタイ効果で有名ですが、まさにコンストラクタル法則を示していた言葉とも言えます。


まあ、聖書の方が歴史の重みがあって、僕は好きですが、革命的な思考を受け入れるには時間が必要なわけですから、コンストラクタル法則という視座で見ていくと新たな発見があると思います。

なので、先日の記事では16時間の講義のあとのノリでマタイ効果は古いと書きましたが、古いというよりは、最先端（と言っても、コンストラウタル法則は90年代）の物理学ではこうやって言い換えられるともいえるということです。

まあ、我々は「それはコンストラクタル法則だよ＾＾」とドヤ顔するのもいいのではないかと思っています。笑（ジョークです。）

知恵はあらゆる世代のあらゆる人が身に付けている。その知識が積み重なり、幾世代も経ると、ついに誰かが「もうたくさんだ。共通項でくくって、万事を１つの言葉にまとめて覚えておくことにしよう」と言い出す。そしてその言葉こそが、物理の法則だ。

流れに乗ることは何の危険もない。もし危険だったとしたら、誰もが遠い昔に崖から落ちていたことだろう。それが証拠だ。人間の進化は、何十万年にもわたって進化してきた人間のデザインの知恵であり、私たち一人ひとりを包み込む、進化を続けるテクノロジーだ。私たちは自らのために進化する。ためにならないものは捨てられ、忘れ去られる。すべては一方向に進化し、その歩みは不規則なこともあれば滑らかなこともあるが、どちらにしても恐れる必要はない。私たちの進化の仕方は自然であり、ミシシッピ川流域の水の流れ方と何の違いもない。私たちはみな、ここから別の場所へと動いている重量なのだ。

（中略）

知識（ニュース、科学）は「高」から「低」へ流れる。持つ人から欲する人へと流れる。一方の側がもう一方の側に教えとして提供するものが何もなければ、流れは止まる。古いニュースは伝わらない。

ちなみに、余談ですが、、、

コンストラクタル法則は、「流動系は、時の流れの中で存続する（生きる）ためには、その系の流れへのより良いアクセスを提供するように自由に進化しなくてはならない」わけですが、原著がどうなのかはわかりませんが、


翻訳的に

「生命現象（生物界、無生物界）は、時の流れの中で存続する（生きる）ためには、その系の流れへのより良いアクセスを提供するように自由に進化しなくてはならない」

にすると、生命現象の定義が分かるというか、生命の本質というか、気の本質がみえてくるのではないかなと思っています。

また、生命とは「存在」するかではなく、「流れているか」、、、これがベジャン博士の主張かな～とも思っています。


何か、もう、ここまでくると、確固たる自我なんてないんだよ～、縁起だよ～、無常だよ～、しかし、生命現象は抽象度を上げて、進化したがるものだし、良いアクセスを提供するように進化したくなるものなんだよ～、と最先端の物理学がもう仏教に聞こえてきますね。

（これは私見ですが、傲慢すぎる試みですから、忘れてください。）


余談２ですが、コンストラクタル法則は受け入れられるまでに、20年の歳月がかかったそうです。しかし、20年経っても、受け入れられないと言う方もいるそうです。ｐ３７３です。


革命的な思考を受け入れるには時間が必要だ。
エイドリアン・べジャン


何にせよ、面白い本ですから、手にとってみてください！！


なかだブートキャンプ３はこちらから！


【参考書籍】

流れといのち──万物の進化を支配するコンストラクタル法則 2,376円 Amazon

・ここまで書いて気づいたのですが、書籍が5月13日発売でkindle版が24日発売だったようです。僕は書籍版が24日発売だと思い込んでいて、24日に書店で買いました。笑　賢者は考えを改める、、、ということで。

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現在は個人向けのヒーラー養成講座、パーソナルコーチング、コンサルティングセッションをメインとして、２０１７年からは不定期だったセミナーを毎週にして、「今の幸せ、２０２１年以降の幸せ」のために毎週のセミナーを開催しています。


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数年後はここにパーソナルトレーニングセッションという形で身体作りの講座が入ったら、各種セッションや毎週のセミナーを通して、

僕のビジネスでやりたかった社会に機能を果たせるヒーラーの育成や実現したかった教育機関が一通りできたということになります！


「今の幸せ、２０２１年以降の幸せ」のもっとも根本的な理由はヒーラーをしていて不幸そうな人や、病んでいる人をたくさんみてきた経験から、もっと健康で、元気で、幸せで、賢く、ある程度お金に自由で、身体ができている人を増やしたいってことがあります。

今が幸せで良ければ良いという価値観もありますが、最低３年後は見据えて動いたり、予防してほしいと思っています。

なので、「己を知り、世界の形を知っている」人たちを増やしていきたいと。

ヒーラーをしていて、「己を知らず、世界の形を知らない」ヤバイ人たちをたくさんみてきました。そして、何かのバランスが欠けていたら人は幸せになれないものです。

僕はこれらをひっくるめてスマートなマッチョを育成すること＝「スマッチョ」な人と呼んでいて、「スマッチョ」な人たちを増やしていきたいと思っています。

しかし、「なかだ」は大企業ではありませんし、小さなお店なのが現実です。

そして、１人の人を育てるのは大変な手間がかかるものです。

なので、大企業的な振る舞いはできませんし、そんなに多くの人は指導できませんが、その分、質の良いものを提供できるように日々丁寧に指導しています。

そんな「なかだ」で毎月学んで、３年くらい学べば「スマッチョ」になっているでしょうし、社会に機能を果たせるヒーラーになっているはずです。

ぜひ、あなたも「なかだ」で学んでみませんか？

株式会社なかだ　代表取締役　中田真広