こんにちは
、看護師のあべ
です



今日は暖かいですね~


さてさて、もうすぐゴールデンウィーク

ワンちゃんと一緒にお出かけする飼い主様も多いのではないでしょうか

そこで、河川敷や草の多い場所(公園など)、キャンプ場などへワンちゃんと一緒に出かける方は、マダニ予防をお勧めします



狂犬病ワクチン:4月~6月推奨 ⇒狂犬病について
お注射の場合、いつでもできます。
ただし、ワクチンを打つと2週間はできません。
マダニ予防:4月末~6月、9月、10月
ワンちゃんの飼い主様はこの時期は大変です

ですが愛するワンちゃんのため、しっかり予防しましょう

マダニは、ただ血を吸うだけではなく、感染症の原因となるウイルスや原虫の運び屋なのです。
そしてワンちゃんだけでなく、マダニはヒトにも寄生し、死亡例もある恐ろしい寄生虫です
マダニはどこにいるの?
緑の多い公園
河川敷
草わらの多いあぜ道
山の中
マダニは草むらのある所.ならどこにでも潜んでいます。
お外に出るのが大好きなワンちゃんは要注意です
そして、山菜取りをする方も、山菜にマダニがくっついてくる場合もありますので要注意です。
どうやって寄生するの?
マダニは知らないうちに皮膚や被毛に付着。
皮膚にくいつき、血を吸います。
マダニはからだのどこに寄生するの?
お出かけから帰ったら、顔まわり(頭、耳、目のふち)、お腹、足の指の間、背中、尻尾などをチェックしましょう。
マダニはどんな病気をうつすの?
マダニは、死にもつながる病気を媒介します。
犬バベシア症・・・原虫が犬の赤血球を破壊。貧血、発熱、食欲不振、黄疸など。
急性の場足は死に至る事も。
エーリヒア症・・・リケッチアの一種が犬に寄生。
発熱や食欲不振、全身性痙攣、関節炎などを起こす病気です。
など
*バベシアもエーリヒアも、ヒトにも感染します。
マダニがでる時期は?
春と秋、2回のピークシーズンがあります。
北海道では、春は4月末~6月、秋は9月、10月頃です。
涼しい時期しかいません。
ただし、北海道は夏でもキャンプ場など涼しい所は、マダニがいる場合があるのでその際は予防が必要です。
マダニが寄生したらどうすればいいの?
もしマダニを見つけても、無理に取ろうとしてはいけません。
化膿したり、頭だけ皮膚に残ったり、病原体をワンちゃんにうつしてしまう場合があります。
見つけたらすぐに動物病院へ。
病院で、専用のピンセットで除去します。
マダニのヒトへの影響は?
ワンちゃんだけでなく、ヒトへの感染例も報告されています。
ライム病・・・マダニからペットや人にも感染。
人に感染した場合、皮膚症状(赤い丘疹)、神経症状、関節炎など。
日本紅斑熱・・・リケッチアという病原体が原因。
発熱、全身の発疹、死亡する場合も。
SFTS(重症熱性血小板減少症候群)
・・・2013年に日本で死亡例が報告。
ウイルスによる感染。 犬や猫での発症は報告されていません。
など
予防はどうしたらいいの?
当院では、飲み薬と、背中につけるスポットオンタイプと2種類ご用意しております。
お薬タイプは、味のついているビーフフレーバー錠で、マダニのでる時期に月1回飲ませて頂きます。その際、ごはんと一緒に混ぜて与えてください。
スポットオンタイプは、背中や頭にお薬の液体を垂らす方法になります。
もちろん、病院でつけてもいいですし、簡単なのでご自宅でもつけられます。
こちらも、1回つけると1か月間効果があります。
どちらのお薬も、ノミ・マダニ両方の予防になります。*北海道にはノミはいません
※皮膚にマダニが食いついても、血と一緒にお薬を吸って大きくなる前にすぐにマダニを落としてしまうお薬です。
マダニがつかなくするようにするお薬ではありません。
またまたさいとうくんにモデルになってもらいました

そして、3日間はシャンプーは控えて下さい。
マダニは様々な病気を引き起こします。
あんなちっちゃい虫が、と思うかもしれませんが、実は恐ろしい病気をうつします。
ワンちゃんのためだけではなく、自分やご家族のためにも、積極的にマダニの予防対策をお勧めします!
そしてワンちゃんだけでなく、マダニはヒトにも寄生し、死亡例もある恐ろしい寄生虫です






マダニは草むらのある所.ならどこにでも潜んでいます。
お外に出るのが大好きなワンちゃんは要注意です

そして、山菜取りをする方も、山菜にマダニがくっついてくる場合もありますので要注意です。

マダニは知らないうちに皮膚や被毛に付着。
皮膚にくいつき、血を吸います。
吸血する時にマダニが出す唾液。
この唾液に、ウイルスや菌が含まれている場合があり、体内に侵入し、感染します。
吸血前は肉眼での確認は難しいマダニ。
吸血すると、1センチほどまで大きくなります。

お出かけから帰ったら、顔まわり(頭、耳、目のふち)、お腹、足の指の間、背中、尻尾などをチェックしましょう。

マダニは、死にもつながる病気を媒介します。

急性の場足は死に至る事も。

発熱や食欲不振、全身性痙攣、関節炎などを起こす病気です。
など
*バベシアもエーリヒアも、ヒトにも感染します。

春と秋、2回のピークシーズンがあります。
北海道では、春は4月末~6月、秋は9月、10月頃です。
涼しい時期しかいません。
ただし、北海道は夏でもキャンプ場など涼しい所は、マダニがいる場合があるのでその際は予防が必要です。

もしマダニを見つけても、無理に取ろうとしてはいけません。
化膿したり、頭だけ皮膚に残ったり、病原体をワンちゃんにうつしてしまう場合があります。
見つけたらすぐに動物病院へ。
病院で、専用のピンセットで除去します。

ワンちゃんだけでなく、ヒトへの感染例も報告されています。

人に感染した場合、皮膚症状(赤い丘疹)、神経症状、関節炎など。

発熱、全身の発疹、死亡する場合も。

・・・2013年に日本で死亡例が報告。
ウイルスによる感染。 犬や猫での発症は報告されていません。
など

当院では、飲み薬と、背中につけるスポットオンタイプと2種類ご用意しております。
お薬タイプは、味のついているビーフフレーバー錠で、マダニのでる時期に月1回飲ませて頂きます。その際、ごはんと一緒に混ぜて与えてください。
スポットオンタイプは、背中や頭にお薬の液体を垂らす方法になります。
もちろん、病院でつけてもいいですし、簡単なのでご自宅でもつけられます。
こちらも、1回つけると1か月間効果があります。
どちらのお薬も、ノミ・マダニ両方の予防になります。*北海道にはノミはいません
※皮膚にマダニが食いついても、血と一緒にお薬を吸って大きくなる前にすぐにマダニを落としてしまうお薬です。
マダニがつかなくするようにするお薬ではありません。
またまたさいとうくんにモデルになってもらいました

そして背中などに、毛をかき分けて皮膚に液体を垂らすだけでOK!

そして、3日間はシャンプーは控えて下さい。
マダニは様々な病気を引き起こします。
あんなちっちゃい虫が、と思うかもしれませんが、実は恐ろしい病気をうつします。
ワンちゃんのためだけではなく、自分やご家族のためにも、積極的にマダニの予防対策をお勧めします!