皆さんあけましておめでとうございます!

今年も健康に役立つ情報を発信していきますので、よろしくお願いいたします。

年末年始で飲みすぎ、食べ過ぎで、お腹の調子を崩していませんか?

今回は胃の健康と生活習慣に関するお話をしてみたいと思います。

 

①胃の健康と生活習慣
・食べてすぐ寝るのは良いのか?
・アルコール、喫煙、薬の服用
・過度のストレス、加齢、運動不足

②胃液と胃粘膜
・胃液は強酸性だが、胃を守るために胃粘膜が胃壁を保護している
・胃の粘膜の胃小窩の胃腺で胃液を分泌
・胃液と同時に大量の粘液が粘液細胞から分泌され胃壁を胃液から守る

③食べてすぐ寝るのは良いのか?
・食後30分~1時間程度身体を休めるのは良い事
・食後すぐに眠ってしまうと消化不良になりやすい

④ストレスと胃の健康
・ストレスが増える→交感神経が働く→胃の血流の低下→胃の蠕動運動
、胃酸、胃粘液の分泌減少→副交感神経も強く働く→胃酸の分泌が増える→胃酸が胃粘膜の保護を超える→胃の不調

⑤アルコール摂取による胃の影響
・食前の少量のお酒は胃酸の分泌を促し、食欲が出る
・大量のお酒は胃酸と胃粘膜のバランスが崩れ、胃の蠕動運動も低下する
・アルコールの分子は、胃粘液のバリアよ小さいため、通過して胃の粘膜を刺激する

⑥薬服用による胃の影響
・痛み止め(NSAIDs)の服用により胃に負担がかかる
・プロスタグランジンを抑制して、痛みをけいげんさせる
・プロスタグランジンの役割
(血小板凝集作用、胃粘膜保護、血管拡張、腎血流量の増加)

⑦喫煙による胃の影響
・喫煙により胃の血管が収縮して、胃液の分泌が低下
・喫煙は胃に存在する、プロスタグランジンを減らす

⑧加齢や運動不足による胃の影響
・体幹のインナーマッスルが衰える→脊柱が後湾する→胃下垂→胃の蠕動運動が低下

⑨胃と体幹の相関関係
・胃は胃底部で横隔膜に付着し、横隔膜とともに動く
・横隔膜と大腰筋は胸椎12番に付着するため、一緒に機能する
・横隔膜と腹横筋は肋骨の裏で連結している。