こんにちは、看護師のあべです
近年、日本では高齢化が進んでいますが、ワンちゃんやネコちゃんなどペットでも、同じことがいえます。
獣医療の向上やペットフードの普及などにより、ペットの寿命は飛躍的に伸びています。
当院でも、18,19歳くらい(ネコちゃんだと20歳を超える子も)のワンちゃんネコちゃんが何頭も頑張っています
一昔前だと考えられないことですね。とても良い事だと思います
今日はそんな高齢期のペットの症状、ケアについて少しお話したいと思います
老化は何歳くらいから?
一般的に、平均寿命の半分を過ぎると中高齢期、3分の2を過ぎると高齢期といわれています。
犬の場合、サイズの大きい犬の方がより早く高齢期を迎えます。
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老化で身体にどんな変化があるの?
目に見える変化はいわば「氷山の一角」にすぎず、体内では「老化」による様々な変化が起こっています。
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目に見えない変化
目に見えない変化は中々気づきにくい!
中高齢期に多くみられる関節炎や心臓病、腎臓病などは、初期の段階では目立った症状がなく、気づかないうちに進行してしまうことも多いといわれています。
目に見える変化
健康診断で確認
いつまでも元気で長生きしてもらうためには、見た目にはっきりと「老化」がわかる前から対策をしてあげることが大切です。目に見えない変化は、健康診断で確認できます
健康診断の記事はコチラ
当院スタッフの猫ちゃんも現在19歳、我が家のMダックス
も16歳と頑張っています。
元気で長生きしてもらうためにも、定期的な健康チェックは欠かせません。
「老化」はヒトでもどんな犬猫でも避けられないものですが、正しい対策を行うことで、老化による身体への影響を最小限におさえることができます。
ワンちゃん、ネコちゃんの長生きのためにしてあげられることの一つとして、少しでもお手伝できたら幸いです
数年前から慢性の腎不全という病気ですが、点滴治療を続けて頑張ってます!
わが家の愛犬シド16歳です
写真は数か月前のものですが、今もヨタヨタしながらも一生懸命生きてます
参考資料:ロイヤルカナン・ベテリナリーニュースNO.19