☆撮影はカウンセリングと隣り合わせ☆ | ❁写真というツールを使ってママと子どもの心を整える❁心を写すキッズフォトグラファートット先生のブログ
こんにちは♡


千葉、東京、オンラインで活動中、ビューティーアップアーティスト、トット先生こと、福永ともみです♡








子供写真館に来た、10歳の女の子。


パパとママと、弟と来ていた。


弟が先に撮影をしていて、少ししたら、10歳の女の子がシクシクと泣き始めた。


それに気付いてすぐに声をかけたらママが、『撮影したくないと言ってるんです…』と教えてくれた。


赤ちゃんや小さい子ではないので、遊んだりお菓子で誤魔化せる訳ではない。


この子に必要なのは、『話を聞く』って言うことだ、と思った。




少し話をしたら、表情が柔らかくなったのがわかって、そのタイミングでパパとママと弟が席を外してくれた。


そこから、少しずつ話をして。


何が嫌なのか、どこが辛いのかを少しずつ聞いた。


私は、『お姉さんはね、女の子を可愛く撮るのがとっても上手なの。絶対に可愛く撮ってあげるから撮ってみない?』と目を見て伝えた。


話をして行くうちに、"これだったら撮れる"っていう気持ちが見えて来たので、提案をしていくうちに、涙が止まらなかった女の子がスタジオに入ってくれた。


そこからは早かった。


コミニュケーションを取っていくうちに、歯を見せて笑ってくれるようになった。


元々、スタイルもよくて、美人さんの女の子。
背比べしたらトット先生とほぼ同じ身長だったよ笑


どんどん素敵な表情になって、最後には爆笑の写真も撮らせてくれた。





私は、100%女の子の意見を尊重したのね。


パパやママに、『こんな方法で撮らせて下さい。撮影風景は見れませんが、写真が出来上がったらお楽しみ頂けるようにしますので。』とお願いをして。


女の子は多くを語らないし、どう感じてるのかは答え合わせが出来ない。


それがカウンセリングに似てるなぁ、隣り合わせだなぁと思った。


いい写真を撮るだけじゃなくて、コミニュケーションがまず大事。


心を開くから、いい写真が撮れる。




女の子は、私が思うに、どう表現していいかわからないし、家族にそんな顔を見られたくないし、とっても不安になってしまったのかな。


着物やドレスは着れて嬉しいけど、どんな顔をしていいかわからなくて、辛くなっちゃったのかな。


なんだか、話を聞いていたらそんな思いが少しだけわかったような気がして。


私に関わってくれたのだから、私に撮影をさせてくれるのだから、『楽しかった!来てよかった!』って思って貰えると信じて、撮影をした。


最初は、泣き顔だった女の子の笑顔が見れて、こっちが涙が出るほど嬉しかったな。














 
 
ハートオープンカウンセリングは準備中です
image