火縄銃演武と白煙の観察 | todou455のブログ 火縄銃ときどき山登り

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   本日はドッピーカーン晴れ晴れ晴れ晴れ の射撃日和でした。toudou地方では桜が終わりかけです。今日は,関流砲術の伝書説明会の後,火縄銃演武の練習が行いました。関流の射法を古式通りに守っていくにも,伝書の勉強会は重要です。この勉強会を始めてから,会員の射撃姿勢は見違えるよう奇麗になりました。

 今日は,火薬が燃焼し薬室の火薬が爆発するまの流れを,火薬が発する白煙から観察してみました。

  

  • ① 引き金を引くと,火挟みのロックが外れ,火縄のついた火挟みが火皿に落ちる。
  • ② 火縄の火で,火皿に盛られた発火薬の口薬が燃え上がる。 

  火皿から小さな白煙が立ち上がっています。口薬が発火しました。

 

 

 

  • ③ 燃え上がった口薬は,火花となり銃身内の火薬を燃え上がらせる。
  • ④ 銃身内から火薬の燃焼ガスが火皿から逆噴射し白い煙を立ち昇らせる。

点火剤の口薬が,銃身内の火薬に火を点けました。火皿からの大きな白煙は,銃身内の火薬が燃焼した証拠です。

 

 

  • ⑤ 燃焼した火薬は,巨大なエネルギーを発生し弾丸を撃ち出し,銃口から火炎とともに発射される。

弾丸が発射され,火皿からは大量の火薬ガスが逆噴射されます。

 

 

 

銃身内の火薬に火が点いた瞬間

 

 

弾丸射出メラメラ爆弾

 

 

 

火皿の口薬が発火した瞬間

 

弾丸射出メラメラ爆弾