留学生活も予定の半分が過ぎた。
反省をしながら、なにが自分のものになったか?確かめてみたい。
1.バスに一人で乗れるようになったこと。
誰でもできる事だが、初めての外国生活では、勝手が判らない。
路線バスは、前の乗車口から乗る、その時一块か二块を運転手の徴収箱へ
入れる。両替はしてくれない、人が多いので習慣になっているのだろう。
バス行き先表示にKが付いてるやつはエアコン付きで二块だ。
このほか四元とかあるようだが、ここではこれで十分だ。
バス停の路線と行き先が確認できること。バス停名、路線、行き先が
表示してある。土地勘がないので、乗っても何処を走っているかさっぱり判らない、
おまけにバス停のアナウンス声が小さく聞き取れない。
はじめ、幾駅で降りるか確かめないと、でもこれでも乗り越すことがある。
隣のひとに聞くことだ。幸い人はいっぱい並んでいる。私はバス停から降りるまで
みんな聞いて確認した。自分が正しいかどうかも判らないから・・・。
人に聞くといっても降りる駅を言えばいいだけだ、漢字で示してもいい。
私の最初の体験では、聞いた人が目的のホテルを指差してここで降りろと
いってくれた。
2.タクシーに一人で乗れるようになったこと。
流しのタクシーは、腕を水平にあげて止める。自動ドアではない、自分で
ドアを開閉する。タクシー賃は、ワンメーター8块程度です。がところによって
違う。道路広いので逆路線には、行ってくれない。
私の場合は、17時頃で渋滞でしかも運転手の交代時間となっていたから
断られたり、つかまらなかったり散々だった。
運転手は、若いしキップもいい。時にはぶっつかったか?と思うほど、
頭をだす。車同士も度胸がいいが、車と人どうしも度胸がいい。ここでは
ひとの方が勝つ。降りるときは、領収書が出てくる。几帳面だ。
宿舎で電話してタクシーを呼ぼうとしたら、駄目と言われた。習慣がないのか。
宿舎の前にタクシーでないタクシーが止まっている。
ちょっと高いが、交渉次第。わたしはホテルまで行って用事が済むまで
待って貰った。ホテルに着くので半分だけでも渡して置こうというと後でいい
という。用事が終わって駐車場にいくと、その運転手は中で寝て待っていた。
割と良心的な中年運転手で、宿舎の前で出会うと挨拶をする。
食堂の行き帰りに、待ってる車の中からこの運転手を探すが、割と忙しいのか
今日は、見受けなかった。
タクシーには、一般的に客が運転手の横に座っている。これも習慣か?
日本と違い右側通行なので、乗り降りは、気をつけないと逆の方向の
ドアを開けたりする。
運転席は、厳重にパイプでガードされている。日本よりパイプも太いように
おもえた。
タクシーに乗る人はたくましい。4,5車線で混んでる中でも空いている
タクシーがいれば、道路の真ん中まで行ってドアを開けて運転手と
交渉している。
車の急増で渋滞は年中だし、バスよりはるかに高いし、車の渋滞時間は
運賃に加算されない?ので運転手も次第に苦しくなって来ている。