大阪城 | 周南市 東郭の世界

周南市 東郭の世界

Yahoo blog経歴10年でアメブロへ移行しました。
一応、貴重な記事・画像は移行成功しているようで、引き続き東郭の世界を楽しんで下さい。令和元年から新しいアメブロで頑張ります。 “ゆうぜんとしてほろ酔へば雑草そよぐ”

大阪城は、やはり日本一のお城ですね。日本三名城は、大阪城・姫路城・熊本城ですが
 
何れも由緒があって日本独特の建築美がいゝですね。でもそう思うのは歳を取ってからで
 
中学生の修学旅行が大阪城や京都の清水寺や平安神宮・宇治の平等院などであり少しも
 
ピンと来なかったのを覚えています。今から55年前の中学生なんてそんな高尚な建物の
 
良さなんか判る筈もありません。ところが、不思議なことに70歳になっても行った事だけは
 
覚えていて何十年ぶりに見学に行くと不思議と記憶が蘇ります。少しは世間並みの知識が
 
身について、歴史だけでなく構造物などに興味が湧くとその偉大さが判って来ます。
 
大阪城でいえば、あの幾つもある巨石ですね。30畳敷き100トン以上もある巨石をどうして
 
運んだのかと誰も疑問に思います。周防の國からも良質の御影石を運んでいて、周南市文化
 
会館にある「大阪城築城残石」と呼ばれるものでも長さ2.5m 縦横1.0m 重量6トンで
 
す。機械力を使わないで人力だけで切り出し・運搬・石組を実際出来たのは凄い技術です。
 
現代小さい石などでは再現する試みをやっていますが、100トン以上の巨石を運んだり
 
組みたてたりすることは、おそらく出来ないでしょう。無論機械力が導入されて人力で
 
石を扱う必要がなくなったこともありますが・・・
 
 
この歳になって気付くのですが、”そう言えばあの修学旅行の時見た事が原点になっているん
 
じゃあないか!?” ということです。昔のかすかな記憶やかすかな疑問が醸成されきたので
 
はないかと思うのです。私の場合は、東大寺の大仏などはまさしくその類です。
 
そうだとすると、あの昔懐かしい修学旅行もまんざら無駄ではなかったと思います。
 
 
                          《2015.4.24 周南市 東郭》
 
 
イメージ 1
 
 
大阪城
別名      金城、錦城
城郭構造    輪郭式平城または平山城
天守構造    複合式望楼型(豊臣期・1585年築)
        独立式層塔型55階地下1階(徳川期・1626年再)
        いずれも非現存
        独立式望楼型58階(1931SRC造復興)
築城主     豊臣秀吉
築城年     1583年(天正11年)
主な改修者   徳川秀忠
主な城主    豊臣氏、奥平氏、徳川氏
廃城年     1868年(明治元年)
遺構      櫓、門、石垣、堀
指定文化財   国の重要文化財(櫓・門など)
        
登録有形文化財(再建天守)
        特別史跡
 
 
 
イメージ 2
 
 
 
 
イメージ 3
 
桜の宮から
 
 
 
 
 
イメージ 4
 
 
 
 
 
 
イメージ 5
 
森ノ宮から
 
 
 
 
 
 
イメージ 6