進化生物学の視点からミスマッチ病(がん、うつ、繊維筋痛、2型糖尿病、慢性疲労、高血圧)を予防する | 最新の認知科学に基づいたコーチング&ヒーリングを同時にマスターできる世界に1つだけの習得レッスンとは?

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● 進化生物学の視点からミスマッチ病(がん、うつ、繊維筋痛、2型糖尿病、慢性疲労、高血圧)を予防する

最近「なかだ」ではハーバード大学の進化生物学者ダニエル・E・リバーマンの人体600万年史に基づいた進化生物学から仮説段階の非感染症ミスマッチ病(がん、うつ、繊維筋痛、2型糖尿病、慢性疲労、高血圧、無呼吸など)の対策、予防アプローチを導入しようと考えています。

導入というか、まだ仮説段階ですが、人体600万年史の進化生物学的科学が我々にとって有益だろうと考えているからです。

というか、かなり内部表現がいい感じに書き換わるので、来週施術のクライアントさんや乳がんのクライアントさんや先週施術をおこなったお子様の親御さんなどにオススメです。

是非読んでおいてくださると幸いです。

1つの指針になるかと思います^^

進化的ミスマッチ病のリストは50を超えますが、ほぼすべて「なかだ」に訪れている方やクライアントさんに当てハマっています。

もちろん、我々はこのミスマッチ病で死ぬ見込みが最も高いので、知っておいて損はないでしょう。

さっそく、600ページ以上ある中からダニエル・E・リバーマンの肉声を引用します!

人間という種の豊かで複雑な進化の歴史から、最も学ぶべき有益な教訓があるとするなら、それは、文化によっても私たちは自らの生物学的仕組みを超えられないということである。人類の進化は決して筋肉に対する脳の勝利ではなかったし、未来はいかようにも変えられるというサイエンスフィクションには懐疑的であらねばならない。

いくら賢くても、私たちは自分が受け継いだ身体を外面的な意味以外では変えられないし、足でも肝細胞でも脳でも、身体の部位をすでに自然が作り上げている以上にうまく作り上げられるなどと考えるのは、危険なほど傲慢である。

好むと好まざるとにかかわらず、私たちはやや太り気味の柔毛のない、二足歩行の霊長類であり、糖と塩と脂肪とでんぷんをひどく欲しがるが、食物繊維の多い果実や野菜、木の実、種子、塊茎、赤身肉、など、雑多な食物を食べるようにいまでも適応している。

ゆっくり休んでくつろぐのは大好きだが、いまでもその身体はかつてのとおり、1日に何キロもあるいたり、頻繁に走ったり、地面を掘ったり木に登ったり、ものを持ち運んだりするような進化した、持久力の高いアスリートの身体である。

そしてたくさんの快適なものが大好きだが、毎日を室内で椅子に座って過ごしたり、サポート力の高い靴を履いたり、何時間も続けて本やスクリーンを凝視することにはあまりよく適応していない。

結果として何十億もの人々がかつてはほとんど、あるいはまったく見られなかったよう裕福病や新しさの病、廃用性の病に苦しめられている。

そこでそれらの病気に対処するのだが、それはそのほうが原因に対処するよりも簡単で、儲かって、早急にできるからであり、そもそも原因についてはわかっていないことも少なくない。

そして、そのような対処療法をとることで、文化と生物学とのあいだの有害なフィードバックループーディスエボリューションーがいつまでも解消されないままとなる。

ちょっとすると、このフィードバックループはそう悪いものでもないのかもしれない。いずれ私たちは一種の定常状態に達して、そこでは予防可能な裕福病、廃用性の病、新しさの病の治療が完璧にできているかもしれない。

だが、私はそうなるとは思わないし、未来の科学が最終的にがんや骨粗しょう症や糖尿病を撲滅してくれることを期待していながら無為に待っているのは馬鹿げたことだ。

それよりもっとましな道があり、私たちの身体がどうしてこのような姿にいたったのかにもっと注意を払いさえすれば、すぐにでもその道に踏み出せる。

人々を死なせたり、障害を負わせたりする主要な病気のほとんどは、まだどうやって完治させたらいいのか分からない。

しかし私たちが受け継いでいるからだをもっと進化してきたときのように使うことで、それらの病気が起こる見込みを下げられること、場合によっては予防もできることを、私たちは確実に知っている。

文化的な要因がミスマッチ病の多くを引き起こしてきたように、別の文化的革新がこれらを予防するのに役立ってくれる。それを実行するには科学と教育と、賢明な集合的行動のすべてが必要となる。

(中略)

私たちはこの身体を耕さねばなりません。
人体600万年史科学が明かす進化・健康・疾病 下巻 280pから

我々は未だにゆっくり休んでくつろぐのは大好きだが、いまでもその身体はかつてのとおり、1日に何キロもあるいたり、頻繁に走ったり、地面を掘ったり木に登ったり、ものを持ち運んだりするような進化した、持久力の高いアスリートの身体である。という視点は重要に思います。

情報空間に急激に移行している現代でもそれを支えるのは身体性です。身体です。

それよりもっとましな道があり、私たちの身体がどうしてこのような姿にいたったのかにもっと注意を払いさえすれば、すぐにでもその道に踏み出せる。ということ。

これは該当の症状の方にとっては大きな希望になるのではないでしょうか?対処療法ではなく、もちろん、主治医と相談の上。

そして、私たちが受け継いでいるからだをもっと進化してきたときのように使うことで、それらの病気が起こる見込みを下げられること、場合によっては予防もできることを、私たちは確実に知っている。

わけですから、もっと進化してきたときのように身体を使うことで、それらの病気が起こる見込みを下げられる。そして、場合によっては予防もできるのです。

私たちはこの身体を耕さねばなりません。

私たちはこの身体を耕さねばなりません、という最後のリバーマンの主張が印象に残ります。

私たちはもっと身体を耕す必要があります。身体系の講座もまたやりたいですね。というか、やる必要がでてきそうです。

今後の方針が少しは見えてくるのではないでしょうか?

【参考書籍】
人体600万年史(上):科学が明かす進化・健康・疾病/早川書房

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人体600万年史(下):科学が明かす進化・健康・疾病/早川書房

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ゴール設定・末期ガン・エフィカシー(ゴール達成への能力の自己評価)・趣味・社会貢献・ファイナンス・部下指導・職業・転職・起業・人間関係等に関する内部表現書き換え、働きかけを行っています。

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