借金するのが嫌、怖いなら

経営者としては向いていないと判断したほうが無難です。


対策としては、

従業員、つまり労働者をするべきです。



起業家や経営者は、

事業を作る、仕事を作り出すことから始める必要があります。

この時、必ず初期費用が必要ですし、さらに運転資金が必要です。

また、

売り上がって収入を得たとしても、その中の利益が半分なら多いほうですが、場合によっては1割以下ということもありますし、何らかのの戦略や事情によって、売上げの中に利益が1円もナイということも少なくありません。



コンサルタント業の場合でしたら、軌道に乗るまでの初期に非常に苦労するでしょうし、

ネット通販業の場合は、多額な売上げを見込めますが、初期費用も運転資金もそれなりに必要です。売上げが入金されるタイミングと仕入れや送料、人件費などの支出するタイミングが合わず、借入金をしないと一時的に資金ショートすることは売れ始めたネットショップには普通によく起こることです。



借入金は、苦労を減らす、時短する目的で使います。

つまり、ショートカットやタイムマシーンの役割を担ってくれるのが、借金する目的です。



借金は、借りられるだけ最大限にすればいいもので、返済し切るのは

金融機関の儲け、銀行員の立場を理解していないイマイチ経営者です。

ですので、

何の事故も起こしていないのに

繰り上げ返済しようとするのは愚の骨頂という訳です。


・事業の規模を大きくする

・設備導入をする

・何か新しい事業や新商品を投入する


という場合、


妄想で終わらせないようにするには、

必ず、

【お金】が必要になります。



何をやっても上手くいく起業家は、

何かやろうという時、必ず数字のことを考え合わせています。


数字とは、コストですし、売上げ見込みです。初期費用と運転資金も計算します。


お金がかからないで、何かをするということは、ほとんど無理だからです。


初期費用を用意して、運転資金の目処が立てられた時点で、やっと具体的な試みをすることが可能になります。



経営状態をV字回復させたい!と想っているなら、

そのための種銭をどれだけ用意出来るかにかかっております。



ハッキリ言って、

何で起業するとしても、どんな新サービスを導入する時でも、

成果である売上げ結果の大きさは、種銭の大きさに強く影響を受けるものです。



成功者は、種銭を普通、借金で主に用意するものです。クラウドファンディングでは事業を展開していくだけのまとまった資金を集めるのは難しいからです。



借金するのが嫌なら、社長になるのは向いていません。