高齢期の症状について | マコト動物病院日誌

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こんにちは、看護師のあべてんとうむしです晴れ


近年、日本では高齢化が進んでいますが、ワンちゃんやネコちゃんなどペットでも、同じことがいえます。
獣医療の向上やペットフードの普及などにより、ペットの寿命は飛躍的に伸びています。


当院でも、18,19歳くらい(ネコちゃんだと20歳を超える子も)のワンちゃんネコちゃんが何頭も頑張っていますスゴイ
一昔前だと考えられないことですね。とても良い事だと思いますポイント


今日はそんな高齢期のペットの症状、ケアについて少しお話したいと思いますひらめき電球



☆老化は何歳くらいから?


一般的に、平均寿命の半分を過ぎると中高齢期、3分の2を過ぎると高齢期といわれています。
犬の場合、サイズの大きい犬の方がより早く高齢期を迎えます。



画像はクリックすると大きくなります↓



☆老化で身体にどんな変化があるの?


目に見える変化はいわば「氷山の一角氷山」にすぎず、体内では「老化」による様々な変化が起こっています。


画像はクリックすると大きくなります↓


ハートの点(blue)目に見えない変化


やじるし目に見えない変化は中々気づきにくい!



中高齢期に多くみられる関節炎や心臓病、腎臓病などは、初期の段階では目立った症状がなく、気づかないうちに進行してしまうことも多いといわれています。


ハートの点(purple)目に見える変化



やじるし目に見える変化に気づいた時には、老化は進行している!


         ↓


   健康診断で確認!ハート☆


いつまでも元気で長生きしてもらうためには、見た目にはっきりと「老化」がわかる前から対策をしてあげることが大切です。目に見えない変化は、健康診断で確認できますキョロ


健康診断の記事はやじるしコチラ



当院スタッフの猫ちゃん黒猫も現在19歳、我が家のMダックスダックスも16歳と頑張っています。
元気で長生きしてもらうためにも、定期的な健康チェックは欠かせません。


「老化」はヒトでもどんな犬猫でも避けられないものですが、正しい対策を行うことで、老化による身体への影響を最小限におさえることができます。


ワンちゃん、ネコちゃんの長生きのためにしてあげられることの一つとして、少しでもお手伝できたら幸いですキャッ*m




看護師のゆめさんのお家のぎんちゃん19歳ですハート

数年前から慢性の腎不全という病気ですが、点滴治療を続けて頑張ってます!ハート



わが家の愛犬シド16歳ですきゃぁ~
写真は数か月前のものですが、今もヨタヨタしながらも一生懸命生きてますsei




参考資料:ロイヤルカナン・ベテリナリーニュースNO.19