梅の加工 | 生活学舎桃土

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高知県土佐山の小さなパン工房。
自家栽培の野菜や山の様子をお伝えします。

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今年も嫁石の森和夫さんから、80kgを超える梅の実・白加賀を頂きました。
梅の木で熟して黄色くなったものを選らんでいます。
これは香りも強く自家用車も梅色に染まります。高田美和さんに応援をお願いしました。



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梅の実はへたをとり、水から沸騰するまで湯がいた後、冷水でさらします。
そして種を

除いてボールの中で潰します。ふたたび大鍋で砂糖を加え、灰汁をこまめに取りながら煮詰す。
浮かんでくる灰汁も少なくなって、艶が出てきたらできあがりです。
いままでのステンレスの大鍋と50リットルのステンレスの鍋を使って、作業の効率を図っていますが、ひとつひとつが手作業で手抜きはできません。


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できあがった梅ジャムは、合併によってなくなった村の名を残し、土佐山村梅ジャムとしました。勿論、増粘材や香料、着色料、保存料などの添加物は使っていません。
甘酸っぱく、味わい深く、懐かしく、村人は[初恋の味がする]と言い伝えています。


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