お金儲け、つまりビジネスをやっていく、
しかも、労働者という"雇われ"ではなくて、
小さくてもビジネスオーナーとしてやっていく場合、
・個人事業主(もちろん開業届 済)
・法人
そして、論外な立場として、開業届を出さずにやっている人たちもいます。
結論から言ってしまうと、
個人事業主の立場では、医師や弁護士などの士師業以外ではうまくいきません。
なぜ、ネット通販業をやる時、個人事業主では多くの人たちが失敗しているのか?
わたくしのクライアントたちは、みな法人です。出会った時点で、個人事業主であれば、コンサル指導をスタートして、おおよそ3カ月以内には、法人設立を済ませて、本気で闘いに向かいます。
個人事業主で、失敗している人たち
の理由のホントのホントの所をまとめると、
次の3つに絞ることが出来ます。
逆説的に云うと、
その3つをクリアしている個人事業主はうまくいっているという事です。
1.信用されない
2.プロ意識が少ない
3.資金調達出来ない
1.信用されないとは
仕入れや調達、倉庫や配送業など取引先からも、一般消費者からも、ほぼ全面的な信用というものを得られません。
1年後にもネット通販事業をやっているのか、いつの間にか逃げているとか、ビジネスを辞めてしまうのだろうと思われてしまっております。
信用されていないので、決済方法を取引先から前払いやキャッシュオンデリバリーを求められますし、アフターケアーや継続性が心配になる消費者からのコンバージョン率が下がります。
2.プロ意識が少ないとは
一言で言ってしまうと【本気】ではない。覚悟を決めていないということです。細かな税金を気にして、法人設立をしない人もいるのですが、本気でビジネスをすると決めていれば、最低限の少額の税金などは気にならなくなるものです。
本気ではないので、自分にとって難しいテーマにトライしたり、チャレンジすることから逃げます。
取引先も消費者も、無責任さを感じるやいなや、距離を取ります。
3.資金調達出来ないとは
ネット通販ビジネスに限らず、例えば、立ち上げ期、そして最初の3年間や注文が殺到して大ヒットした時、新商品を投入する時などのタイミングで、一時的に資金ショートが起きるものです。
そんな時は、大企業ならもちろん、中小企業でも借入金で運転するのは当たり前なのですが、法人と比べて、個人事業主には大きな金額を貸してくれない事が一般的です。
お金も貸してもらい難いのですが、事務所として利用する賃貸物件も、申告書をちゃんと見せるまでは、不動産屋も不安気、怪し気でいることも少なくありません。
これらの3つは、人間関係上、ホントに本質的です。
・言ったことは、継続的にやってくれるのか?
・お互いの約束や秘密を守ってくれるのか?
・本当に本気で、関わってもいい相手なのか?
そういう所を、取引先や消費者は、
敏感に感じ取り、自分が損しそう、迷惑をかけられそうだと判断すると、遠ざかるのですが、
個人事業主って、本気の人からしてみると、とても弱々しく感じてしまうというのが、現実です。(医師や弁護士などの士師業除く)
10年間以上、
稼ぎ続けている成功者の奥さんって、
こんな人