アーサナの最中はレジュメや講座でも言っている通り、止めて、観ることが重要であり、アーサナの最中にアーサナを他人に見せびらかすためにやっているとそれは表面を撫でただけのような気持ちの悪い自己啓発のようになるので注意が必要に思います。
(ついついアーサナに日常の風景を持ち込んだり、切り替えが遅い人は気功技術をカチャカチャ切り替える、服装を変える、気功技術鴉羽織を使うなど、今後の弟子のためにもフレームを切り替えるクセを付けるとよいです。古いフレームが走っているので、5分間リラクセーションをしてからも効果的です。)
おそらく参考書籍(注意事項)を読んでいないから本当に浅く、浅くて薄っぺらで、悪い意味で軽い印象を他人に与えてしまい、それが本人は真剣に努力していると言っても、ふざけているようにみえて(実際は参考書籍を読んでいない時点で学ぶ資格すらなくふざけていますが。)、周囲の鼻に付いてイライラさせるのだと思うのですが、アーサナの途中は「他人と競争しない」ことが重要です(^^)
簡単な注意事項の再確認です。
(引用開始)成瀬雅春 ハタ・ヨーガ完全版 p26
初めてヨーガ教室に来た人は、周りの人の身体が柔軟なので、負けないように頑張ってしまうというケースが多い。しかし他人と競争し始めたら、それはヨーガではない。ヨーガはあくまでも自分を向上させるためのものであり、他人と競争するためのものではない。
どんなに身体が柔軟でも、他人を意識してアーサナをしているとしたら、それは完成度の低い、内容の悪いヨーガになってしまう。その逆に、どんなに身体が固くても他人を意識せず、マイペースでアーサナをしているとしたら、それは完成度の高い内容のいいヨーガだと言える。絶対に他人と競争しないように心がけて欲しい。
(引用終了)
先生に自分が向上するためにアーサナに対するアドバイスを求めることや実例のためにアーサナを見せてくれていることと、先生や他人に見せびらかすためにアーサナを取ることでは本質が(裏で走るアルゴリズム)まったく違うことは分かると思います。当然出力である結果も違ってきます。
他人に見せびらかすためにアーサナをしていると結果は出ないし、本人は自分が気づかないうちにますますエフィカシーが落ちて、自信がなくなり、他人の承認を求めるようになり、悪い意味での自己啓発のような悪循環に陥ってしまいます。
それが悪い意味でのエフィカシー、負のスパイラルの原因の1つになりかねません。
おそらく成瀬先生が言いたいことは他人と競争しないことで、自我を、身体を、筋肉を拮抗させて、止めて、観ることなのではないか?と思います。(下から上は観えませんが。何を観るかはバーチャル講座を参照に。)少なくとも、他人と競争をすると意識は他人にしかいきません。(意識のロックオン、ロックアウトやスコトーマの原理を参照。)
ですから、アーサナの最中は他人と競争しないことが重要です。
というのも、成瀬先生がおっしゃっているように、はじめはどんなに身体が固くてもいいのです。
僕自身は正座ができないくらい大腿四頭筋が張っている人がたったの半年間で当たり前のように高度なアーサナを次々と取れるようになっている現場を実際に目撃しています。
「なかだ」のはじめての気功講座でもまったく同じです(^^)
正座ができなかった大阪生徒さんの1人はたった4ヶ月で鳩のポーズが取れるまでになりました。
自分(私)とはそれほどの可能性を秘めた存在だということを日常の惰性に絡めとられないでキッチリ思い出して欲しいと思います。

※資本主義の経済活動中では競争は重要ですが、ヨーガの最中は他人と競争しないことが成長に繋がります(^^)もちろん、他人にインスパイアされるのはおkですが、それは競争とニュアンスが違ってきます。
だいぶ臭さやドロドロは消えてきましたが、もう少し情報空間をクリーンに浄化していきましょう!!
ハタ・ヨーガ完全版/BABジャパン出版局

¥2,160
Amazon.co.jp
※成瀬先生と親睦のあるスクール生がこんなエピソードを話してくれました。
1日でこの書籍の写真をすべて撮って成瀬先生が足首をケガした?らしいです。1日で撮りきったのは化け物だなと思う反面、ケガをしないように無理をしないことです(^^)
8月の身体のIQとハタヨーガと12月の鳩で自分が成長したいという方はこちらから