悲報、コンサルタント116件倒産。5年目までに大半が倒産する原因と儲け続けるコンサルの特徴。


わたくしはコンサルタント起業して約20年が経ちます。110億円売上げました。


コンサルタントで起業するというのは、多くの人にとってハードルも低く、

魅力的な選択肢の一つです。

しかし、コンサルタントとして成功するためには、専門性や経験だけではなく、経営者スキルやマーケティング戦略も必要です。


残念ながら、コンサルタントで起業した人の中には、5年目までに倒産してしまうケースも少なくありません。


コンサルタントが116件倒産したというYahoo!ニュースが最近ありました。


コンサルタントが倒産する原因は、主に以下の5つだとわたくしは考えます。


1.顧客のニーズに合わないサービスを提供している。コンサルタントは、顧客の課題や目標を深く理解し、それに応える最適な解決策を提案しなければなりません。

しかし、自社の得意分野や既存のツールに固執し、市場やターゲットのニーズに合わないサービスを押し付けることがあります。これでは、顧客は満足せず、契約を更新しないか、他社に乗り換えるでしょう。そして、そもそも契約しません。



2.競争力の低い価格設定をしている。コンサルタントは、自社の価値を正しく評価し、それに見合った価格設定をしなければなりません。しかし、ターゲットの反応や大手の他社に惑わされて、過度に安い価格設定をしてしまうことがあります。これでは、利益率が低くなり、経営が圧迫されてしまいます。



3.顧客獲得に苦戦する

コンサルタントで起業する場合、最初は自分の人脈やネットワークを頼りに顧客を獲得することが多いです。しかし、その範囲だけでは長期的にビジネスを維持するのは難しいです。顧客獲得のためには、自分の強みや価値やベネフィットを明確にし、効果的なマーケティングや営業活動を行う必要があります。また、口コミや紹介などの信頼性の高い方法で顧客を増やすことも重要です。



4.競争力が低下する

コンサルタントとして起業するということは、他のコンサルタントと競合するということでもあります。市場には多くのコンサルタントが存在し、それぞれに特徴や強みがあります。コンサルタントで起業した人が倒産する原因には、競争力が低下してしまうこともあります。競争力を保つためには、自分の専門分野やニッチを見つけ、常に最新の知識やスキルを身につけることが必要です。また、顧客のニーズや市場の動向に敏感に対応し、付加価値の高いサービスを提供することも大切です。


5.経営が下手

結局のところ、コンサルタント業でなくても経営を持続するのに必要な状態は、健全なキャッシュフローです。

簡単にいうと、毎月の支払いを問題なく出来れば良いだけです。その秘訣は、単純です。業務上も私生活も固定費を抑えて支出を減らす、その上で収入の最大化と持続化を図ることで、支出を出来るだけ大きく上回る収入を作り続けることです。

収入が少し多く入った途端に、男性ならキャバクラや車、時計などに浪費したり、女性ならエステやダイエットなどの美容や洋服、アクセサリー、家族旅行に無駄遣いをして、手元のキャッシュを減らすというのは、倒産に向かう定番の愚行です。

売上げは、客単価を出来るだけ高くすること、そして出来るだけたくさんの件数を売ることや出来るだけ長くリピートしてもらえるようにすることです。



【重要】倒産しないで持続し続けるコンサルタントには特長があります。


1.市場志向のサービスを提供している。コンサルタントは、市場のニーズに応えることはもちろん、それを超える価値を提供しています。顧客のビジネスや業界に精通し、将来的な展望や戦略を共有し、パートナーとして信頼関係を築いています。また、顧客のフィードバックや評価を常に受け入れ、サービスの改善や革新に努めています。



2.競争力の高い価格設定をしている。コンサルタントは、自社の価値を高めるために、品質や専門性を追求しています。市場の動向や競合他社の動きに敏感に反応し、適正な価格設定をしています。また、顧客に対しても自社の価値や成果を明確に伝え、納得感や満足感を高めています。ポイントは、再現性にあります。


3.経営資源の最適化ができている。コンサルタントは、自社の経営資源(自分人材と取引先、運転資金、投下時間など)を最適化し、無駄やロスを排除します。自分の具体的スキルの向上と優秀な取引先の確保や育成に投資し、実力を高めておきます。また、経費や時間の管理や削減に努め、効率性や収益性を向上させています。


以上のように、

コンサルタントが倒産する原因と倒産しないで持続し続けるコンサルタントの特長について考えてみました。コンサルタントは、常に顧客のニーズに応えること、自分の価値を高めること、経営資源を最適化することを意識しなければなりません。


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