今日は駅弁の日 人吉の鮎ずしと令和二年熊本豪雨 | todou455のブログ 火縄銃ときどき山登り

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 今日は駅弁の日だそうだ。駅弁と言われれば,黙ってはおれぬ。私は10年前まで駅弁の掛け紙のコレクターだったのである。

例えばこんなのでしょ。

 

 

こんなのとか。

 

 

こんなのもありますよ。

 

 

 はっきり有体に言えば,私は,紙屑大魔王だったのである。その中でも気に入っているのは人吉の鮎ずし弁当だ。急流育ちの球磨川の鮎は,たしかに美味い。そしてコメが美味いしいし,酢加減も絶妙なのである。

 

 

 

 球磨川が町を貫く人吉市は,九州の小京都と呼ばれる相良家二万二千国の城下町である。

 

武者返しのある人吉城の石垣

石垣の最上部のせり出した石板が,武者返し

 

球磨川と胸川を外堀にした人吉城は,小ぶりながら品の良い趣のあるお城だ。城内は,シラス台地の岩をけずり立てて城壁としているのも阿蘇の城らしく印象深かった。

 この美しい人吉の街は,昨年の7月4日の熊本豪雨で,とつもない被害を受けた。

 

令和二年昨年の7月4日夕刻の人吉市と球磨川

写真上部が,人吉城

 

「人がいいから人吉市」

と笑いながら,鮎ずし弁当を私に手渡してくれたあのオバチャンは,今も元気にしているだろうか。

 

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