アメリカの数学者、哲学者であり、様相論理の基礎を作ったS・クリプキ著の「名指しと必然性」と脳機能科学者である苫米地英人著の「洗脳言論」を読み直していました。ブログでは書けないヒーリング(気功)講座~上級編~の打ち合わせでしたので、ジャッキーさんも一緒に。笑
「なかだ」の脳内フォルダの中では、可能性世界(possible world)でタグ付けされている2人ですが、名指しと必然性中のクリプキの可能性世界は認知科学より以前の少し狭い範囲で、苫米地博士の言う可能性世界は認知科学者達がいうもう少し広い範囲の可能性世界です。
以前どこかで書いたと思いますが、苫米地博士をはじめとする認知科学後の可能性世界はモーダルチャンネル(五感+言語、数学含む)にそれぞれに可能性世界があり、その世界にはエヴァンゲリオンや惣流アスカラングレーやモンスターハンター4でいえば、リオレウスがいてもいいイメージです。気功をやっているとああ、内部表現(すべては心が生み出している)なんだという瞬間がいつか体感できるかと思います。
瞑想やヨガでも催眠でもいつかは内部表現(悟り)を体感できると思いますが、1番早いのが我々の気功ではないか?と「なかだ」は考えています。第一、我々の気功の定義が共感覚による内部表現の書き換えですので。
我々の気功は科学の態度として、理論と実証(体感)の2軸で検証していきますので、本当に早いです。良い世界になったなぁ~と感じますね。
(引用開始)洗脳言論p33 ダークネスパウンダリーに魅せられた人々より
現実の世界の空気を吸って生きていくことが、われわれ人間の本来の姿である。可能性世界への過剰な逃避は、現実世界で感じる痛みを希薄にする。洗脳の副作用は、この痛みに関する人間的な感性の鈍化であり、他者に対するラディカルな意味での想像力の欠如なのである。
(引用終了)
この文節が1番好きなので、引用させて頂きました!
我々ヒーラー(気功師)を知性で暴走を防いでくれる1文もあります。「なかだ」自身は脱洗脳家でもあると自負しています。
僕を教祖と思って下さる方には冷や水を頭からぶっかけますし、「なかだ」の世界感にふわふわしている人には、自分の世界を構築しなさいと言ったり、アメブロ1万ブログを読みなさい(世界を知れ!)と言ったり、少し学んだら自分の足で立ちなさいと言ったり、自分のゴールを持ちなさいと厳しく言うこともあります。
数学者のゲーデル以降の不完全性定理が証明された我々の世界では、絶対的な価値はないことが分かってきました。
ですので、1つ上の価値観を提示し続けることが重要になります。これは以前の価値観よりはちょっとはマシかな?という程度です。
ニュートン力学の決定論の世界から量子論における非決定論の世界に移ってきている訳ですが、我々の心(脳)はまだまだ追いついていません。
で、少しずつ一緒に中世の闇を抜けて進んできましょう!
今よりはスッキリと楽しい世界が観えるとお約束します!面白く学んでいきましょう♪
真面目に書きすぎたかな?(°_°)
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