TTP(徹底的にパクる)は、9割の人がやろうとしても出来ていません。
わたくしはコンサルタントとして起業して、約20年、110億円売りました。起業当初、わたくしは、ある先輩起業家の先生の本をTTPしました。再現出来なかったこともあったのですが、全てを過不足なく実践するのに丸2年かかりました。
TTP(徹底的にパクる)とは、
成功者のやり方や考え方をそのまま真似することです。
この方法は、自分で試行錯誤するよりも効率的に成果を出すことができます。
しかし、
この方法は9割の人には出来ないのです。なぜなら、以下の3つの理由があるからです。
まず、
1. 理解出来ない箇所をスルーする人が多いです。
成功者のやり方や考え方は、彼らの経験や知識に基づいています。そのため、一見難解に見える部分があるかもしれません。しかし、それらの部分は、成功のカギとなる重要なポイントである可能性が高いです。そのため、理解出来ない箇所をスルーするのではなく、調べたり、質問したり、実践したりして、しっかりと理解する必要があります。
次に、
2. 難しいことを自己流に変更してしまう人が多いです。成功者のやり方や考え方は、彼らの目標や状況に合わせて最適化されています。
そのため、自分の目標や状況と異なる場合があるかもしれません。しかし、それらの違いを理由にして、難しいことを自己流に変更してしまうと、成功者のやり方や考え方の本質を失ってしまいます。そのため、難しいことを自己流に変更するのではなく、成功者のやり方や考え方を忠実に再現する必要があります。
最後に、
3. 成功者と同じだけの量と期間、やらない人が多いです。成功者のやり方や考え方は、彼らの努力や継続によって成り立っています。
そのため、一度や二度やってみただけでは、成功者と同じような成果を得ることはできません。しかし、多くの人は、すぐに結果が出ないと、諦めたり、別の方法を探したりしてしまいます。成功者と同じだけの量と期間、やり続ける必要があります。
以上の3つの理由から、
TTP(徹底的にパクる)は、9割の人には出来ないのです。
しかし、この方法を実践できる1割の人は、成功者と同じような成果を得ることができます。そのため、TTP(徹底的にパクる)は、成功法則の一つと言えるのです。
そして、不足の状態で実践した人で思うような成果を得られなかった人は、「この本は使えない」「この先生は役に立たない」と責任を押し付けます。
また、中には酷いバカもいます。
それは知的財産の部分も丸パクりしてしまう無能のことです。
パクり方の手順は、次の通りです。
先輩成功者の具体
↓
抽象化して理解
↓
自分事へ具体化
↓
実践
TTPは、考える範囲が非常に狭められているので、かなりの時短になります。
最新刊
杉本幸雄の本