身体が資本とは言うけれど、肉体労働系ではないから運動は無駄、と思っていましたが、、、

●　身体が資本とは言うけれど、肉体労働系ではないから運動は無駄、と思っていましたが、、、

こんにちは、中田です。

そういえば、ここ数日の記事で悪魔はいないということを書きました。しかし、存在論と概念論以降の認知科学の世界では悪魔はいるんですよねー。

突っ込んだ人もいると思うので、書いておきました。笑


さて、「なかだ」というコミュニティでは、「今の幸せ、2021年以降の幸せ」というゴールを提示しています。

簡単に言うと、人工知能が台頭してきて単純な仕事は機械にとってかわられるためになくなっていきつつ、平均寿命が90歳を超える社会で、今も幸せだけれど、2021年以降も幸せに生きる術を身に付けていくということになります。


2018-10-07 14:00:00　100歳以上はすでに6万1000人以上。国連の推計によれば、2050年までに100万人を突破の記事も参考に！


そのためには、リンダグラットン　著書「漫画でわかるライフシフトー100年後の人生戦略ー」には２つのメッセージがありました。

1つ目は、戦後の私たちを規定してきた教育ー仕事ー引退という「３ステージモデル」が終わりを迎え、仕事・学び・遊びの境界線がなくなる「マルチステージ」に移行すること。

2つ目は、友人や家族関係や健康、さらには「自分について良く知っている」という知識も大事な資産であり、そうした「見えない資産＝無形資産」への投資が重要だということ。


でした。

これだけだとポカーンかもしれませんので、p162の原文も載せておきます。

「日本は、世界でも指折りの幸せな国です。世界保健機関（WHO）の統計によれば、平均寿命というきわめて重要な基準で、日本は世界のトップに立っています。100歳以上の人は、すでに6万1000人以上。国連の推計によれば、２０５０年までに、日本の100歳以上の人口は100万人を突破する見込みです。だから、今この本を読んでいる50歳未満の日本人は、100年ライフを生きるつもりでいた方がいいでしょう。

長寿化は、社会に一大革命をもたらすと言っても過言ではありません。人々の働き方や教育、結婚の時期や相手、子供をつくるタイミングも変わります。余暇時間の過ごし方も、社会における女性の地位も変わるでしょう。

そして、最も大きく変わることが求められるのは個人です。

過去のロールモデルはあまり役に立たないでしょう。あなたは親の世代とは異なる選択をすることになるし、あなたのこどもたちもあなたの世代とは違う決断をするのです。

本書は、読者が長寿化を厄災ではなく恩恵にするために、どのように人生を築くべきかを考える手引きをしたいと思って記しています。

長寿化を恩恵にするためには、まず視野を広げること。
長く生きられるようになった年月の大半を、私たちは健康に生きることになります。
人生の締めくくりの時期への準備だけでなく、人生全体を設計しなおす必要があります。

日本は国民の教育水準が高く、卓越した技術の伝統もあります。優れたイノベーションは世界での評価も高いです。ただし、そうした強むを生かすためには職業生活と家庭生活の両面で、「よい人生」とはなにかについて考え方を変えることが不可欠です。

「教育→仕事→引退」という3ステージの生き方が当たり前だった時代は終わりを迎え、人々は生涯にもっと多くのステージを経験するようになります。寿命が延びれば、「仕事」のステージが長くなります。

引退年齢が７０歳～80歳になり、長い期間働くようになるのです。エクスプローラーやインディペンデントプロデューサーやポートフォリオワーカーといった選択肢が増えれば、人々はもっと自分らしい人生の道筋を描くようになります。

同世代の人たちが同時に同じキャリアの選択をおこなうという常識は、過去のものとなっていくでしょう。働き方が変われば、家庭生活も大きく変わります。

家庭でパートナーの両方が職を持つメリットは明らかで、2人が同時に働く形態や、互いのキャリアを支えるために交互に職につく形態もありえます。経済的な責任を分かち合えば、長い人生に必要な資金を確保するうえでリスクを大きく減らせます。労働市場が激しい変動に見舞われる時代に、その意義はきわめて大きいのです。

もう一つ、長寿化を恩恵にするためには、古い働き方と生き方に疑問を投げかけ、実験することをいとわず、生涯を通して「変身」を続ける覚悟を持たなくてはなりません。

いま３０歳未満の人には、すぐに給料のいい職に就こうとばかり考えないようアドバイスしたいと思います。じっくり時間を取って、さまざまなキャリアの選択肢を検討し、世界について学び、労働市場の未来をよく理解したほうがいいのです。未来の夫や妻とのパートナーシップの在り方を考えるのもいいでしょう。

人生が長くなれば、人生の途中で変身を遂げることが不可欠になります。それを実践するには、自分を知ること、自分とは大きく異なるロールモデルと接することが重要です。ネットワークを広げて、自分とはまるで違う人たちと付き合いましょう。

40代～50代の人は、働きはじめたとき、60代で引退するつもりだったかもしれません。しかし、あなたの職業人生は、少なくともあと25年続く可能性が高いでしょう。

しかも、これから訪れようとしているのは、スキル価値が瞬く間に変わる時代です。手持ちのスキルでよしとせず、新しいスキル習得に力を注がなくてはなりません。

はたらく期間が長くなると、ネットワークを広げて、自分とはまったく違うタイプのロールモデルを見つけ、新しい生き方の選択肢を知ることが大切になります。家族同士の関係や役割を見直す必要も出てくるでしょう。

60歳以上の人は、突如、長寿化の恩恵を手にし、新しい機会が開ける反面、若い頃に想像していたより高齢になるまで働き、収入を得続ける必要が出てきます。

若者たちのメンターやコーチ、サポーターを務めることがあなたの役割になるかもしれません。若い世代のロールモデルとなり、生き方の指針を示せる可能性もあるでしょう。

昔ながらの標準的な生き方を尊重し、伝統を大切にする日本では、本書の提案を実行することが難しく感じられる場合もあるかもしれません。しかし、長寿化の恩恵を最大限活用するには、新しいことを試みるパイオニアたちをもっと評価し、そういう人たちにもっと報いる社会にしていく必要があります。

誰もが変化して100年ライフに適応していくとともに、伝統的な価値観も大切にするというバランスを取らなくてはなりません。

世界でいち早く長寿化が進んでいる日本は、ほかの国々のお手本になれます。

多くの人が100年以上生きる社会をうまく機能させるにはどうすべきかを、世界に教えられる立場にあるのです。

活力と生産性を維持して長い人生を送り、人生の途中で変身を遂げることの重要性を実証するという意味でも、世界の先頭に立ってほしいと思っています。」

また、「今の幸せ、2021年以降の幸せ」には、短期的にも幸せだけれど、長期的にも幸せな視野を持とうという意味も込めています。

例えば、半年後に副業をするためのマーケティングのために今からブログを毎日書いていこうとか、BIG３の合計２００ｋｇにいくために、今はこれとあれをしておこうとか、そういうニュアンスだと考えてください＾＾

特に、身体や健康は今を刹那的に生きるにはテキトーでも構いませんが、鍛えていかないと20代前半と違って30代後半からは体力も、筋力も落ちるばっかりです。落ちるのは簡単だけれど、体力も筋力も付けるのは難しいという不可逆性も働きます。そのままほっておくと50代で病院生活にもなりかねません。

例えば、平日の午前中ということもあると思いますが、午前中だけで1000件の問診をしている病院に行ったことがあります。ほとんど50代以降の人でした。笑　できる限り、健康で楽しくいたいですよね。

なかだおじいちゃんからのお説教みたいになっていますが（笑）、まあ、まあまあな人数をヒーラーとして病というバランスを崩してきている人たちをたくさんみてきているということです。

そして、先週は12月読書セミナー筋トレやだるい、おもい、つらいを改善する栄養学をまるごと読むでした。

それを踏まえた上で、先日の12月身体セミナーのバーチャル講座やセミナーの感想を読むと分かりやすいかなと思います。

12月身体セミナーの感想を頂きました。
匿名で掲載許可を頂きシェアしますね。

身体セミナー、ありがとうございました。
●●です。

フィードバックを送らせて頂きます。

今まで自分の身体に意識がなく、適当にあしらってきたツケが回ってきたな、という感覚でした。
身体が資本とは言うけれど、肉体労働系ではないから運動は無駄、と思っていました。
しかし三年後の未来や今の疲れやすい身体を思うに、このままでは絶対によくないということがはっきり分かったセミナーでした。

エンゲル係数が上がろうとも、必要最低限のたんぱく質や鉄を摂取すること、自分一人でも楽をせずフォームをきっちり守って負荷をかけてトレーニングをすることを、続けます。
とりあえず、オートミールとサプリメントとダンベルは買いました。

またセミナー後、「あと2回限界を超えることが、自分の成長に繋がる」という言葉が残っていました。
家に帰ったのは12時を過ぎていました。
本来なら寝ていましたが、このまま終わってはダメだと、溜まっていた作業を片付ける時間になりました。

次の日の朝、睡眠時間がいつもより1時間ほど少なかったですが、身体は元気でした。
この調子で、身体を鍛えて元気になりながら、日々成長し作業効率を上げていきます。

ありがとうございました。

＞今まで自分の身体に意識がなく、適当にあしらってきたツケが回ってきたな、という感覚でした。
身体が資本とは言うけれど、肉体労働系ではないから運動は無駄、と思っていました。
しかし三年後の未来や今の疲れやすい身体を思うに、このままでは絶対によくないということがはっきり分かったセミナーでした。

何歳であっても、気づいた時が1番早いのです。

そこで自分の考え方というよりもブリーフシステムをゴール側のブリーフシステムに書き換えられるかどうかですね＾＾


・バキより　身体系は男性性が強くなりますね。笑　僕はもともと女性性が強めなので、男性性を強めくらいでバランスが整います。

1つ目は、戦後の私たちを規定してきた教育ー仕事ー引退という「３ステージモデル」が終わりを迎え、仕事・学び・遊びの境界線がなくなる「マルチステージ」に移行すること。

2つ目は、友人や家族関係や健康、さらには「自分について良く知っている」という知識も大事な資産であり、そうした「見えない資産＝無形資産」への投資が重要だということ。

僕自身、ほぼマルチステージのパラダイムに以降していますから、受講生はロールモデルの１つとして参考になるんじゃないかな～とは思います。

このロールモデルの消失を昨日のラジオでは、大きな物語を失った時代といいました。


また、自分自身を知りつつ、見えない資産に投資し、鍛えていきましょう！

●　中田真広のブログ〜認知科学に基づく気功・コーチング・ビジネスを指導しています。　今の幸せ、２０２１年以降の幸せへ

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