HSK模擬テスト
HSK考试が11月28日全国一斉に行われる。
ここの大学も試験会場になっており、校外の人も多く受験するそうだ。
その模擬テストが19:00から実施され、私も参加した。
試験会場の教室には、およそ30名いた。意外と少ない。
同班の中では、私一人であった。午前中の授業のとき周りに聞いてみると
参加しないという。彼らは中国語能力が私よりかなり上であり、今回の初・中等は
すでにクリアしているのだろう。12月に行われるハイクラスを受験するという。
交換留学生たちは、母校の大学の成績にもなるということで、それなりに
勉強してきている。どうりで今回の模擬参加者が少ないはずだ。
教室は、各自の席ごとにテレビと大きなイヤホンがあり、隣りと仕切られている。
定刻になり答案用紙と質問用紙が配られる。本番と同じ進め方なのであろう。
担当教師の説明のあとイヤホンをつけて聴力理解(中国語聞き取り)が、
始まった。50問ある。考える時間はない、解答用紙はマークシートで取捨選択
する、中国語検定とおなじである。次から次にイヤホンから問題が聞こえてくる。
即座に反応しなければ、もう次の問題に移っている。一時間は、またたく間で
あった。心配するなかれ25%の確率で何処を選んでも正解となるはずだ。
つぎは、筆記テストで語法結構、閲讀理解、総合填空で一時間半の持ち時間
である。これも120問ある。時間がすぐ過ぎるし、つぎの題に移ればもうそこは
記入できない。でも、心配ありません、25%の確率で正解が得られます。
私は、最初の試みで、前回が無い分実力があがっているかどうかも
判らないため、現時点の能力判断という気持ちで答案をかきました。
聴力理解のテストで面白いと思ったのは、たとえば、「天気予報は、晴れと言った
のに突然の雨で、普段は自転車で出勤するが汽車と地下鉄を乗り継いで
出勤しました。自転車では30分かかりますが当日は50分かかりました。」
と言ったあと質問は、「当日はなんで出勤したのでしょう?」と問いかけられて、
回答の①自転車 ②汽車 ③地下鉄 ④雨 の中から回答を選ぶのです。
ものすごく速い話し方なので、どれもみんな正解に聞こえるのです。しかも
④の正解「雨」も中国語では「なんで」も「どうして」も聞き取り方で次第では
正解だったり、不正解だったりします。
もうひとつは、最初の設問は同じでも、質問を変えることより正当につける
○印は、すぐ変えることが出来るという事です。「雨でなかったらは2番目の乗り物は
なんですか?」とものすごい早い中国語では、なにがどうなっているか判らなくなるの
です。
明日は、午前中に正解回答の解説があります。あさっても解説があります。
答案用紙と回答は、帰る事ができました。自分で採点しろということです。
でも、やっていません。