HSK考试 | 周南市 東郭の世界

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HSK考试(初中等)
11月28日(日)午前9:00〜11:30 試験が行われた。
試験会場は、この大学の我々の教育楼である。
しかも404号室は、自分たちが毎日授業を受けている教室である。
このほか、4階の教室いくつかが使われる。
宿舎は、隣りの楼なので5分もかからない。
8時ごろ、そこへ様子を見に行ってみた。
一階のエントランスホールには、幾人か待っている。外部から来た受検者や関係者と思われる。
4階を見てみようとすると、係りの人がエレベータをSTOPしている。
にこやかに、只今準備中ですので・・・と言って止められた。顔見知りの職員である。
とはいえ、もう張りつめた雰囲気で、警戒もあり教育楼全体が緊張している。
 
再び9時15分くらい前にそこへ行き、エレベータで試験会場へはいる。
入口では、准考証のチェックがある。月曜日に事務所で発行したもので、インターネット登録
後、費用をおさめると発行してくれる。
准考証には、受験番号や国籍や性別、序号、代号など受検者ごとに記入してある。
入ると、教室いっぱいに机が並べられており、一人ずつ指定されている席に着く。
普段は、15名でゆったり授業をうけているが、今日は50名ぐらいの机を並べている。
みな席に着くと、イヤホンをつけて、音声をチェックする。中には雑音がはいるものも
あるようで、手を挙げてチェックを依頼し、交換してもらう人もいた。
 
係りの人は、女性三人で、ここの教授だ。中の主任が受験要領を説明して開始の
時間を待つ。すでにイヤホンは、音声チェック用の中国語が流れている。
封がしてある試験用紙と回答用紙が配られる、「中を開けてはいけません」と思わず手が
止まるような声で主任が厳しく言う、みんな極度の緊張状態である。
 
9時ちょうど听力理解が開始された。50題35分の持ち時間である。イヤホンに全神経を集中する。
ABCDの中から正解をマークシートに鉛筆で線を引いて塗りつぶす。
聞くとかなりのスピードでしゃべっている。耳が馴染むまでよく理解でない。
次から次に質問が飛んでくるので、考えている暇はない、即座に対応しなければ、もう次の
問題に移っている。わたしのイヤホンに途中から雑音が入ってきた。聞き取れない。
仕方がないので、イヤホンの調整つまみを少し調整すると再び聞こえ出した。
35分があっという間に過ぎる。
 
次の語法結構30題20分だ。いわゆる筆記試験で文中のABCDに指定してある語句をいれて
正当を得る。
時計を見ながら時間配分を考えないと全部を消化できない。次の閲讀理解に入ると
前をやってはいけない事になっている。
 
三の閲讀理解が50題60分である。文中の下線の部分の意味をABCDの中から選ぶ問題で
ある。第一部分は、判ればすぐ回答がでる。
しかし第二、第三部分へ行くと下線はなくなり、20行くらいの文章を読んで問いに答える形式に
なる。勿論漢字ばかりで、理解に苦しむ。ここでも時間が逼迫してくる。
 
四の総合填空は40題30分である。これは文章の中の空白部分をABCDの中の一つを
埋める。作業自体は簡単だが、単語・熟語の意味をよく把握していないと同じような回答が
書いてあるので迷う。最後の15問は、実際に漢字を書かなければ、ならない。
 
2時間半があっという間に終わった。時間との闘いであった。
筆記にはいってから、トイレに行ってもいいらしく、席を立つ人もいる。私も手を挙げてその
意を係りに伝えると今、ひとり行っているので帰るまで待つように言われた。
試験中でゆっくりしているひとはいない、すぐ順番が回ってきた。
 
足がエコノミー症候群だった。
成績結果はさておき、久しぶりの緊張感と終わってからの爽快感が心地良い。
 
今回のHSKは、易しいクラスで、12月には、中級・高級クラスのHSK考试も
ある。
 
私の場合は、全くの腕試しといったところでしょうか。実際に会話の試験も高級に
なればあるという。中国語をしゃべりたい・・・という気持ちで今回留学したが、先は
はてしない。
 
 
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