能登半島地震から1週間が経ちます。
犠牲となられた方々におくやみを申し上げるとともに、被災された方々へ心よりお見舞い申し上げます。
実は自分にとっても能登半島は思い出の地でもあります。
それはバイクでのイベントであるSSTRに何回か参加していました。
SSTRとは2013年から始まった、風間深志さんが主宰する「サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー」の略称です。
太平洋岸から日の出とともにスタートし、太陽を追いかけながら日本列島を横断して、日没までに石川県羽咋市の千里浜なぎさドライブウェイを約8km 走破してゴールするというルールです。
私は2016年に初めて参加しましたが、その年は台風の影響で、天気は最悪といえるコンディションで夕日も見れませんでしたが、不思議と達成感に魅了されていました。
この時は自宅からの走行距離が600kmを超えるので、大型の方が楽かと思い、ZRX1200Rで参加しましたが、他の参加者等の
バイクをみて、アドベンチャー系のバイクの方が楽しそうだなと思いました。また、原付で参加されている方もいました。
当時私は他にZRX400、バリオス、セロー、アドレスも所持していました。セローはオフ車なので、海岸では楽かもしれませんが
高速がつらいのが難点かなと思いました。
そこで、セローを手放し、VERSYS-XをSSTRのために購入しました。
本当は大型のアドベンチャーが欲しいところではありましたが、維持費を考慮すると厳しいかなと思っていたところで、VERSYS-Xが発売となったため、すぐに飛びつきました。しかし、発売当初で納車がSSTRの開催日に間に合うか微妙でしたが
なんとか慣らしを済まし、ギリギリ間に合いました。
次の年の2017年からはVERSYS-Xで参加しています。
VERSYS-Xも250ccの中型ではありますが、高速走行もセローと比較すると問題なく、楽しめています。
この年は購入まなしなので、ノーマル状態でしたが、その後、マフラー交換や電装系、灯火類もすべてLED化しました。
若干ですがノーマルよりは中速のトルクも増えて、より快適になりました。
千里浜がゴールだったSSTRも、その後、輪島もゴール地点に加わり、コロナ化の中でも工夫され、毎年開催されています。
そんな中、この震災が起きてしまいました。
SSTRで走っていた地が、被災したことに心が痛みます。
本当はこの記事をあげるか悩みました。
このイベントは数千台のバイクが能登半島を走るため、少なからず快く思わない方々もいらっしゃるかもしれません。
しかし、思い出がたくさんある地だからこそ、との想いで書いてみました。
今は現状を考慮すると、義援金への協力しかできないのかと考えています。
被災された方々、また被災地の復興を心よりお祈り申し上げます。