キーをオフにしてもエンジンをきることができない車両の修理を受けました。
そんなことあるの?と思いつつ、キーをオフにしてキーを抜いても確かにエンジンがオフにならない・・
車種はSE44J型シグナスX 走行距離5万km超
所有者本人もエンジンがきれないこと症状をネットでいろいろ調べたようで、この車種はメインスイッチの接点のハンダが溶けてこういう症状が起きると原因を掴んだらしく、まずはそこから当たることにしました。
メインスイッチの裏をはぐると、確かにハンダが溶けて微妙にくっついてます。
相当な熱をもたないとハンダは溶け落ちないものですが、いろんな要因が重なってこういうことが起きるようです。
配線を切断しないように、ハンダごてやリューターなどでつながった部分を分離
薄くなったハンダ部分を再度ハンダで盛って修理完了
またいずれ溶け落ちてくっついてしまうのかもしれませんが、対策のしようがないので症状と修理の経緯を説明をしっかりしてお渡ししました。