起業して成功している「勝ち組コンサルタント」の人たちなら、

絶対にやらない3つの共通点について



わたくしは起業して約20年、110億円売り上げました。

その間に、自分と同じように起業したコンサルタントやコーチの人たちと出会ってきました。この中で、成功する人と失敗する人の違いが見えてきました。


成功する「勝ち組コンサル」の人は、

以下の3つのことを絶対にやりません。

1.あいまいな目的設定をすること

2.お金の問題から逃げること

3.言い訳をすること




1.あいまいな目的設定をすること


成功するコンサルタントは、自分の目的を明確に持っています。

どういう情況を創り出したいのか、どんな価値を提供したいのか、どういう人たちに、どんなメリットとベネフィットを提供して喜んでもらいたいのか、具体的に設定しています。そして、その目的に向かって手順を立てて、実行しています。あいまいな目的設定は、行動に迷いや迷走を生みます。迷路に入る原因になります。そして成功するコンサルタントは、自分の目標を常に更新しています。必要なら訂正や撤退もしています。


例えば、わたくしは最初から「再現性50%以上のコンサルタントになる」という目的目標を持っていました。そのために、どんなスキルや知識が必要なのか、どんな人たちをターゲットにアプローチするのか、どんなサービスを提供するのか、細かく戦略戦術しました。そして、その考えに沿って毎日行動を積み重ねました。その結果、今では多くの法人や個人事業主から信頼されるコンサルタントになれました。




2.お金の問題から逃げること

成功するコンサルタントは、お金の問題に正面から向き合います。資金調達や資金繰りは、起業家にとって常に重要な課題です。

しかしながら、お金の問題を理由にビジネスを諦めたり、妥協して倒産・廃業、または停滞するコンサルタントは全体の90%にも及んでいます。

お金の問題は、解決できる問題です。

お金を稼ごうと想って、起業したのにも関わらず、お金の問題から逃げるのは本末転倒です。

成功するコンサルタントは、キャッシュフローの管理に余念がありませんし、新たな挑戦や知識や技能の習得のための資金を借入金で調達します。1年分の運転資金をキャッシュで持っています。広告費に自分の持ち金を使うことをしません。借入金を上手く活用して、ビジネスの成長のために投資します。借入金を運転資金にするのは起業して3年目くらいまでです。


例えば、わたくしは起業当初、資金が足りませんでした。それで自分のビジネスを自信を持ってプレゼンして資金調達をしました。幸運にも有力な投資家から支援を受けることができました。また、キャッシュフローも常に気を付けて管理しました。無駄な固定費は削減しましたし、時間がある時はわずか数百円の切符代の支出を惜しんで、歩いて移動したものです。品川から銀座まで歩いていたのは懐かしい思い出です。




3.言い訳をすること


成功するコンサルタントは、言い訳をしません。言い訳しないと決めています。起業家としては、常に困難や障害に直面します。市場の変化や競合の攻勢や顧客の要望、それに自分自身の面倒くささも大きな脅威です。

しかしながら、それらを言い訳にして自分の責任を逃れたり、他人や環境のせいにしたりしません。外部環境を言い訳に使っても何も変わりませんし、内部環境は自分で何とかすることが出来る領域です。

成功するコンサルタントは、自分ができることを、とりあえずやります。そして、失敗したときは素直に反省し、学びます。


例えば、わたくしのコンサル指導ビジネスはコロナ禍では不況リッチ®とも言えるくらい好影響を受けました。コンサル指導ジャンルの一つがネット通販(EC)でしたし、コロナ禍以前からオンラインでのコンサルや勉強会を普通に導入していたからでした。また、新しいニーズに応えるために、自分のスキルや知識もアップデートしました。そのおかげで、コロナ禍でも売上を多くのコンサルやコーチ、講師の先生とは一線を画して、売上が落ちるということはありませんでした。


わたくしは、「言い訳はしない」と決めています。言い訳すると止まってしまうからです。言い訳しないで何とかするという姿勢でいることを決めていれば、いつも最悪のことも想定する習慣が身に付いているで、最悪なことには直面しないことになっております。



以上が、

起業して成功する勝ち組コンサルの人たちが、

絶対にやらない3つの共通点です。



これらの共通点を意識して、

あなたは自分のビジネスに取り入れてみてください。

わたくしもこれからも成長していきたいと思います。ありがとうございます。


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