本気で起業して、本当に稼ぎたい人は「起業ごっこ」に巻き込まれないように気を付けて下さい、という話です。


わたくしはコンサルタントで起業して、約20年、110億円売りました。この間、色んな"起業家"にお会いしました。

色んなとは、起業して成功したい、稼ぎたいという目標に対して、様々なスタンスの人という意味です。


本気で起業して、本当に稼ぎたい人は「起業ごっこ」に巻き込まれないように気を付けて下さい。


わたくしは自分のビジネスを立ち上げ、もっともっと良くするために日々努力しています。今はお金というよりは自己実現が目的です。

しかし、これまでの間、わたくしの周りには、起業家と名乗っていたり、お金儲けをしたいと言っているけれど、実際には、ほとんど何も成し遂げていない人たちがたくさんいました。


彼らは「起業ごっこ」をしている人たちです。


「起業ごっこ」とは、起業家のふりをしている人です。

もちろん、SNSで自分の活動をアピールしたり、セミナーやイベントに参加したり、名刺を配ったりもします。しかし、それらの行動は、本質的にはビジネスには関係ありません。顧客に価値を提供して、収益を得ることができていないからです。


でも!

それは悪いことでは、全然ありません。


温度、情熱、本気度、覚悟があなたと違うだけです。


大切なのは、同じ温度の人と付き合うことですし、あなたの温度を理解している指導者に教えてもらうことです。


わたくしは、本気で起業して、本当に稼ぎたい人に、一つのアドバイスをしたいと思います。それは、「起業ごっこ」に巻き込まれないように気を付けることです。


ゲームでもスポーツでも、ビジネスでも同様ですが、一緒にプレイする時、その中に、温度感、目的が異なる人がいると、プレイしている人全員が困惑させられてしまいます。

例えば、野球をやっている人全員が甲子園出場を狙っていたり、プロ野球選手を目指している訳ではないですし、

ダイエットをやっている人たちには、筋肉コンテストでの優勝を目指している人もいれば、あと2kgウェイトロスしたい人、それにダイエットしている気分であればそれで満足な人など、人それぞれ様々なスタンスがあります。



起業についても同じです。

人生の全てを捧げて、何が何でも、例えば土地を担保に5000万円の借入をしてまでビジネスを成功させたいという本当に本気の人もいれば、老後の楽しみとして無理をしないで、ケガをしない範囲でちょっと挑戦というスタンスの人、または起業家と名乗って、講座や勉強会に出て、起業家気分、努力している気分を楽しんでいる人、もちろんこの人も時間とお金を最優先でビジネスに投下する考えはありません。空いた時間で片手間で楽しみたいだけの人。


こんな感じで、起業に対して色んな温度感の人がいるのが、実際です。


本気の人は、本気ではない起業ごっこの人と交流すること自体、全くの無駄です。もちろん、起業ごっこ中の人にとって、あなたは熱すぎて、害悪です。


だからこそ、

わたくしは正直に、厳しく言ってきています。「起業ごっこ」に巻き込まれるな!と。


あなたには本物の起業家として成功することを心から応援しています。




 

 

杉本幸雄の本