生活学舎桃土(土佐山学舎・「5年間のウズラの飼育と観察記録から発見したこと」・その3・19031 | 生活学舎桃土

生活学舎桃土

高知県土佐山の小さなパン工房。
自家栽培の野菜や山の様子をお伝えします。

 

 

生活学舎桃土(土佐山学舎・「5年間のウズラの飼育と観察記録から発見したこと」・その3・190315)

 

 2019年3月13(水)晴

大ちゃん、中ちゃん、小ちゃんが、新しいウズラの小屋に移って、卵を産み始めました。ここからが続きになります。

 

 このころの航吾君は、コロコロしていました。

 

 5、ウズラが卵を産む、

 

2016年3月14日(月)、雨後曇り、

1月6日に孵化した3羽のウズラが、正確には68日目になって、ついに、始めての卵を1個産みました。

 

 

 

 さっそくウズラの小屋に手を入れて、壊さないようにソット卵を取り出しました。

 

 記念すべき1個を、ゆで卵にして食べることにしました。ウズラの卵は小さくてとても家族みんなで分けて食べることはできません。

 

 結局、ゆで卵にして、祖父と祖母で、半分ずつ食べました。次は僕が食べる番です。僕の疑問は、「ウズラの中ちゃんが、大ちゃんを追いかけて、結婚しているけど、小ちゃんはどうなるんだろう?」ということです。

 

 もっと観察していたら、どうなっていくか。分かると思います。

 

  2016年3月18日(月)、雨、

1月6日に孵化した3羽のウズラが、72日目になって、2個目の卵を産みました。

 

 今度は、僕が食べる番です。ゆで卵にして食べました。味は、普通の卵と同じです。多分、有精卵になっていると思います。

 

 2016年3月21日(月)、晴、

1月6日に孵化した3羽のウズラが、3月20日(日)に3個目の卵を産みました。そして、今日の夕方に4個目の卵を産みました。

 

 

 

 3月20(日)の朝に生まれた卵は、先の2個と同様に、色は薄茶色の中に濃い茶の斑点がでていました。

ただ、先のものと比べて小さいものでした。産み落とされた場所も籾殻を入れたケースではなく、餌箱が近くにある陽が当たるところでした。

 

 3月21(月)の卵は、先の2個と同様な大きさでしたが、全体に白色がかかっていました。この卵は、ウズラの大ちゃんが産んで、すぐそばにいましたので、まだ暖かい卵でした。

ゆで卵にして食べました。味は、普通の卵と同じです。

 

 

 6、大ちゃん・中ちゃん・小ちゃんの卵を孵卵器へ

 

 2016年3月24日(木)、晴、

 3月22日(火)の夕方に5個目の卵を産みました。そして、今日6個目の卵を産みました。この2個の卵を孵卵器にいれました。

 

 

 

 

 二代目のウズラの誕生を期待しています。しばらくの間は、生まれた卵を孵卵器に入れてゆくつもりです。

 

 2016年3月25日(金)、晴、

今日7個目の卵を産みました。この3個の卵を孵卵器にいれました。

 

 

 

 ウズラの小屋に金網のケースを取り付けました。そこにスリコンボなどの草をおきます。足で飛ばす面白さはないですが、最後までウズラが草を食べられます

 

 2016年3月27日(日)、晴一時曇り、

ウズラの小屋を引っ越しました。住宅の東側の朝日があたる場所に台のケースを3か所に置いて水平のバランスをとりました。

 引っ越しで驚いたのか、26日(土)と今日・27日(日)は、卵を産みませんでした。朝から昼過ぎまで、陽が良く当たりますので、ウズラの体調には良いはずなのですが。

 

 

 

 僕は、「7日間、卵を産んだので、春休みになったのではないか。」と思いました。祖父が「スリコンボ」と呼んでいた野草の花芽をウズラは喜んで食べています。

 

 2016年3月30日(水)、晴、

今日、再度ウズラの小屋を引っ越しました。

 

 月曜日に引っ越した日当たり良好の地は、朝日も良く当たりますが、道を通る自動車のライトもしばしばあたります。

 

 産卵を休んでいる訳のひとつに、車のライトが寝ているウズラ達を驚かしているのかも知れません。

 

 夜は、保温を兼ねて、ブルーシートで全体を覆っていますが、ライトの光は入ってきます。で、道路に背を向ける角度で、庭木に囲まれた、前の所に、移しました。

 

 これで、夜間の自動車のライトが当たるのも少なくなり、朝早くからの太陽も当たらなくなります。

 

 もともと、野生のウズラは、木がたくさん生えている林の中で、身を隠して暮らしているので、薄暗いところが好きだと、叔父さんから教わりました。

 

 

 2016年4月6日(水)、晴、

ウズラの小屋は、木の骨組みに金網や板を張ったままでした。天井には透明な波板を張っていました。

 

 

 

 ウズラの小屋にペンキを塗りました。昨日に、小屋の中の掃除を済ませて、新しい籾殻を敷きました。

 

 小屋の側面の板と天井の透明な波板にもうす茶のペンキを塗りました。

 

 雌のウズラ達も、春休みの間に、雄の「大ちゃん」に首筋を引っ張られて薄くなっていた羽毛が生え換わりました。

 

 

 

 

 

 7、二代目のウズラが誕生、

 

 2016年4月8日(金)、晴、

 

 2016年の1月6日に孵った3羽のウズラ(大ちゃん・中ちゃん・小ちゃん)が産んだ卵から今日の昼前に2羽が孵化しました。3月23日と24日に孵卵器にいれた卵です。二代目のウズラが誕生しました。

 

 

 

 この小さい卵から産まれたウズラが、30℃に保たれた手造りの育雛箱の中で、半日でフワフワ・モコモコして、走りまわっています。

 

 

 僕の手に乗って、指先につけた練り餌をこついて、食べたりします。

 

 頭の毛が、黄色いのが「キイちゃん」、黒いのが「クロちゃん」と名づけました。親の3羽がなついているので、この子らもナッツコクなって欲しいです。

 

                           つづく