萩城は毛利輝元公が慶長9年(1604年)が築いた城です。関ヶ原の戦いで西軍の総大将は、
中国10国から防長2州に減封されました。萩のお城は橋本川と松本川の間の湿地地帯で
指月山(143m)の麓に位置します。戦略的には、背後に指月山を背負い左右が川となり
有利な地形のようですが、以後萩城が戦争の舞台となることはありませんでした。
それどころか、おおきな平野もなく湿地帯を整備して城下町を造ることには大変な苦労を強いられました。然しながら江戸期を通じて萩は立派な城下町として生まれ変り、時代が下って現代では、風光明媚な観光都市になっています。私的には、早く萩城を再建して欲しいと
思います。

《CanonEOS70D 1/640ss f 5.6 +2/3 iso200 F=20.0㎜ EFS18-200㎜ /萩城々址》