大明湖紹介 | 周南市 東郭の世界

周南市 東郭の世界

Yahoo blog経歴10年でアメブロへ移行しました。
一応、貴重な記事・画像は移行成功しているようで、引き続き東郭の世界を楽しんで下さい。令和元年から新しいアメブロで頑張ります。 “ゆうぜんとしてほろ酔へば雑草そよぐ”

山東省の省都“済南市”は、面積8,177km2、人口569万人(山口県面積6,110km2、人口145.6万人)で政治経済文化の中心地である。
黄河文明の中心の一つとされるほど歴史がある。2000年以上前の魯・齊の国は今も地名や車のナンバープレートに残る。地理的には市内を黄河が流れ、南に泰山がそびえる。それゆえか、泉の都として有名である。しゃく突泉、大明湖、千佛山の
済南市三大名勝。柳の木と湖水の風景は中国の風景によく観られる。西湖もそうであった。この地は地下鉄は走らせない、高架をどんどん作っている。
孔子は、日本人なら誰でも知っているが、この地の人である。
 
今日は、済南市の中心地にある大明湖に行きました。
バスでルートを聞いて降りたのですが、又、迷ってしまった。
李先生と待ち合わせしていたのに、遅れてはまずい。
道端の老人へ黒虎泉を聞く。ようやく意図が解かってくれたのか答えてくれた。
「だって、この辺全部が黒虎泉だよ。あんたが何処へ行きたいか解かんねえ」
バス停だけでも東西南北四つはある、しかもその間の距離は10分くらいある。
これだから田舎者は、こまる。
仕方がないので、近くのホテルに飛び込んで李先生にメールする。つぎに
フロントに黒虎泉へ行きたいがこの辺の地図はないか?とかなんとか焦って問う。
意外なことに私の焦った顔を見て、フロント嬢3人がそれなら、この道をまっすぐ
いって、最初の信号を右に廻ったらすぐ左に便所があるからそこのそばを、
下ったらすぐ着きます。と言う、ちょっと安心したがどのくらい時間がかかるか
解からないのでタクシーかバスがいいかとかなんか言ったら、笑って歩いて
すぐ着くという。知らない道は遠い、ビルばっかりでトンネルの中のようだ。
一区画歩くと、見覚えのある泉(川)と柳の景色が見つかった。
 
~中略~
イメージ 1
                                    大明湖の博物館
気温は3℃、生憎の冷気で人は少ない。
湖の遊覧船も停泊したままである。でも観光客は、水辺を歩く。
芝生の色や、水草を観ていると冬を感じる。水面も風に揺らいでいる。
この大明湖付近は、夜ライトアップされ、湖を囲む大通りは街灯でも
大きな提灯が何段も重ねられて、数キロも続く独特な中国的な雰囲気を
醸し出す。これらの光は、焚火のような赤を基調としているので、気持ち
も温かくなる。
先生の話では、春の大明湖はいろいろな花が咲きとくに綺麗だそうだ。
また、夏はここで船競争大会も開かれるそうだ。
大明湖と済南駅と千仏山を結ぶトライアングルが繁華街のようだ。
  
イメージ 2
                     ~亭が大明湖のまわりあちこち~