


お久しぶりの更新になりました

中々更新できず申し訳ありません

今日は健康診断について少しお話したいと思います。
健康診断には、大きく二つの目的があるのをご存知でしょうか。
愛犬・愛猫の健康状態を知りたいから、という理由で積極的に病院に来られる飼い主様もたくさんいます。
しかし中には、「健康診断に行きたいけど、なかなか時間がとれなくて・・・」「今は元気だし、もうちょっとしてからでいいかな」「もし病気だったら、と思うと知るのが怖くて」というように、、特に病気の兆候が出ていない時には、病院に行くという事にためらいがちになり、ついタイミングを逃したり遅れがちになってしまう事もあります。
かくゆう私も、中々愛犬・愛猫の健康診断ができていません

しかし、健康診断には“病気の兆候がまだない段階で行く”からこそ意味があります。
そんな健康診断について今回はお話ししたいと思います。




・治療による体への負担やコストが低くすむ、完治する可能性が高まる
・病気の進行を緩やかにしたり、症状を楽にしたりできる

愛犬・愛猫が定期的な健康診断を受け始める年齢としては、当院では

人間で考えてみると、40歳を超えたころから様々な病気の危険性が高まってくることを考えれば、その前、つまり


年に一回か、半年に一回くらいが多いようです。
ただ、その子の年齢や体調にもよりますので、病院の先生と相談して決めましょう。


視診、触診、聴診により、身体の状態をチェックします。
心音や呼吸、腫れや炎症など、全身に異常がないかなどを確認し、体型や皮膚の状態も確認します。

尿路感染や尿路結石、腎臓病などの有無をチェックします。
当院では、上のセットを尿検査の際にお渡ししています。
①の容器でおトイレ中に尿をとります。
②のスポイトで吸い取り、
③のスピッツ管の中に入れて、お持ちいただきます。
※なるべく、検査当日の尿をお持ちいただくようお願いいたします。
もちろん、上の容器ではなく、代わりの物があれば別の容器(きれいな物)でも大丈夫です。血液検査
内臓の状態を把握することができます。
その他、ウイルス感染の有無やホルモン濃度についても必要に応じて調べることができます。画像検査(エコー検査・レントゲン検査)
外からは分かりにくい内臓や骨の異常などをチェックします。
予約は必要?
ご予約がなくても検査をする事はできますが、お待ち頂かないためにも、なるべくお電話などでご予約をお願い致します。
健康診断にかかる時間は、だいたい30分~1時間くらいです。検査前に注意する事は?
当日の朝は絶食になりますので、朝ごはんは食べさせないで連れて来て下さい。
検診後、診断結果を聞く際には、是非食事についてもご相談下さい
高齢になってくると、いつからシニア用フードに変えてあげるべきか、多くの飼い主様が迷われるところだと思います。
どんなごはんを与えたら良いかは、その子の年齢や健康状態などによって様々です。
その子に最適な食事がどんなものか、迷っている方、わからない方はお気軽にご相談下さい
飼い主様の多くは、「1日でも長く、この子と暮らしたい」と願い、また愛犬・愛猫も「1日でも長く、大好きなお父さん、お母さんと暮らしたい」と願っていると思います。
何の症状もない今だからこそ、病院へ行って健康診断を受ける事をお勧めします
さいとうくん、お疲れ様です