「皐月を見る会」は大成功 | todou455のブログ 火縄銃ときどき山登り

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 宮城県丸森町にある金山城伊達・相馬鉄砲館は,本日「皐月を見る会」を開催した。心配された皐月の花は,満開の盛りを過ぎたものの美しい花の色を保ってくれたのは幸いだった。

 当日は朝から沢山の御客さん来館され,目の回るような一日となった。推測だが,今まで一番の来館者があったと思う。というのも,あまりの忙しさと正門や玄関だけなく,裏門や脇口から入館するお客さんがあったため正確な来館者データが取れなかったのだ。現場はそれだけ混乱したということである。おそらくだが,一日で150人近くの来館者があったと思う。「皐月を見る会」の開会式では本年3月29日に発足した仙台藩丸森鉄砲隊から地元の皆さんにご挨拶させて頂いた。地元の丸森町のために役にたてるよう決意を新たにした次第である。

 

仙台藩丸森鉄砲隊からの御挨拶

 

ズームします。

 

開会イベントとして詩吟と篠笛の演奏もあり、庭一杯の参加者も楽しんで聞いていただけたと思う。さらにケーキの移動販売車と地元丸森町の「〇〇とコーヒー」さんのキッチンカーが出店して賑わいに花を添えていた。

 

 

地元丸森町の「〇〇とコーヒー」さんのキッチンカー

 

 相馬市のケーキ店「クラムクエスト」の移動販売車は持参したケーキを完売したというから,皐をみる会の盛況ぶりは押して知るべしである。また当館は施設を無料で開放したものの400円の和菓子セットの販売利益によりボランティアの弁当代や接待費を賄うことができた。赤字にならなかったのは何よりのことである。

 

相馬市のケーキ店「クラムクエスト」の移動販売車

 

 沢山の御客さんが来館したため忙しさのあまり混乱もしたし目も回ったが,私にとっては忘れられない一日となった。大洪水で被災した丸森町や今も原発事故被災中の福島県浜通りの役にたったと思えたからだ。たとえ,それが私の独りよがりの単なる自己満足だったとしても,私にしてみれば,心から嬉しいことなのである。