コンサル起業直後の課題は【実績0→1】作りという話です。


わたくしは、コンサルタント起業して、約20年間、110億円を売上げました。

こんなわたくしも、最初の3年間はセールスもなかなか上手くいかず、キャッシュフローも不安定でした。


起業して、先ず取り組んだことは【実績作り】です。

売上げが欲しい、仕事が欲しいとセールスをしていると、

「あなた、実績は?」

「実績がない人には仕事を出せない」と散々言われたからですし、

当時、熱心に読んでいた成功者のビジネス書にも、

ターゲットがお金を払うことを決断する大きな判断材料は

【実績】とも書かれていたからです。


コンサルタントとして起業するというのは、大きな挑戦です。

自分の知識や経験を売りにして、クライアントに価値を提供することが求められます。


しかし、起業したばかりのコンサルタントにとって、最も難しいのは、実績を作ることではないでしょうか。


実績がなければ、信頼や評判を得ることはできません。

信頼や評判がなければ、新しい仕事を獲得することは困難です。


仕事がなければ、収入はありません。もちろん成長も期待できません。


このように、実績はコンサルタントの起業成功のカギを握っています。


どうやって実績を作ることができるのでしょうか?


わたくしの経験から言えば、先ず最初の1年間でやるべきことは、次の3つです。


1. 自分の得意分野やターゲット市場を明確にする=ターゲティング

2. 今の自分では難しそうな仕事でもセールスして請ける=実績作り

3. 無理をしてでも仕事をこなし、クライアントの満足度を高める=実力作り


これらのことを実践すれば、

実績は自然と積み上がっていきます。これらは、起業を成功させる


 


ために越えなければならない【壁】です。


1. 自分の得意分野やターゲット市場を明確にする

→最初、得意な事なんてありませんよね。これは、とりあえず出来ることをたくさん熟して、出来る→得意に変えていくしかありません。

わたくしが場合は、ネット通販のコンサル指導に集中して取り組みました。


2. 今の自分では難しそうな仕事でもセールスして請ける

→お金が必要ですよね。だったら、自信がなくてもセールスして仕事を得て、ナントカして仕事を遂行して、代金、売上げを受け取ります。ナントカするというのは、受注してから勉強するとか、仕方なく外注に出すとかしながら仕事を熟していくということです。必死さ、が必要です。外注に出しても、利益が1割残れば黒字です。


3. 無理をしてでも仕事をこなし、クライアントの満足度を高める

→時には、赤字でも仕事をします。理由は、実績作りや実力作りを目的にすればいいからです。とにかく、【実績0】を【実績1】にすることが大切です。それが、自分の自信を作ってくれますし、実績0の時と世間からの評価が全然違ってくるからです。



無理をしてでも、仕事を取らなきゃいけない時期。


無理をして仕事する必要あるの?と思われるかもしれませんが、

わたくしは無理という言葉を受け入れる必要が、この時期にはあると想います。


無理という言葉は、

自分の能力や可能性を、事前に制限するものです。

無理だと想っていたことでも、いざ挑戦して、やってみればできることが多いからです。もちろん、難しいですし、面倒臭さは100倍です。

健康や安全を害するような無茶は避けるべきですが、それ以外の場合は、自分にチャレンジしてみることが大切だと想います。


なぜなら、あなたの可能性を拡げるからです。


実績0は、いつまで経っても、いい仕事、つまり儲かる美味しい仕事はまわって来ません。コンサルタント起業して、最初に取り組むべき一つは、【実績0→1】にすることです。




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