コンサルタント業で起業して、自社の経営を10年間以上うまくやっていくために必要なスキルについてです。

わたくしは、コンサルタント業で起業して約20年間が経ち、110億円売上げ、本も商業出版で4冊出すことが出来ました。

今回は、自社の経営と現場でコンサルティング業務の両方で成果を出すために必要な具体的なスキルや作業について、わたくしの実践例を交えて解説したいと想います。

コンサルタント業で起業するということは、
自分の専門性や価値をクライアントに提供するだけでなく、自分の会社を運営するということでもあります。コンサルタントであり、社長、経営者という立場です。

1. マーケティングスキル
自社のサービスや商品をお客様に知ってもらうためには、マーケティングスキルが必要です。云ってみれば、集客スキルですし、営業スキルです。

マーケティングスキルとは、市場調査や競合分析、ターゲット設定やニーズ分析、販促戦略やブランディングなど、ターゲットや見込み客に自分を魅力的に見せるための手法です。

マーケティングスキルを身につけるためには、以下のような作業が有効です。
・自社の強みや差別化要素を明確にする
・ターゲットの課題やニーズを把握する
・市場やターゲットのセグメントやペルソナを作成する
・自社のコンサル指導サービスや商品の価値提案を考える
 ・自社のコンサル指導サービスや商品を紹介するwebサイトやブログ、TikTok、YouTube、X、Threadsなどのメディアを作成する
・SEOや口コミなどの集客方法を活用する
・広告を運用する
・CRMなどの顧客管理方法を活用する
・アクセス解析やKPI設定などの効果測定方法を活用する

2. マネジメントスキル
自社の経営を行うためには、マネジメントスキルは必須です。
マネジメントスキルとは、目標設定や計画立案、資金調達や資金繰り管理や人事管理、リスク管理や品質管理などで事業の運営を問題なく効率的にするための方法論です。
マネジメントスキルを身につけるためには、以下のような作業が有効です。
・自社のビジョンやミッションを明確にする
・自社の目標や戦略を策定する
・自社の組織や外注先との役割分担を決める
・自社の予算や資金調達を計画する
・自社の人材採用や、自社及び外注先の教育を行う
・自社のリスクや問題点を特定し、対策を立てる
・自社のコンサル品質や顧客満足度を向上させる
・自社のパフォーマンスや改善点を評価する

3. コンサルティングスキル
コンサル指導案件を受注して、現場でコンサルティング業務を行うためには、コンサルティングスキルが必要です。
コンサルティングスキルとは、ヒアリングや分析、提案や実行、報告やフォローなど、クライアントの問題や課題を解決するための方法論です。
コンサルティングスキルを身につけるためには、以下のような作業が有効です。
・ クライアントの業界や企業、課題や目標を理解する
・クライアントの現状や問題点を把握する
・クライアントのニーズや期待値を確認する
 ・クライアントに最適な解決策や提案内容を考える
 ・クライアントにわかりやすく説得力のあるプレゼンを行う
・クライアントと協力して実行計画やスケジュールを作成する
・ クライアントと連携して実施や進捗管理を行う
・クライアントに成果や効果を報告する
・クライアントにアフターサービスや改善提案を行う

以上が、
コンサルタント業で起業して、自社の経営と現場でコンサルティング業務の両方で成果を出すために必要な具体的なスキルや作業のリストです。


これからもコンサルタントとしてクライアントに価値を提供致します。


自社のマーケティングスキルでは、とにかく受注するためにどうするか、どう営業するかがテーマですし、これは経営を継続させる限り、辞められないことです。
マネージメントスキルは、会社のお金と人、そして時間の管理です。何かやろうとすれば、必ずお金、時間、人が必要だからです。生産性を高めないと倒産します。
コンサル指導のスキルは、受注したクライアントに対しての問題解決能力ですし、価値提供です。これらは盲点ですが、実は接客能力というものです。

コンサルタント起業すると、
営業してお金をまわして、コンサル指導も当然行いますから、これら3つのスキルが必要というわけです。