【トレードオフと向き合う】あなたのビジネスを次のステージへ引き上げるための覚悟について
わたくしはコンサルタント起業して、約20年が経ち、110億円売上げました。
トレードオフとは、
「何かを得たいと思ったときに、それに相当する別の何かを差し出すこと」を意味します。
例えば、
「時間とお金」のトレードオフはよく知られています。
時間を使ってお金を稼ぐこと、ができますが、その分、自分の好きなことに使える時間が減ります。
逆に、自分の時間を自由に使いたいと思ったら、お金を稼ぐ機会を失うことになります。
このように、トレードオフは常に存在するもの
であり、何かを得るためには何かを失う必要があるという考え方です。
トレードオフは、起業家にとっては非常に重要な概念です。
トレードオフを理解することで、効率的な資源の配分や最適な選択肢の決定などができるようになります。しかし、トレードオフは個人的なレベルでも日常的に発生しています。例えば、健康や幸せなどの価値観や目標に対して、どれだけの努力や犠牲を払うかというテーマもです。
トレードオフは悪いことではありません。
自分が何を求めているのか、何を優先するのか、何をあきらめるのか、何を受け入れるかの覚悟を明確にすることが重要です。
起業家のトレードオフとは、
起業家として活動することのメリットとデメリットを比較することです。
起業家は、自分の目的や目標を実現することや、社会に価値を提供することができますが、その代わりにリスクや不安定さなどの挑戦に直面することになります。
また、起業家は自分の時間や働き方を自由に決めることができますが、その分、自己責任や自律性が必要になります。
このように、起業家のトレードオフは、自分が何を望んでいるのか、何を我慢できるのかを考えることを必要とします。起業家のトレードオフは、お金儲けだけでなく、人生の意義や幸福にも関係する重要な概念です。起業家のトレードオフを理解することで、自分にとって最適な選択肢や目標を見つけることができるようになります。
コンサルタントのトレードオフは、コンサルタントはうまくいけば、高額報酬やクライアント毎の面白い事業やプロジェクトに携わることができます。一方で、その代わりに度重なる新たな分野の勉強や研究、様々な人とのコミュニケーション、長時間労働や頻繁な出張などの負担を受けることになります。
コンサルタントは自分の専門性やキャリアを高めることができますが、その分自分の時間やプライベートな関係を犠牲にすることもあります。このように、コンサルタントのトレードオフは、自分が何を得たいのか、何を失いたくないのかを考えることを求められます。
トレードオフを覚悟出来ている人が、その他大勢から抜け出していきます。
何も失いたくない、
苦労はしたくない、
お金を減らしたくない、
普通でいたい、
というような人は、通常は顕著な成果を産み出せません。欲張りな人ということだからです。トレードオフしていないからです。
先日、「主婦をしながら、コンサルタント起業を成功出来ますか?」という質問をお試しコンサルで受けました。
回答は、どれくらい稼ぎたいかのレベル感によります!ということです。
例えば、何年も持続的に月5万円なら何とかなるかも知れませんが、月10万円を何年間もというなら難しいかも知れません。
ましてや、月100万円を何年間も継続するようなレベルなら、主婦との兼業は無理だと、わたくしは想像します。
月100万円稼いでいる男のコンサルタントで、家事や育児も問題なく担っている人はいないでしょう。コンサルタントでなくても、月100万円を稼ぎ続けている経営者や医師、セールスマン、スポーツ選手、芸術家であっても家事や育児と仕事を並行出来ている人はいないでしょう。少なくとも、わたくしは知り合いにはいませんし、見聞きしたこともありません。
たまには家事や育児もやっているでしょうが、毎日365日それを担いながら、起業をそういうレベル以上で成功させている人は聞いたことがありません。
トレードオフです!
本を執筆する時にも、トレードオフがありました。