NGKからイリジウムプラグより、もう1ランク上のプラグが発売されています。
その名もMoto DXプラグ
レスポンスに優れ、燃焼効率の向上により燃費も改善
さらにロングライフ
一般プラグだけでなく、イリジウムプラグよりも性能が良いらしいです。
キャブ車にイリジウムプラグを装着した人は、皆「始動性が良くなった。他はよく分からんかなぁ」と言い、CT125にMotoDXプラグを装着した人は「上り坂で力強くなった気がする。気のせいかと思ったけど、気のせいじゃない」と、一般プラグと比べて良い声は聞きます。
大排気量FI車に装着しても変化を体感できないであろうと思いつつ、どうせ変えるなら良い物を言うのは趣味の世界では普通なこと
と言うことで、走行距離も1万kmを超えた私物のmyバイクであるMT09SPのプラグをMotoDXに交換することにしました。
タンク、エアクリーナーボックス、ダイレクトイグニッションコイルをサクっと外し、プラグ交換直前まで作業を進めました。
以前、スロットルボディの清掃で分解したことがありますが、このバイクはとにかく分解がしやすいです。
プラスドライバー、六角レンチ3種類があればここまでばらせますし、ネジ類も20本程度(うちエアクリーナーボックス蓋のタッピング10本)外すくらいで、30分もあればここまでばらせます。
スペースやクリアランスも充分余裕があり、作業もしやすいのも良い所です。
外した純正プラグ
1万kmくらいでは見た目では劣化は分からないです。
一応メーカーでは3000km~5000kmが交換の目安ですが、常に全力全開高回転キープの50ccスクーターでもない限りは倍くらいでも問題はなさそうです。
こちらはエアフィルター
少し表面が黒ずんで虫が張り付いているくらいで、パッと見では大した汚れてなく、まだ使用可能に見えます。
フィルターを広げてみると、どの隙間にも結構な量のゴミと虫が張り付いています。
メーカーでは2万kmが交換の目安(ビスカス式エアフィルター)になっていますが、1万kmを超えた辺りで交換を考えても良さそうです。
しかし吸気口はエアクリーナーボックスの真上にありその上にはガソリンタンク、ゴミや虫が入り込みそうな隙間はないのにすごい吸引力です。
ついでにスロットルボディの清掃
このモデルではそこまで影響はないようですが、スロットルボディに汚れが溜まると始動性が悪くなる等の症状が出るようです。
元通りに組んでエンジン始動してみましたが、始動性やアイドリングには変化なし
体感できる何かはないであろうと思っていても、後は乗ってみて何か変化があれば良いかなとちょっとした期待があったりもします。