新大阪駅に207系直流通勤形電車が入って来ました。
時刻は、8:50′です。この電車は、普通西明石発高槻行きで終点には、
9:10′ に到着します。新大阪駅も在来線の方も線路が入り組んで居て、
いつも何らかの工事が行われています。そして、線路と電柱と電線が
蜘蛛の巣のように張り巡らされて、都会の活況を窺がわせます。
恐らく、この電車も満員で1,000人以上の乗客を運んでいることでしょ
う。JR西日本が民営化後初めて設計した通勤型電車で、日立製作所笠戸
事業所や川崎重工・近畿車両が製造し、現在は体質改善工事が実施され
ています。製造メーカーのひとつの日立笠戸事業所は、どんな車両も
手掛けていて、地元だけに親近感が湧きます。
《2016.12.19 周南市 東郭》

JR西日本 207系電車
JR西日本207系電車諸元
(共通事項)
編成 3・4・7両
営業最高速度 120 km/h
起動加速度 2.7 km/h/s
減速度 3.5 km/h/s(常用最大)
4.2 km/h/s(非常)
編成定員 1,089名
車両定員 座席50・立席100(先頭車)
座席58・立席105(中間車)
最大寸法 20,000 ×2,950 ×3,700 (mm)
(長・幅・高)
車体材質 ステンレス
編成質量 213.0t
軌間 1,067 mm
電気方式 直流1,500V
(架空電車線方式)
主電動機 かご形三相誘導電動機
歯車比 1:7.07
駆動装置 WNドライブ
制御装置 VVVFインバータ制御
台車 ボルスタレス台車(ヨーダンパ付)
制動方式 電気指令式ブレーキ
耐雪ブレーキ
保安装置 ATS-SW,ATS-P・列車防護無線装置
EB装置(一部)・TE装置(一部)
車両異常挙動検知システム(体質改善車)
製造メーカー 川崎重工業車両カンパニー
近畿車輛
日立製作所笠戸事業所
西日本旅客鉄道後藤総合車両所