こんにちは、naoです。
今回は、今までお客様から頂いたチップに関するお話をしようと思います。
皆様は、タクシー運転手にチップを渡したことは有りますか?
わたし自身は、愛想が良かった運転手さんだった場合、小銭のお釣りを頂かない事でチップを渡す事が多いです。
いただく側として一番多いのが、100円単位のチップで、いただく時のお客様のセリフとして、
「コーヒー(お茶)でも飲んでね」
と言うのが多いです。
印象に残ったチップについて、お話ししたいと思います。
最高金額ですが、2万円を頂きました。
驚きの金額ですよね。
もちろんこんな金額をいただくには訳があります。
推定70代男性のお客様、財布を車内に忘れていったのです。
こう言う場合、会社に財布の忘れ物が有った旨の連絡をして、お客様から会社に連絡があった場合は、会社から運転手に折り返しの電話が有って、指定されたお届け先に直接返しに行きます。
(連絡なしの場合は、そのまま会社に持ち帰ります)
例えば、東京駅からお乗せしたお客様が、横浜で降りた時に財布を忘れた場合、お客様が横浜に持ってきて欲しいと言ったら、たとえ東京に戻って来たとしても、それを横浜まで届かなくてはいけないんです。
お客様に非があるのではなく、降車時に確認を怠った運転手に非があるという考え方なんです。
(怒られるわけではないです)
今回の場合、すぐに連絡が有るだろうと思い、営業を一旦中止にして、降車地付近で待機してました。
(営業してしまうと、遠くに行く可能性が有るので)
約1時間後にお客様から会社に連絡がありました。
お客様とわたしで連絡を取り合って、受け渡しの場所を決めていいとの会社の指示だったので、わたしからお客様に連絡をして、降車地から少し離れた場所で財布を渡すことになりました。
速やかに返却できた事をとても喜んでいただき、
「仕事を中断して届けてもらって悪かったね〜」
と言って、その財布から2万円を取り出して、チップとしていただいた次第です。
もう一つ、エピソードを。
1ヶ月に1回くらいの割合で、カスハラ(カスタマーハラスメント)の事を聞かれます。
車内に
「カスハラはドライブレコーダーで監視してます」
のステッカーを貼って有るので、これを見て聞いてくるのだと思います。
1ヶ月ほど前にご乗車いただいた、推定40代男性のお客様も、カスハラの事を聞いてきました。
それに近いことは1ヶ月に1回くらいは有る事を伝え、話せる範囲でその中でも強烈だったお話もしました。
わたしは悲しげに話したつもりはなかったのですが、わたしの話を聞いて、我が事のように同情をしてくれたんです。
そして、
「運転手さん、いい事も有るので、頑張ってください!」
と言って、運賃とは別に1000円をチップとしていただきました😭
どちらの場合も、いただくとは思っていないシチュエーションでいただいたので、とても驚きました。
いただくとは思っていないエピソードを過去に書いたので、こちらも併せて読んでください。
https://ameblo.jp/toudaiblog2018/entry-12820155947.html?frm=theme