
国宝姫路城大天守保存修理工事が2015年3月18日に竣工しました。
2009年6月からの着工なので、実に足掛け6年の歳月を要しました。工事費も12億円を超え
たようです。この時から姫路城改修の報道はいまもって続いていますので、誰でも知って
いるお城だと思います。私も改修後の姫路城の姿を見た時はあまりの白さに吃驚しました。
もうすぐ、1年を経過しますので、すっかり落ち着いたお城の風情になっています。
《2016.3.2 周南市 東郭》

新幹線から姫路城を撮るには、途中がビル群なので集中していないとシャッターチャンスを
失います。新幹線のぞみ等は姫路駅に停車しませんし、その日の天候や時間によっても
撮影の明暗が別れます。でも、白く際立っているので見つけ易くはなったと思います。

姫路城
別名 白鷺城
城郭構造 渦郭式平山城
天守構造 連立式望楼型
5重6階地下1階
築城主 赤松貞範
築城年 1346年(南朝:正平元年、北朝:貞和2年)
主な改修者 黒田重隆・羽柴秀吉・池田輝政
主な城主 小寺氏・黒田氏・池田氏・本多氏・酒井氏
廃城年 1871年(明治4年)
遺構 現存天守・櫓・門・塀
石垣・堀・土塁・庭園
指定文化財 国宝(大小天守と渡櫓等8棟)
国の重要文化財(櫓・渡櫓27棟、門15棟、塀32棟)
国特別史跡
ユネスコ世界遺産

昨年の春には、新装の姫路城を見ようと観光客はいっぱいで、JR姫路駅で降りる人が
列をなしていました。団体ツアーも随分組まれていて、徳山駅でもその人達に話を聞くこと
が出来ました。やはり、サクラの花と日本のお城は絵になりますからね。個人的には、
山口県の萩城も再建して欲しいところです。